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Redmi Note 13 Pro 5G 実機レビュー!1万円台から買えるおしゃれな鬼コスパスマホ

4.5
Redmi Note 13 Pro 5G Android
本記事はアフィリエイト広告を含みます。

Redmi Note 13 Pro 5Gは、au/UQモバイルから発売されているXiaomi製のミドルスマホです。

定価は36,400円とお手頃ながら、1.5Kの有機ELや256GBストレージ、2億画素カメラを搭載するなど、スペックは同価格帯のスマホから頭一つ抜けています。

MNPでau/UQモバイルに乗り換えれば、一括14,400円で購入可能です。

筆者
筆者

コスパに関しては、2024年に発売された機種でもトップクラスでしょう。

等級はやや低いものの防水・防塵に対応し、おサイフケータイも備えます。

デザインも格安機とは思えないほどおしゃれで、大きな欠点は見当たりません。

Redmi Note 13 Pro 5Gの評価
  • デザイン4.5
  • サイズ感3.5
  • ディスプレイ4.5
  • 処理性能4.0
  • カメラ4.0
  • バッテリー4.0

本記事では、Redmi Note 13 Pro 5Gを自腹で購入した筆者が、良かったところやイマイチなところをレビューします。

この記事を書いた人
吾妻かずき

格安SIM・スマホ(とくにモトローラ)が好きなライターです。格安SIM歴は9年を越え、その経験を生かしてスマホライターとして活動しています。

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Redmi Note 13 Pro 5Gの特徴

Redmi Note 13 Pro 5G

Redmi Note 13 Pro 5Gの特徴は以下の通りです。

Redmi Note 13 Pro 5Gの特徴
  • おしゃれで可愛いデザイン
  • 1.5K解像度&120Hz対応のディスプレイ
  • SoCはSnapdragon 7s Gen 2(Antutu60万)
  • 8GBメモリと256GBストレージを搭載
  • 2億画素+800万画素+200万画素の3眼カメラ
  • 高品質なステレオスピーカー搭載
  • イヤホンジャックあり
  • 5,100mAhバッテリー搭載(67W急速充電)
  • おサイフケータイ、IP54防水対応
  • 定価は36,400円、MNPなら14.400円

