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mineo「マイそく」レビュー。低~中速通信のみでどこまで使える?【メリット・デメリット】

マイそくイメージ mineo
本記事はアフィリエイト広告を含みます。

「マイそく」は独自路線が人気の格安SIMであるmineo(マイネオ)が提供している料金プランです。

一般的なプランと違い、高速通信は原則使えません。

その代わりに最大32kbps~3Mbpsのデータ通信が使い放題です。

例によって完全に無制限というわけではなく、平日お昼は32Mbpsに制限されます。

それさえ気を付ければそこそこの速度かつ格安でデータ通信を好きなだけ使える魅力的なプランです。

本記事ではマイそくを使っている筆者が、実際の使い勝手や注意手などをレビュー・解説していきます。

mineoのレビューは別記事をどうぞ。

この記事を書いた人
吾妻かずき

格安SIM・スマホ(とくにモトローラ)が好きなライターです。格安SIM歴は9年を越え、その経験を生かしてスマホライターとして活動しています。

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mineo「マイそく」の概要

マイそくには月額料金・速度が異なる4つのコースが用意されています。

プラン月額料金最大通信速度
スーパーライト※250円32kbps
ライト660円300kbps
スタンダード990円1.5Mbps
プレミアム2,200円3Mbps
※2023年2月22日スタート予定

いずれのコースも従来プラン「マイピタ」よりも通信速度が制限されています。

その代わりに平日12~13時の制限などを除き、原則データ通信が使い放題です。

「速度はそこそこで良いので、格安でデータ通信をたくさん使いたい」人に向いてます。

2023年1月31日に、新プラン「スーパーライト」が発表されました。

32kbpsの超低速通信しか使えませんが、月額料金は250円と安めです。

デュアルもシングルも月額料金が同じ

音声通話SIMとデータSIM

マイそくには機能が異なる2つのSIMタイプが用意されています。

  • デュアルタイプ
    音声通話、SMS、データ通信が使える
  • シングルタイプ
    データ通信のみ使える(SMSはオプションで追加可能)

デュアルタイプはデータ通信だけでなくSMSも音声通話も使えます。

一般的な格安SIMでは、音声通話機能が付いているSIMの月額料金がデータ通信のみのSIMより高めです。

しかし、マイそくではどちらを選んでも月額料金が変わりません。

基本的には音声通話機能が付いているデュアルタイプを選びましょう。

音声通話機能を付けても解約時に契約解除料はかかりません。

なお、スーパーライトは音声通話SIMのみです。

24時間データ使い放題あり

マイそく専用オプションとして「24時間データ使い放題オプション」が用意されています。

1回198円でマイピタと同じ高速通信が24時間使い放題です。

auの格安プランであるpovo2.0のトッピングに似ていますね。

どうしてもマイそくで高速通信を使いたい場合は、24時間データ使い放題オプションを活用してください。

外出先で仕事したい時や、Wi-Fiがない帰省先で使う際に便利です。

24時間データ使い放題オプションはmineoアプリからオンにできます。

使いたいときにワンタッチで利用できるのは便利ですね。

mineoアプリ
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マイそくを実際に使ってみた

低~中速通信が使い放題のマイそくですが、高速通信なしでどこまで利用できるのでしょうか?

マイそくを契約し、実際に試してみました。

スタンダード:普通に使える

まずは1.5Mbpsの通信が使える「スタンダード」からです。

平日12~13時以外の実測値は理論値通り、おおむね1.5Mbpsの速度が出ています。

マイそく スタンダードでいろんな用途を試してみました。

その結果を簡単にまとめています。

用途使った感想
WEBブラウジング◎:ストレスなく使える
スマートニュース〇:快適だが画像の読み込みはやや遅い
Twitter〇:画像はやや読み込みが遅いが快適
Instagram〇:やや読み込みが遅いが許容範囲内
YouTube(480p)◎:止まることなくスムーズに再生
YouTube(720p)△:基本スムーズだがたまに止まる
YouTube(1080p)×:頻繁に再生が止まる
Apple Music◎:止まることなくスムーズに再生
radiko〇:読み込みが終わればスムーズに再生
Google Map◎:拡大・縮小時もスムーズに表示
アプリのダウンロード△:数十MBの軽いアプリならOK
Box(クラウドストレージ)〇:画像数枚程度のアップロードはすぐ完了
テザリング(パソコン)〇:ドキュメント作成など軽い用途は問題なし

