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「arrows We」レビュー!まる洗いもOKな高耐久エントリースマホ

arrows We Android
本記事はアフィリエイト広告を含みます。

arrows WeはFCNT(元富士通グループ)から発売されているエントリークラスのスマホです。

耐久性の高さが売りで、ハンドソープでのまる洗いやアルコール除菌もできます。

米国国防総省の調達基準「MIL規格」に準拠した各種試験もクリア済みです。

スペックやカメラは価格相応なところもありますが、普段使いなら問題ありません。

おサイフケータイやFMラジオにも対応するなど、機能性も充実していますよ。

本記事ではそんなarrows Weを実際に購入した筆者が、良かったところやイマイチなところをレビューします。

この記事を書いた人
吾妻かずき

格安SIM・スマホ(とくにモトローラ)が好きなライターです。格安SIM歴は9年を越え、その経験を生かしてスマホライターとして活動しています。

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外観はややチープさを感じる

さっそくarrows Weの外観からチェックです。

今回はブラックのカラーを購入しました。

arrows Weの外観
筆者はau版を購入

樹脂製ボディで、シンプルなデザインです。

価格を考えると仕方がありませんが、ややチープさを感じます。

カメラの出っ張りが少ないのは〇

右側面には電源ボタンと音量ボタンが配置されています。

arrows Weの右側面

左側面にはSIMカードスロットがあります。

arrows Weの左側面
SIMピンなしで引っ張り出せるタイプ

本体上部にはイヤホンジャックがあります。

有線イヤホンを挿すことで、FMラジオが利用可能です。

arrows Weの上部

底面にはスピーカーとUSB-Cポートが配置されています。

arrows Weの底部

5.7インチの程よいサイズ感

arrows Weのディスプレイサイズは5.7インチです。

6インチ越えが当たり前の昨今では、やや小さい部類に入ります。

arrows Weのディスプレイ
中央上部には水滴型ノッチがあります。

本体サイズも小さすぎず大きすぎず、ちょうど良い感じです。

片手でも、なんとか操作できます。

arrows Weを持った感じ
arrows Weを持った感じ

重量は172gです。

特別軽い!というわけではありませんが、重いとも感じません。

重過ぎるスマホが苦手な人にも、十分おすすめです。

アダプタやケーブルは付属せず

arrows Weの付属品は「クイックスタートガイド」「ご利用にあたっての注意事項」だけです。

arrows Weの付属品

ACアダプタやUSBケーブル、ケースなどは一切付属しません。

必要な物は、自分で用意してください。

arrows Weのスペック

arrows Weのスペックは以下の通りです。

スペックarrows We
カラー※ホワイト
ブラック
ローズゴールド
サイズ幅約71mm
高さ約147mm
厚さ約9.4mm
重さ約172g
ディスプレイ約5.7インチ, LCD
HD+(1,520×720)
OSAndroid 13(要アップデート)
SoCSnapdragon 480 5G
メモリ4GB
ストレージ64GB
アウトカメラ1310万画素+190万画素
インカメラ500万画素
バッテリー4,000mAh(PD-PPS対応)
対応SIMSB版:nano SIM + eSIM
その他:nano SIM
DSDVSB版:〇
その他:×
5G
Wi-FiWi-Fi 5(802.11ac)
Bluetooth5.1
防水・防塵IPX5 / IPX8・IP6X
おサイフケータイ
※カラーはau版のもの

エントリー機ではお馴染みのSoC「Snapdragon 480 5G」を搭載しています。

3Dゲームはちょっと厳しいですが、普段使いなら問題ありません。

ライトユーザーなら全く困りませんね。

国内で需要が高い防水・防塵とおサイフケータイに対応しています。

さらに耐衝撃をはじめとするMIL規格に準拠しており、耐久性の高さはかなりのものです。

arrows Weの耐久性については後ほど詳しく取り上げます。

リリース当初のOSバージョンは11でしたが、現在はAndroid 13までアップデート可能です。

arrows WeはAndroid 13へ

ほとんどアップデートされないエントリー機も多い中、OSアップデートを長く実施してくれるのは好印象です。

Antutuスコアは約29万

arrows Weでベンチマークソフト「Antutu」を走らせてみました。

arrows WeのAntutuスコア
arrows WeのAntutuスコア
arrows WeのAntutuスコア

スコアは約29万です。

エントリークラスではありますが、ミドルクラスに近い処理性能を持ちます。

ブラウジングやSNSならサクサクこなせますし、画面のスワイプもスムーズです。

軽い2DゲームはOK

arrows Weでいくつかゲームを試してみました。

ゲームテストの結果
  • モンスト:◎
    ⇒快適に動作
  • FGO:〇
    ⇒少しカクつくこともあるが、概ね快適(一括DL推奨)
  • Call of Duty Mobile:△
    ⇒最高画質でも動くがかなり発熱する
  • ウマ娘:〇
    ⇒快適に動作(一括DL推奨)、高品質化は不可
  • 原神:△
    ⇒低でもモッサリ&発熱多め