3万円台中ごろで買えるミドルスマホですが、スペック的にはミドルハイに近い部類です。

ディスプレイ品質やメモリ・ストレージ容量、67Wの急速充電対応などは同価格帯のライバル機種より一歩リードしています。

定価でも十分割安ですが、au/UQモバイルにMNPで乗り換えれば14,400円です。

コストパフォーマンスはかなり高いと言えるでしょう。

Redmi Note 13 Pro 5Gのデザイン

さっそく、Redmi Note 13 Pro 5Gのデザインを見ていきましょう。

今回はオーロラパープルのカラーリングを選びました。

Redmi Note 13 Pro 5G

パープルからブルーっぽい色へ変化していくグラデーションがキレイですね。

淡いパステルカラーを採用した、可愛い背面に仕上がっています。

部分的に異なるカラーを採用しているカメラフレームもおしゃれです。

Redmi Note 13 Pro 5G
カメラは巨大で、存在感もあります。

ハイエンドモデルのような高級感はありませんが、華やかなデザインのおかげで安っぽさも感じません。

サラサラしていて、手触りも良好です。

筆者
筆者

ただし、サラサラすぎて若干滑りやすい点には注意しましょう。

本体上部にはイヤホンジャックとスピーカーです。

Redmi Note 13 Pro 5G

本体底部にはスピーカー、USB Type-Cポート、SIMカードスロットです。

Redmi Note 13 Pro 5G

本体右側面には音量ボタンと電源ボタンがあります。

Redmi Note 13 Pro 5G

本体左側面には、ボタン類やポート類はありません。

Redmi Note 13 Pro 5G

1.5Kの有機ELディスプレイ

Redmi Note 13 Pro 5Gのディスプレイサイズは6.7インチです。

Redmi Note 13 Pro 5G
上下のノッチがやや太いが、価格を考えると十分すぎます。

3~4万円前後のスマホだと、ディスプレイはFHD+解像度の液晶が一般的です。

Redmi Note 13 Pro 5Gは1.5K解像度(2712 x 1220)の有機ELディスプレイを搭載しています。

筆者
筆者

発色が良く、YouTubeなどの動画もめちゃくちゃキレイに再生されます。

ピーク輝度が1,800nitsとそこそこ高いのに加えて、屋外専用の「サンライトモード」も搭載しています。

そのため、炎天下の視認性も悪くありません。

Redmi Note 13 Pro 5Gのディスプレイ
画像だと分かりにくいですが、屋外でも良い感じです。

低価格なミドルスマホながら、ディスプレイの品質はなかなか良いと言えます。

重量はやや重め

Redmi Note 13 Pro 5Gの重量は約189gです。

最近のAndroidスマホとしては標準的だと思いますが、持つと“ズッシリとした重さ”を感じます。

Redmi Note 13 Pro 5G

200gオーバーのハイエンド機に慣れている人だと、軽く感じるかもしれません。

筆者
筆者

筆者は170g前後のスマホをよく使うので、少し重く感じます。

横幅がスリムなので、片手でも楽に持てます。

ただ本体サイズはそこそこ大きいので、片手で操作すると画面の上までは手が届きません。

Redmi Note 13 Pro 5Gの付属品

Redmi Note 13 Pro 5Gの付属品は以下の通りです。

Redmi Note 13 Pro 5Gの付属品
Redmi Note 13 Pro 5Gの付属品
  • 画面保護フィルム(貼付済み)
  • ソフトケース
  • SIMピン

保護フィルムが画面に貼り付けてあるほか、ソフトケースも付属します。

ケースはよくある安っぽいものではなく、割としっかりした作りのケースです。

Redmi Note 13 Pro 5Gのケース
Redmi Note 13 Pro 5Gのケース
カメラ周りのフチが高めなのは〇

ただ、筆者は本体の色を活かすためにスマホのケースは基本的にクリアケースを使います。

当分はこのケースを使いますが、どこかのタイミングでクリアケースを買う予定です。

筆者
筆者

黒以外の色を使いたい人や、ハードケースを使いたい人も別途買いましょう。

USBケーブルやACアダプタは付属しません。

Redmi Note 13 Pro 5Gは67Wの急速充電に対応しますが、急速充電を利用するためにはアダプタを用意する必要があります。

純正充電器は公式サイトから購入可能です。

Redmi Note 13 Pro 5Gのスペック

Redmi Note 13 Pro 5Gのスペックは以下の通りです。

スペックRedmi Note 13 Pro 5G
カラーミッドナイトブラック
オーロラパープル
オーシャンティール
サイズ幅約74mm
高さ約161mm
厚さ約8.1mm
重さ約189g
ディスプレイ約6.7インチ, AMOLED
1.5K(2,712×1,220)
リフレッシュレート120Hz
OSHyperOS(Android 14)
SoCSnapdragon 7s Gen 2
メモリ8GB
ストレージ256GB
外部ストレージ利用不可
アウトカメラ①2億画素(f/1.65、メイン、OIS)
②800万画素(f/2.2、超広角)
③200万画素(f/2.4、マクロ)
インカメラ1600万画素(f/2.45)
スピーカーステレオ
バッテリー5,100mAh(67W)
対応SIMnanoSIM+eSIM
DSDV
5G
Wi-FiWi-Fi 5(802.11ac)
Bluetooth5.2
生体認証指紋認証(画面内)、顔認証
防水・防塵IP54
おサイフケータイ
引用元:Xiaomi, UQモバイル

Antutuスコアは約59万

Redmi Note 13 Pro 5Gでベンチマークアプリを実行した結果を見てみましょう。

まずはAntutuですが、スコアは約59万を記録しました。

Redmi Note 13 Pro 5GのAntutuスコア
1回目
Redmi Note 13 Pro 5GのAntutuスコア
2回目
Redmi Note 13 Pro 5GのAntutuスコア
3回目

参考:Antutuスコアの目安

  • 20万未満:動作はモッサリ
  • 20~30万:最低限の性能、軽いアプリはOK
  • 30~50万:普段使いなら十分
  • 50万~80万:ゲーム以外はサクサク動く
  • 80万以上:多くのゲームが快適