ブラウジングやSNSなどの軽い用途は快適です。

画像の読み込みはやや時間がかかりますが、テキストの閲覧に支障はありません。

動画視聴も、標準画質であれば止まることなくスムーズに再生されます。

通信量を気にしなくてよいので、ストレスフリーでデータ通信が使えます。

アプリのダウンロードは容量が少ないものなら大丈夫ですが、100MB以上になると時間がかかりますね。

参考までに、27MBのGoogle Authenticatorをダウンロードするのにかかった時間は約32秒でした。

マイそくでアプリをダウンロード

マイそくはテザリングももちろんOKです。

ブラウジングやGoogleドキュメントによる書類作成、チャットアプリでのやりとりなど軽い用途なら全く問題ありません。

本記事も半分くらい、カフェでマイそくのテザリングを利用して執筆しました。軽い作業ならテレワークもOKです。

高速通信に比べると、どうしても使い勝手は劣ります。

それでも、それなりに使える回線が月額990円でほぼ無制限なのは魅力的です。

平日のお昼さえカバーできるなら、メイン回線としても十分おすすめです。

プレミアム:SNSも動画も快適

続いて3Mbpsの通信が使える「プレミアム」を試してみました。

mineoアプリでのプレミアム表記

こちらもほぼ理論値通りの速度が出ています。

マイそく プレミアムでも、いろんな用途を試してみました。

その結果を簡単にまとめています。

用途使った感想
WEBブラウジング◎:画像が多いサイトもスムーズ
スマートニュース◎:ストレスなくサクサク閲覧できる
Twitter◎:画像の読み込みもスムーズ
Instagram〇:ストレスなく使える
YouTube(480p)◎:全く問題なし
YouTube(720p)◎:全く問題なし
YouTube(1080p)〇:概ね快適だがたまに再生が止まる
YouTube(4K)△:再生はできるが止まることが多い
Apple Music◎:ロスレス設定でも止まることなく再生
radiko◎:止まることなくスムーズに再生
Google Map◎:拡大・縮小もスムーズ
アプリのダウンロード△:数十MBの軽いアプリならOK
Box(クラウドストレージ)〇:画像もサクサクアップロードできる
テザリング(パソコン)〇:文書作成や軽いファイルの共有もOK

プレミアムではほとんどの用途が快適でした。

4K動画の再生や大容量ファイルのダウンロードといったヘビーな用途を除けば、遅くて困ることはありません。

テザリングでパソコンを接続すればテレワークもOKです。

この見出しも、テザリングで接続したパソコンでYouTubeを再生しつつ執筆しました。

基本的にマイそくは他のSIMとの併用がおすすめですが、プレミアムなら単体でもイケそうなくらい快適です。

ネックは2,200円という月額料金でしょうか。

たいていの用途は快適にこなせますが、やはり高速通信に比べると遅めです。

しかも速度制限の内容は他プランと変わりません。

  • 平日お昼は32kbpsに制限される
  • 直近3日間で10GB以上使っても制限される可能性あり

これで月額2,200円を高いとみるか、妥当とみるかで評価が分かれるでしょう。

筆者的には「妥当かな」と思います。

でも、本音を言うと1,000円台になってほしいですね。

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ライト:最低限の用途のみ

次は300kbpsの通信が使える「ライト」を試してみました。

実測値は250~270kbps前後と、こちらもほぼ理論値通りです。

ライトでもさまざまな用途を試しましたが、やはりスタンダードに比べると出来ることは限定的です。

用途使った感想
LINEのトーク〇:スタンプもスムーズに表示
WEBブラウジング△:読み込みにかなり時間がかかる
スマートニュース△:画像・動画の表示は遅いが閲覧は可能
Twitter△:画像・動画の表示は遅いが閲覧は可能
Instagram△:画像・動画は表示が遅い
YouTube(144p)〇:スムーズに再生できる
YouTube(360p)△:たまに止まることもあるが一応再生できる
YouTube(480p)×:頻繁に再生が止まる
YouTube(720p)×:長い読み込みが入り頻繁に再生が止まる
Apple Music〇:「高効率」品質ならスムーズに再生
radiko△:読み込みが長いが再生はスムーズ
Google Map△:表示までかなり時間がかかる
アプリのダウンロード×:数MBのアプリもダウンロードに時間がかかる
Box(クラウドストレージ)△:画像数枚のアップロードが限界
テザリング(パソコン)△:ブラウジングやドキュメント編集も一苦労

