ソフトバンクの新料金プラン「LINEMO」のスタートに伴い、LINEモバイルは21年3月31日で新規受付を終了することになりました。
すでにLINEモバイルを契約している人は継続して利用できます。
ただ、これを機に他社へ乗り換えようと考えている人も多いのではないでしょうか。
かく言う自分もワイモバイルへ乗り換えました。
LINEモバイルの解約はとても簡単ですが、いくつか注意点もあります。
解約前に、手順と注意点を把握しておきましょう。
というわけで、本記事ではLINEモバイルを解約する手順と注意点について解説します。
LINEモバイルを解約する手順
LINEモバイルを解約する手順は以下の通りです。
- WEBで解約・MNP転出手続きをする
- 他社に乗り換える(MNPの場合)
- SIMカードを返却する
LINEモバイルは他社に電話番号を引き継ぐMNPに対応しています。
電話番号そのままで乗り換えたい人はMNP転出してください。
単なる解約の場合はMNP転出ではなく通常の解約手続きをしましょう。
WEBで解約・MNP転出手続きをする
LINEモバイルは解約・MNP転出どちらの手続きもマイページから簡単に手続きできます。
サポートへ電話したり、店舗に行ったりする手間はかかりません。
マイページにログインしたら、以下の手順で解約・MNP転出手続きをしてください。
- STEP1
- STEP2
- STEP3
- STEP4
- STEP5
- STEP6
他社に乗り換える(MNPの場合)
MNPの場合はLINEモバイルで発行したMNP予約番号を利用して他社へ乗り換えてください。
手続き完了後、LINEモバイルからメールでMNP予約番号が届きます。
他社へ乗り換える際に、このMNP予約番号と有効期限を入力すればOKです。
MNP予約番号には15日間の有効期限があります。
有効期限が切れると再取得しないといけないので注意してください。
キャリアによってはMNP予約番号の有効期限が一定日数以上残っていないと乗り換えられないことがあります。
MNP予約番号を取得したら、速やかに乗り換えてください。
乗り換えが完了するとLINEモバイルは自動で解約されます。
別途、解約手続きはしなくてもOKです。
APN構成プロファイルを削除する(iPhoneの場合)
iPhoneでLINEモバイルを利用していた人は、乗り換え完了後にLINEモバイルのAPN構成プロファイルを削除しておきましょう。
LINEモバイルのAPNを削除後、利用するキャリアのAPN構成プロファイルをインストールしてください。
キャリアによってはAPN構成プロファイルをインストールせずに使えます。
SIMカードを返却する
最後にSIMカードの返却です。
解約・MNP転出が終わったらSIMカードを以下の住所へ返送してください。
〒272-0001千葉県市川市二俣678-55ESR市川ディストリビューションセンター3F 南棟LINEモバイル株式会社 返却窓口
SIM台紙にSIMカードを張り付けて送りましょう。
100均で売っている透明な袋とかに入れておけば完璧です(ここまでしなくていいでしょうが)。
送料は自己負担です。
なるべく送料が安くなる方法で送りましょう。
おすすめは次の3つです。
- 普通郵便:84円
- ミニレター:63円
- クリックポスト:198円
とにかく安くしたい人はミニレターがおすすめです。
専用封筒を買うのが面倒なら普通郵便を使いましょう。
クリックポストは少し高いですが追跡番号でちゃんと届いたことが分かります。
筆者はチキンなので、いつもクリックポストです(笑)
LINEモバイルを解約する際の注意点
LINEモバイルを解約する際の注意点をまとめました。
解約手数料がかかることがある
LINEモバイルを解約する場合は解約手数料がかかることがあります。
プラン | 解約手数料 |
---|---|
ベーシックプラン | 1,100円 |
旧プラン(音声通話SIMのみ) | 課金開始日から1年以上経過:無料 課金開始日から1年以内:1,100円 |
2020年2月にスタートしたベーシックプランを解約する場合は1,100円の解約手数料がかかります。
音声通話SIMはもちろん、データSIM・SMS付きデータSIMも対象です。
旧プラン(LINEフリー、コミュニケーションフリー、MUSIC+プラン)には1年間の最低利用期間があります。
最低利用期間内に解約する場合も、1,100円の解約手数料の負担が必要です。
1年経過してから解約すれば解約手数料はかかりません。
旧プランのデータSIMとSMS付きデータSIMはいつ解約しても解約手数料は無料です。
解約月の料金は日割りされない
LINEモバイルは月途中で解約しても料金が日割りされません。
月途中で解約手続きしても、1ヶ月分の月額料金が全額かかります。
できる限り月末に解約するのがおすすめです。
MNPの場合、月末に乗り換えようとしすぎて月を跨ぐと余計に1ヶ月分の月額料金を支払うことになります。
月末ギリギリではなく、余裕を持って20日前後には手続きしましょう。
一度解約手続きするとキャンセル不可
LINEモバイルで一度解約手続きするとキャンセルできません。
手持ちのSIMカードで再契約も不可です。
MNPの場合、MNP予約番号を発行しても乗り換えなければそのまま使えます。
「やっぱり乗り換えるの止めようかな」と思った場合はそのまま使い続ければOKです。
乗り換え手続きが完了した場合はキャンセルできません。
LINEモバイルは新規受付を終了しているため、再契約は不可能です。
新規受付終了後の解約は慎重に判断してください。
解約月の翌々月まで請求がくる可能性がある
LINEモバイルを解約してから翌々月までは請求がくる可能性があります。
月額基本料は利用月の翌月に請求されますが、通話料金が請求されるのは利用月の翌々月です。
そのため、解約月に電話していた場合は解約した翌々月に請求が来ます。
解約してから遅れて請求が来ることを覚えておきましょう。
とくに支払いをLINE Payカードにしている場合は残高不足に注意してください。
契約者が死亡した場合はカスタマーセンターへ電話する
万が一、契約者が死亡した場合はマイページではなく電話で解約します。
以下のカスタマーセンターへ電話してください。
LINEモバイル カスタマーセンター0570-087-275受付時間:10:00-19:00(年中無休)
2021年4月からはMNP転出手数料が無料
2021年4月以降、LINEモバイルのMNP転出手数料が無料になることが分かりました。
- 2021/3/31(水)23:59まで:3,300円
- 2021/4/1(木)0:00以降:0円
急ぎでない人は2021年4月以降にMNP転出しましょう。
まとめ
以上、LINEモバイルを解約・MNP転出する手順と注意点について解説しました。
- LINEモバイルの解約・MNP転出はマイページから
- SIMカードの返却が必要
- 1,100円の解約手数料がかかることがある
- 解約月の料金は日割りされない
- 解約を申し込むとキャンセルできない
- 解約月の翌々月まで請求がくる可能性がある
LINEモバイルはマイページから簡単に解約できます。
いつでも好きなタイミングで手続きできますし、引き留めなどないので気楽です。
注意点も何個かありますが、以前のような高額な違約金はなくなりました。
そう考えると、現在はそこまで大きな注意点はありませんね。
サクっと解約してしまいましょう。
解約後は同じくLINEが使い放題のLINEMOがおすすめです。