続いてGeekbench 6ですが、シングルコアは約1,020、マルチコアは約2,860のスコアです。

いずれも、普段使いなら十分すぎるスコアです。

実際にRedmi Note 13 Pro 5Gを使ってみても、SNSやブラウジング、電子書籍の閲覧などの用途はストレスなく使えます。

筆者
筆者

3Dゲームをしない人なら、性能不足で困ることはないでしょう。

ゲームも少しはできる

Redmi Note 13 Pro 5Gなら、ゲームもそこそこ快適にプレイできます。

以下はFGOをプレイした動画です。

「高品質」設定でも滑らかに動きますし、オダチェンや宝具演出もスムーズです。

一方で、負荷の大きい3Dゲームのプレイはやや厳しいと感じました。

以下は原神を画質「中」設定+ブラー/Bloomオフでプレイした動画です。

全くプレイできないわけではなく、一応は戦闘もこなせます。

それでも動きは滑らかとは言えず、ガッツリプレイしたい人には向きません。

筆者
筆者

筆者のように「メインはPS5で、外出先では簡単に探索できれば良い」くらいの人なら大丈夫です。

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Redmi Note 13 Pro 5Gのカメラ性能

続いては、アウトカメラを中心にRedmi Note 13 Pro 5Gのカメラ性能をチェックします。

Redmi Note 13 Pro 5Gのアウトカメラ構成
  • アウトカメラ①2億画素
    F1.65、広角、OIS
  • アウトカメラ800万画素
    F2.2、超広角
  • アウトカメラ200万画素
    F2.4、マクロ

メインとなる広角カメラは2億画素です。

ただし、16-in-1のピクセルビニングにより、デフォルトでは1,250万画素で記録されます。

筆者
筆者

「200MPモード」を選べば、2億画素で撮影できます。

Redmi Note 13 Pro 5GはAIカメラにも対応しています。

AIをオンにすると色が濃くなり、よく言えば”映える写真”になりますが、ちょっと不自然な感じです

本記事の作例は、すべてAIカメラをオフにして撮影しています。

明るいところではキレイに撮れる

まずは明るい場所で、いくつか写真を撮ってみました。

Redmi Note 13 Pro 5Gの作例
Redmi Note 13 Pro 5Gの作例
Redmi Note 13 Pro 5Gの作例
Redmi Note 13 Pro 5Gの作例
Redmi Note 13 Pro 5Gの作例

やや濃いめの色合いですが、キレイに撮れています。

料理もおいしそうですね。

ちょっとHDRがイマイチな場面もありますが、ミドルクラスとしては十分でしょう。

背景をぼかす「ポートレート」ももちろん撮れます。

Redmi Note 13 Pro 5Gのボケ

背景との境目の処理が甘い部分もあるものの、良い感じですね。

最大4倍のロスレスズームに対応

Redmi Note 13 Pro 5Gは最大10倍のデジタルズームに対応します。

望遠レンズがないため、光学ズームはできません。

しかし、2億画素カメラを活かした「最大4倍のロスレスズーム」に対応します。

さすがに10倍まで行くと荒くなりますが、4倍までは劣化を抑えてキレイにズーム可能です。

Redmi Note 13 Pro 5Gのズーム
2倍
Redmi Note 13 Pro 5Gのズーム
3倍
Redmi Note 13 Pro 5Gの4倍ズーム
4倍

ぶっちゃけ10倍のズームを使うところは限られます。

4倍までキレイにズームできるなら、十分実用的と言えるでしょう。

800万画素の超広角カメラ

Redmi Note 13 Pro 5Gのセカンドカメラは、800万画素の超広角カメラです。

メインカメラより広い範囲を含めた写真を撮影できます。

縦に長い被写体を、なるべく近くで撮りたい時にも便利です。

歪みは少なく、色味の変化も許容範囲内ですね。

マクロは微妙(ズームでOK)