ライトで快適に利用できたのはLINEのトーク、YouTube(144p)、Apple Musicくらいでした。

YouTubeは360pなら何とか再生できますが、480p以上はまともに再生できません。

SNSは画像や動画の表示こそ遅いものの、閲覧は可能です。

TwitterはOKですが、画像がメインのInstagramには向きませんね。

アプリのダウンロードやテザリングでの作業も厳しいでしょう。

マイそくライトは電話がメインでデータ通信をほとんど使わない人や、ラジオ・音楽再生専用として使いたいにおすすめです。

マイそく ライトがおすすめの人
  • 電話がメインでデータ通信をほとんど使わない人
  • ラジオや音楽を長時間、再生したい人
  • 最低限のやり取り(LINEのトークやメール)ができる予備回線が欲しい人

とりあえず予備として安く済ませたいなら、スーパーライトも検討しましょう。

スーパーライト:ほぼ何もできない

最後に月額250円で維持できるスーパーライトですが、こちらは遅すぎてほとんど何もできません。

用途使った感想
LINEのトーク△:利用できるが表示にラグがある
WEBブラウジング△:文字だけのページも読み込みがかなり遅い
スマートニュース×:まともに表示・更新されない
Twitter△:文字だけなら表示されるがかなり遅い
Instagram×:遅すぎて表示に失敗する
YouTube(480p以上)×:再生画面までたどり着かない
Apple Music×:再生できず
radiko×:読み込みが長く再生画面までいけない
Google Map×:まともに表示されない
アプリのダウンロード×:数MBのアプリもDLにかなり時間がかかる
Box(クラウドストレージ)×:画像1枚のアップロードにかなり時間がかかる
テザリング(パソコン)×:繋いでもほとんど何もできない

32kbpsは遅すぎて、ほとんどの用途をまともに使えませんでした。

せいぜいメール・LINEのトーク(文字のみ)くらいでしょうか。

音声通話専用や完全な予備など、データ通信を使わない場合のみ利用しましょう。

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マイそくの注意点

マイそくを利用する際は以下の点に注意してください。

マイそくの注意点
  • 平日の12~13時は最大32kbpsに制限
  • 3日間で10GBの速度制限あり
  • ゆずるね。は利用できない

平日の12~13時は最大32kbpsに制限

平日の12~13時はマイそくの最大通信速度が32kbpsに制限されます。

マイそくの実測値(平日お昼)
実際には20kbps前後しかでないことも

一般的な格安SIMでは速度制限にかかっても最大200kbpsで通信できます。

大手キャリアの一部プランはもっと遅いですが、それでも128kbpsです。

それを考慮すると、32kbpsはかなり厳しい制限と言えます。

OCNモバイルONEの低速制限とほぼ同じです。

平日お昼にマイそくだけで過ごそうと思いましたが、無理でした。

動画視聴やSNSどころか、Yahoo!のトップ画面すらまともに表示されません。

平日のお昼にスマホを使う場合、マイそくだけだと不便ですね。

3日間で10GBの速度制限あり

マイそくでは直近3日間に10GB以上のデータ通信を利用した場合も一時的に速度制限がかかります。

制限中の速度は平日お昼と同じ32kbpsです。

マイそくでも無制限に使い放題というわけではない点には注意してください。

とは言え、よほどヘビーな使い方でなければ制限にかかることはありません。

例えば動画再生(標準画質)なら、10GBで約20時間利用できます。

用途10GBで利用できる目安
Webサイト閲覧約30,000ページ
音楽ストリーミング約115時間
動画再生(標準画質)約20時間
データ通信約15時間(1.5Mbps)の場合
引用元:mineo公式サイト

