9月にスタートしたauの格安料金プラン「povo2.0」をさっそく契約しました。
最初はiPhone 13 miniで使う予定でしたが、MNPがエラーでうまくいかないため断念。
新規契約し、ジョギング用に使っているRakuten miniで使うことにしました。
Rakuten miniは公式の対応端末一覧にも掲載されており、問題なく使えます。
ただ、いざ使おうとするとAPN設定が必要など思ったより手間がかかりました。
検索すると意外に情報がなかったので、本記事ではRakuten miniでpovo2.0を使う手順と注意点を解説します。
Rakuten miniでpovo 2.0を使う手順
Rakuten miniでpovo2.0を使う手順は以下の通りです。
- povo 2.0を申し込む
- eSIMを有効化する
- Rakuten miniでeSIMを設定する
povo 2.0を申し込む
まずはpovo2.0を申し込みましょう。
申し込みはpovo2.0アプリで行います。
各アプリストアから「Rakuten mini以外の端末」にpovo2.0アプリをダウンロードしてください。
Rakuten miniに入れてももちろんOKです。
ただスペックが低いので申し込みしづらいですし、eSIM有効化の際には別の端末にQRコードを表示しないといけません。
申し込みはRakuten mini以外の端末でするのがおすすめです。
本記事でも申し込みからeSIMの有効化までは別端末で作業する前提で解説します。
povo2.0アプリをインストールしたら起動し、手続きを進めてください。
- STEP 1
- STEP 2
- STEP 3
- STEP 4
- STEP 5
- STEP 6
- STEP 7
- STEP 8
- STEP 9
- STEP 10
- STEP 11
- STEP 12
- STEP 13
- STEP 14
- STEP 15
これでpovo2.0の申し込みは完了です。
本人確認が終わるまで待ちましょう。
eSIMを有効化する
次にeSIMの有効化です。
本人確認が完了すると「【povo】本人確認完了のお知らせ」というメールが届きます。
このメールが届いたらeSIMを有効化し、Rakuten miniで読み込むためのQRコードを表示します。
※何枚かスクショを取り忘れています、すいません。
- STEP 1povo2.0アプリを起動し[eSIMを発行する]をタップします。
- STEP 2[次へ]をタップしてください。
- STEP 3
- STEP 4
ここまでで「Rakuten mini以外の端末」での操作は終わりです。
ちなみに、このQRコードの下にアクティベーションコードが表示されます。
QRコードを入力する代わりにこのコードを入力してもeSIMの設定ができるようです。
僕はQRコードで設定したので未確認ですが、Rakuten mini以外のスマホを持っていない人はそちらで試してみてください(そんな人は少ないでしょうが)。
Rakuten miniでeSIMを設定する
ここからはRakuten miniでの操作です。
- STEP 1設定アプリを起動し[ネットワークとインターネット]をタップしてください。
- STEP 2
- STEP 3
- STEP 4
- STEP 5
- STEP 6
- STEP 7
- STEP 8
- STEP 9
- STEP 10
- STEP 11
- STEP 12
- STEP 13
- STEP 14
データ通信・音声通話どちらも問題なく使えました。
テザリングも問題なし。
モバイルルーターとしても良いですね。
Rakuten miniでpovo2.0を使う際の注意点
大したことではありませんが、Rakuten miniでpovo2.0を使う際は注意点が2つあります。
後期ロットは対応バンドが少ない
Rakuten miniのうち、後期ロットは対応バンドが少ない点に注意してください。
実は同じRakuten miniでも発売時期によって3つのロットが存在します。
どのロットかは製造番号(IMEI)で判別可能です。
- 初期ロッド:製造番号351676110356708以前の製品
- 中期ロッド:製造番号351676110356716~351676110680487の製品
- 後期ロッド:製造番号351676110682491〜351676113417929の製品
スペックは全く同じです。
しかし、ロットによって対応バンドが異なります。
ロットごとの対応バンド(4G回線のみ)は以下の通りです。
FDD/TD-LTE | 初期ロット | 中期ロット | 後期ロット |
---|---|---|---|
Band 1 | 〇 | 〇 | – |
Band 3 | 〇 | 〇 | 〇 |
Band 4 | – | – | 〇 |
Band 5 | – | 〇 | 〇 |
Band 18 | 〇 | 〇 | 〇 |
Band 19 | 〇 | 〇 | 〇 |
Band 26 | 〇 | 〇 | 〇 |
Band 28 | 〇 | 〇 | 〇 |
Band 38 | – | 〇 | 〇 |
Band 41 | 〇 | 〇 | 〇 |
povo.20(au)でとくに重要な周波数は1/18/26の3つです。
初期・中期ロットはいずれも対応していますが、後期ロットはBand 1に対応していません。
Band18/26に対応しているのでpovoの利用はできますが、電波の掴みが悪い恐れがあります。
もしこれからRakuten miniを買うなら、可能であれば初期ロットか中期ロットを購入してください。
電話番号が表示されない
これはRakuten miniだけでなくpovo2.0全般(?)の問題みたいですが、なぜか端末で電話番号が表示されません。
SIM画面には表示がなく、端末情報でも「不明」になっています。
電話番号はpovo2.0アプリから確認してください。
電話をかけた場合はちゃんと電話番号が通知されていました。
Rakuten HandやBIGでも使える
povo2.0はRakuten miniだけでなく、以下の楽天オリジナル端末でも使えます。
- Rakuten BIG s
- Rakuten Hand 5G
- Rakuten Hand
- Rakuten Mini
- Rakuten BIG
ただし、Rakuten BIG sとRakuten Hand 5GはWi-Fiテザリングが利用できないようです。
テザリング目的の場合はその他の端末を使いましょう。
まとめ
というわけで、Rakuten miniでpovo2.0を使う手順でした。
申し込みさえできれば設定はとくに難しいことはありません。
やはりオンラインでサクッと契約できるeSIMは楽ですね。
ただ、povo2.0はサービスが始まったばかりで申し込みエラーが頻発しています。
僕もMNPで申し込んだ際は4日くらい進まなくて結局キャンセルしました。
落ち着くまでは新規契約が良いかもしれませんね。
Rakuten miniに関しては後期ロットがBand 1に対応していない点に注意してください。
可能であれば初期ロットか中期ロットのモデルを手に入れましょう。