Redmi Note 13 Pro 5Gはマクロカメラを搭載していますが、ぶっちゃけ使いません。

200万画素しかないため写りが悪いですし、そもそもロスレスズームを使えば被写体に近づかなくても接写できます。

あえてマクロカメラを使うメリットは薄いでしょう。

夜景も明るくキレイ

Redmi Note 13 Pro 5Gは暗所撮影用の「夜景」モードを搭載。

暗所でも通常モードより明るく、かつノイズの少ない写真を撮れます。

Redmi Note 13 Pro 5Gの夜景モード
Redmi Note 13 Pro 5Gの夜景モード
Redmi Note 13 Pro 5Gの夜景モード

夜景のクオリティも、3万円台のミドル機としては良好です。

AI機能も使える

Redmi Note 13 Pro 5Gは、最近のトレンドでもあるAI機能を搭載しています。

Redmi Note 13 Pro 5GのAI機能

例えば「消しゴム」を使えば、写真に写り込んだ人や物を消せます。

ミドルクラスということもあり、正直そこまでキレイには消せません。

ただ、シチュエーションによってはサッと不要なものを消せて便利です。

その他にも、AIが空模様を変更してくれる「空」も面白い機能ですね。

Redmi Note 13 Pro 5GのAI機能
昼の写真を夜に変更することも可能だが、こちらはやや合成感が強い。

実用性があるかは正直微妙ですが、最新のトレンドもしっかり抑えているのはさすがですね。

Redmi Note 13 Pro 5Gは音響面も充実

Redmi Note 13 Pro 5Gは低価格なミドルクラスながら、デュアルスピーカーを採用しています。

クリアでバランスの良い音がなります。

内蔵スピーカーでも、動画視聴や音楽鑑賞を楽しめるでしょう。

立体音響技術である「Dolby Atmos」にも対応していますよ。

3.5mmイヤホンジャックを搭載しているので、有線イヤホンも使えます。

Redmi Note 13 Pro 5Gは有線イヤホンが使える

もちろん、Bleutooth接続でワイヤレスイヤホンを使うことも可能です。

コーデックは非公表ですが、筆者が確認した限りではaptX Adaptiveに対応しています。

ミドルスマホとは思えないほど、オーディオ面も充実していますね。

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Redmi Note 13 Pro 5Gのバッテリー

Redmi Note 13 Pro 5Gのバッテリー容量は5,100mAhです。

大容量のバッテリーを搭載しているので、電池もそれなりに持ちます。

さらに67Wの急速充電に対応しており、充電もスピーディです。

実際に、Redmi Note 13 Pro 5Gのバッテリーをテストしました。

バッテリーはそこそこ持つ

最初にバッテリー持ちのテストです。

ベンチマークソフト「PCMark for Android」を利用して、バッテリー持ちをテストします。

PCMark for Android

スマホの性能や電池持ちを計測するアプリ。ブラウジング・動画編集・画像編集などを繰り返し、電池持ちを計測する。

PCMark for Android Benchmark

PCMark for Android Benchmark

UL LLC無料posted withアプリーチ

バッテリーテストの条件は以下の通りです。

PCMarkのバッテリーテストの条件
  • 電池100%でスタート
  • 明るさ50%
  • Wi-Fi接続
  • リフレッシュレートは「120Hz」と「自動」の2パターン

テストの結果は、120Hzの時は12時間24分、自動の時は12時間52分でした。

半日以上使いっぱなしでも20%のバッテリーが残る計算なので、電池持ちはそこそこ良いと言えます。

参考までに、直近で同じテストを実施した他の端末と比較してみました。

機種名容量リフレッシュレートテスト結果
Redmi Note 13 Pro 5G5,100mAh120Hz12時間24分
moto g64y 5G5,000mAh120Hz9時間52分
moto g245,000mAh90Hz11時間58分
moto g53y 5G5,000mAh120Hz12時間22分
Redmi 12C5,000mAh60Hz12時間55分
motorola razr 40s4,200mAh144Hz11時間59分
moto g52j 5G II5,000mAh120Hz15時間19分

バッテリー容量が一番多いことを考えると、やや物足りない結果ですね。

とはいえ全く持たないわけではなく、ゲームや動画視聴を長時間ガッツリ利用する人でなければ、丸1日は普通に持つでしょう。

充電がかなり速い

Redmi Note 13 Pro 5Gの充電イメージ

先ほどの実験で電池が20%になった状態から、100%になるまでの時間を計測しました。

Redmi Note 13 Pro 5Gには充電ケーブルもACアダプタも付属していません。

そのため、充電ケーブルACアダプタは筆者の私物(30W充電)を使用しています。

テスト結果は以下の通りです。

バッテリー残量充電にかかった時間
50%16分
80%33分
90%42分
100%58分
Redmi Note 13 Pro 5Gの充電速度

筆者は30Wの充電器しか持っていないため、Redmi Note 13 Pro 5Gの本領を発揮できていません。

それでも1時間弱で20%から100%まで充電できたので、充電速度は比較的速いと言えます。

30分で20%から80%まで充電できるので、急いでいる時でも最低限のバッテリーは確保できるでしょう。

筆者
筆者

近々、67W以上の急速充電器も試してみる予定です。

ワイヤレス充電には非対応

Redmi Note 13 Pro 5Gはワイヤレス充電に非対応です。

ワイヤレス充電を利用したい場合は、他の機種を利用しましょう。

Redmi Note 13 Pro 5Gの対応バンド

Redmi Note 13 Pro 5Gはauだけでなくドコモ/ソフトバンク/楽天モバイルのバンドもしっかりカバーしています。

DSDVにも対応しているので、複数のSIMを使い分けたい人にもおすすめです。

ドコモ/ソフトバンク/楽天回線に対応

Redmi Note 13 Pro 5Gの対応バンドは以下の通りです。

の対応バンド
5Gn1 / 3 / 28 / 38 / 41 / 77 / 78
4GB1 / 2 / 3 / 4 / 5 / 7 / 8 / 12 / 13 / 17 / 18 / 19 / 20 / 26 / 28 / 38 / 40 / 41 / 66
3GB1 / 2 / 4 / 5 / 6 / 8 / 19
引用元:Xiaomi