筆者も音楽ストリーミングを長時間利用することがありますが、今のところ速度制限にかかったことはありません。

ゆずるね。は利用できない

マイそくでは「ゆずるね。」が利用できません。

ゆずるね。は平日お昼にデータ通信を控えることで特典を受けられるサービスです。

深夜に使い放題になる「夜間フリー」や1日使い放題の「プレミアム1DAYパス」といった特典があります。

1ヶ月間、夜間にデータ通信が使い放題の夜間フリーはとくに便利です。

平日に32kbpsの速度しかでないマイそくなら容易に条件を達成できそうです。

しかし、残念ながらマイそくユーザーはゆずるね。を使えません。

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マイそくの口コミ

マイそくを利用している他のユーザーの口コミも集めてみました。

速度が制限されるとはいえ、格安でデータ通信使い放題はやはり好評ですね。

普段使いはもちろん、帰省や旅行などWi-Fi環境がない場所へ行くときも役に立ちます。

筆者もWi-Fi環境がない義祖母の家へ行った際にマイそくを利用しました。

一方で「遅い」「急いでいるときは間に合わない」という口コミも。

速度重視ならマイそくを使うべきではありませんね。

32kbpsはもはや速度制限ではなく使い物にならないという意見もあります。

これについては筆者も同意です。

「平日12~13時はほぼ使えない」と思っておきましょう。

阿部寛さんのサイトは閲覧できるようです

パケット放題 Plusとの違いは?

mineo

パケット放題 Plusはマイピタで1.5Mbpsのデータ通信が使い放題になるオプションです。

マイそくのスタンダードと似ていますが、次のような違いもあります。

比較項目マイそく スタンダードパケット放題 Plus
月額料金990円シングル:1,265円~
デュアル:1,683円~
高速通信使い放題オプション時のみ利用可利用可
平日お昼の速度制限あり(32kbps)なし
直近3日の速度制限あり(32kbps)あり(200kbps)
24時間データ使い放題利用可利用不可
ゆずるね。利用不可利用可

月額料金はマイそくが割安です。

とくにデュアルタイプの場合はマイピタ1GB+パケット放題 Plusより約700円安くなります。

一方、パケット放題 Plusは平日お昼の制限がありません。

直近3日で10GBの制限さえ気を付ければいつでも1.5Mbpsの速度で使い放題です。

パケット放題 Plusは制限時でも200kbpsの通信が使えるので、まだ実用的です。

また、パケット放題 Plusはいつでも高速通信に切り替えられます。

マイそくで高速通信を使う場合は330円の24時間データ使い放題が必須です。

「基本は1.5Mbpsで良いけど定期的に高速通信も使いたい」という人ならパケット放題 Plusが向いています。

マイそくとパケット放題 Plusの選び方
  • マイそくがおすすめの人
    なるべく安く使いたい、平日お昼はスマホを使わない
  • パケット放題 Plusがおすすめの人
    平日お昼もスマホを使う、高速通信もそれなりに使う
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まとめ

mineo(マイネオ)

以上、mineoの料金プラン「マイそく」のレビューでした。

マイそくのおさらい
  • スタンダードは月額990円で1.5Mbps
  • プレミアムは月額2,200円で3Mbps
  • ライトは月額660円で300kbps
  • スーパーライトは月額250円で32kbps
  • 1回330円で24時間データ使い放題オプションが使える
  • プレミアムはほとんどの用途が快適
  • スタンダードはSNSや動画視聴(標準画質)も快適
  • ライトは低画質の動画や音楽再生など最低限の用途のみ
  • 平日お昼/スーパーライトは32kbps制限でほぼ利用不可
  • 直近3日で10GB以上使っても一時的に制限
  • 高速通信も使うならパケット放題 Plusも検討

マイそくは最大通信速度が制限される代わりに、格安でデータ通信が使い放題になります。

4つのコースがありますが、個人的なおすすめは1.5Mbpsのスタンダードです。

もちろん完全に無制限ではありません。

平日お昼は最大32kbpsに制限されますし、直近3日の速度制限もあります。

それでも月額1,000円以下でデータ通信がほぼ使い放題なのは魅力的と言えます。

お昼はスマホを使わない人、速度は多少遅くても通信量を気にしたくない人にはマイそくがピッタリですよ。

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