Redmi Note 13 Pro 5Gはau/UQモバイル専売モデルですが、他社バンドにもしっかり対応しています。

ドコモ・ソフトバンク系の格安SIMや、楽天モバイルでも問題なく使えるでしょう。

筆者が確認した限りでは、ドコモ(irumo)、ワイモバイル、楽天モバイルのSIMは問題なく使えました。

Redmi Note 13 Pro 5Gは他社SIMに対応

ただし、ドコモの5Gバンドである「n79」に対応していない点には注意しましょう。

nanoSIM+eSIMのDSDV対応

Redmi Note 13 Pro 5GのSIM構成はnanoSIM+eSIMです。

物理SIMの2枚挿しはできないものの、eSIMを活用すればDSDVも使えます。

Redmi Note 13 Pro 5GのSIMスロット
SIMスロットは1つで、microSDカードも使えません。

複数の電話番号を使い分けたい人や、通信障害に備えたい人にもピッタリです。

Redmi Note 13 Pro 5G(というかHyperOS)なら、通知パネルからデータ通信用のSIMをサッと変更できます。

地味ですが、利用SIMを頻繁に変更する人にとっては便利ですよ。

筆者
筆者

au/UQモバイル以外での利用は自己責任です。各事業者の対応状況をチェックした上で使いましょう。

Redmi Note 13 Pro+ 5Gとの違い

Redmi Note 13 Pro 5Gと同時に、上位モデルのRedmi Note 13 Pro+ 5Gも発売されました。

ここでは、Redmi Note 13 Pro 5GとRedmi Note 13 Pro+ 5Gの違いを比較してみましょう。

スペックRedmi Note 13 Pro 5GRedmi Note 13 Pro+ 5G
価格36,400円8GB:59,800円
12GB:74,800円
カラーミッドナイトブラック
オーロラパープル
オーシャンティール
ミッドナイトブラック
オーロラパープル
ムーンライトホワイト
サイズ幅約74mm
高さ約161mm
厚さ約8.1mm
幅約74.2mm
高さ約161.4mm
厚さ約8.9mm
重さ約189g約204g
ディスプレイ約6.7インチ, AMOLED
1.5K(2,712×1,220)
約6.67インチ, AMOLED
1.5K(2,712×1,220)
リフレッシュレート120Hz120Hz
OSHyperOS(Android 14)HyperOS(Android 14)
SoCSnapdragon 7s Gen 2Dimensity 7200-Ultra
メモリ8GB8GB / 12GB
ストレージ256GB256GB / 512GB
外部ストレージ利用不可利用不可
アウトカメラ①2億画素(f/1.65、メイン、OIS)
②800万画素(f/2.2、超広角)
③200万画素(f/2.4、マクロ)
①2億画素(f/1.65、メイン、OIS)
②800万画素(f/2.2、超広角)
③200万画素(f/2.4、マクロ)
インカメラ1600万画素(f/2.45)1600万画素(f/2.4)
スピーカーステレオステレオ
バッテリー5,100mAh(67W)5,000mAh(120W)
対応SIMnanoSIM+eSIMnanoSIM+eSIM
DSDV
5G
Wi-FiWi-Fi 5(802.11ac)Wi-Fi 6(802.11ax)
Bluetooth5.25.3
生体認証指紋認証(画面内)、顔認証指紋認証(画面内)、顔認証
防水・防塵IP54IP68
おサイフケータイ
引用元:Redmi Note 13 Pro 5G, Redmi Note 13 Pro+ 5G
主な違い
  • 価格はRedmi Note 13 Pro 5Gが安い
  • 処理性能はRedmi Note 13 Pro+ 5Gがリード
  • 充電もRedmi Note 13 Pro+ 5Gが速い
  • Redmi Note 13 Pro+ 5GはIP68防水対応

SoCやメモリ/ストレージ、充電速度など基本スペックは上位モデルであるRedmi Note 13 Pro+ 5Gがリードしています。

Redmi Note 13 Pro+ 5GのAntutuスコアは75万前後です。

Redmi Note 13 Pro 5Gのスコアが約60万なので、2~3割ほどの差があります。

microSDカードが使えないことを考慮すると、512GBのストレージがあるのも大きなアドバンテージです。

筆者
筆者

無印はミドルハイに近いスペックでしたが、+モデルは正真正銘のミドルハイですね。

Wi-Fi 6に対応、防水・防塵等級がIP68になるなど、細かい部分でもRedmi Note 13 Pro 5Gを上回っています。

一方で、Redmi Note 13 Pro 5Gとの価格差は8GB版で23,400円、12GB版で38,400円です。

価格重視なら無印がおすすめですが、より高い性能やストレージ、IP68防水などを求めるなら、Redmi Note 13 Pro+ 5Gを選びましょう。

Redmi Note 13 Pro 5Gの販売価格

Redmi Note 13 Pro 5Gはau/UQモバイル専売モデルです(単体購入は可能)。

定価は36,400円ですが、他社からMNPで乗り換えると一括14,400円から購入できます。

auでの販売価格
auの契約方法Redmi Note 13 Pro 5Gの価格
単体購入36,400円
新規契約25,400円
他社/povo2.0から乗り換え14,400円
UQモバイルから番号移行14,400円
機種変更/povo1.0から乗り換え30,900円
UQでの販売価格
UQモバイルの契約方法コミコミ/トクトクプラン+増量オプションIIへ加入左記以外
単体購入36,400円
新規契約25,400円30,900円
他社から乗り換え14,400円19,900円
機種変更/auから番号移行36,400円36,400円

UQモバイルの場合はコミコミプランまたはトクトクプランを契約し、かつ増量オプションIIへ加入するのが条件です。

ミニミニプランに加入したり、増量オプションIIなしで申し込んだりすると割引が減ります。

基本的にはコミコミプラン/トクトクプラン+増量オプションIIありで申し込みましょう。

筆者
筆者

増量オプションIIは7ヶ月間無料なので、不要なら無料期間中に解除すればOKです。

さらに、残価設定プログラム「スマホトクするプログラム」を利用すると、Redmi Note 13 Pro 5Gを2年使えて実質47円です。

プログラム併用時auUQモバイル※
新規契約11,047円11,047円
他社/povo2.0から乗り換え47円47円
機種変更/povo1.0から乗り換え16,547円22,047円
※コミコミ/トクトクプランと増量オプションIIに加入した場合

一括でも14,400円からと安価なので、無理にスマホトクするプログラムを利用する必要はありません。

1~2年に一度機種変更する人で、端末が手元に残らなくても良いなら検討しましょう。

ちなみにRedmi Note 13 Pro 5Gは中古相場があまり安くなく、新品で購入するのとほぼ変わりません。

例えばイオシスの場合、2024年8月時点の価格は新品で37,800円、中古Aランクで34,800円です。

これなら、36,400円でau/UQモバイルから単体購入したほうが安いでしょう。

まとめ

以上、Redmi Note 13 Pro 5Gの実機レビューでした。

Redmi Note 13 Pro 5Gのメリット
  • カラフルで可愛いデザイン
  • ケースや保護フィルムが付属
  • 高解像度で発色の良いディスプレイ
  • 普段使いなら問題ない処理性能
  • 256GBストレージ搭載
  • カメラ性能もミドル機では随一
  • ステレオスピーカーも良い感じ
  • 充電が速い
  • 3キャリア回線対応、DSDVもOK
  • 他社から乗り換えで一括14,400円
Redmi Note 13 Pro 5Gのデメリット
  • 人によっては重く感じる
  • 防水・防塵はIP54
  • 67W充電に必要なケーブル・アダプタは別売り
  • ワイヤレス充電は非対応

3万円台のミドルスマホとは思えない充実ぶりで、“コスパのXiaomi”の凄さを改めて感じました。

ゲームをしないなら十分な処理性能ですし、ディスプレイやスピーカーも高品質。

防水・防塵性能はIP54とやや低めですが、それさえ気にならないなら幅広い人におすすめできる1台です。

筆者
筆者

防水性能を重視するなら、上位モデルのRedmi Note 13 Pro+ 5Gもおすすめです。

そのままでも安いRedmi Note 13 Pro 5Gですが、au/UQモバイルにMNPで乗り換えれば一括14,400円で購入できます。

3万円台で全部入りの高コスパスマホが欲しい人は、ぜひRedmi Note 13 Pro 5Gを検討してみてください。