2Dゲームなら全然OKです。

3Dゲームも、負荷が大きくなければarrows Weでもそれなりにプレイできます。

arrows WeはFGOもOK
arrows WeはFGOもOK
解像度が低いためか、低解像度モードは不可

ただし、arrows Weはあくまでもエントリークラスです。

負荷の大きい3Dゲームを快適にプレイするほどの力はありません。

以下はarrows Weで原神をプレイした動画です。

画質を落とせば一応プレイできますが、カクついて快適とは言えません。

発熱も結構あります。

ゲームをしない、あるいは2Dゲームメインならarrows WeでもOKです。

ある程度3Dゲームをプレイする場合は、もう少しスペックの高いスマホを使いましょう。

最低でも、Snapdragon 700番台以降を搭載するスマホがおすすめです。

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まる洗いもOKなタフネスボディ

arrows Weは高耐久

arrows Weの魅力の1つが耐久性の高さです。

防水・防塵に加えて、米国国防総省の調達基準「MIL規格」に準拠しています。

MIL規格

アメリカ国防総省が調達する物資に定めている品質基準。各種テストをクリアし、過酷な環境でも使えることの証。

arrows Weは以下の23項目のテストをクリア済みです。

落下 / 耐衝撃 / 防水(浸漬) / 防塵(6時間風速有り) / 防塵(脆弱面90分) / 塩水耐久 / 防湿 / 耐日射(連続) / 耐日射(変化) / 耐振動 / 防水(風雨) / 雨滴 / 熱衝撃 / 高温動作(60℃固定) / 高温動作(32~49℃変化) / 高温保管(70℃固定) / 高温保管(30~60℃変化) / 低温動作(-20℃固定) / 低温保管(-30℃固定) / 低圧動作 / 低圧保管 / 氷結(-10℃結露) / 氷結(-10℃氷結)

上記に加えて、高さ1.5mから26方向でコンクリートに落下させる独自試験もクリアしています。

耐久性に優れており、故障を心配せず使えるでしょう。

無故障・無破損を保証するものはないので、無茶な使い方はNGです。

泡ハンドソープでのまる洗いや、アルコール除菌にも対応しています。

arrows Weはハンドソープで洗える
ちょっとドキドキしますが、問題なく洗えます

多少汚れても、まる洗いして清潔に保てます。

子供用のスマホにもピッタリです。

arrows Weのカメラ性能をチェック

arrows Weのカメラ

続いてはarrows Weのカメラ性能をチェックします。

arrows Weのアウトカメラ構成
  • アウトカメラ①1310万画素
    F2.2、広角
  • アウトカメラ190万画素
    F2.4、マクロ

arrows Weは広角+マクロのデュアルカメラを搭載しています。

カメラ性能は価格相応で、あまり高性能とは言えません。

ただ、明るい所ではそれなりにキレイな写真が撮影可能です。

明るい所ではそこそこキレイ

明るい場所で撮影した、arrows Weの作例をいくつか載せておきます。

いずれもオートモードで撮影したものです。

arrows Weの作例
arrows Weの作例
arrows Weの作例
arrows Weの作例
arrows Weの作例
arrows Weの作例
arrows Weの作例

HDRが甘く、明るい所が白飛びすることもしばしばあります。

こだわる人には物足りませんが、価格を考えれば及第点です。

ズームはデジタルのみで、最大8倍まで対応しています。

2倍はまだ見られるクオリティですが、4倍以上は荒くなります。

ズーム性能はイマイチです。

Photoshop Expressを標準搭載

arrows Weには「Adobe Photoshop Expressモード」という撮影モードがあります。

写真を撮影するとPhotoshop Expressが起動し、自動で写真を補正してくれるモードです。

Photoshop Express自体は他機種でも使えますが、勝手に起動してサクッと補正してくれるので手間がかかりません。

やや補正がキツイ時もありますが、手っ取り早く”映え”な写真を撮りたいならアリですね。

マクロはおまけ程度

arrows Weのセカンドカメラは190万画素のマクロカメラです。

被写体に4cmほどの距離まで接近して写真を撮影できます。

arrows Weのマクロカメラ

うまく使えば迫力のある写真を撮れますが、画素数が低すぎるのが難点です。

しかもピントが合いにくく、撮影した写真もボケてばかりでした。

arrows Weのマクロ
ピントが合いにくい

正直、実用性は低いと感じました。

夜景はイマイチ

arrows Weには「夜景モード」のような夜景専用モードはありません。

一応、暗い所でカメラを起動すると自動シーン識別で「夜景」と認識してはくれます。

arrows Weの自動シーン判別

ただ、格安モデルということもあり夜景のクオリティはイマイチです。

arrows Weの夜景
arrows Weの夜景

明るさが足りませんし、白飛びやノイズも目立ちます。

Photoshop Expressモードなら多少マシになりますが、劇的にキレイにはなりません。

カメラ性能は価格相応です。

マクロ撮影や夜景など、こだわって写真を撮りたい人には向きませんね。

明るい場所で普通に撮影できればOK、という人ならarrows Weでも問題ありません。

カメラにこだわるなら最低でもAQUOS sense7やPixel 6aなどのミドル~ミドルハイクラスがおすすめです。

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バッテリーをチェック

arrows Weの充電イメージ

arrows Weのバッテリー容量は4,000mAhです。

最近のスマホとしては標準的な容量ですが、電池持ちや充電速度はどれくらいなのでしょうか。

実際にテストしてみました。

電池持ちは普通

以下の状態でYouTubeの動画を再生し、電源が切れるまでの時間を計測してみました。

バッテリーテストの条件
  • 電池100%
  • 明るさMAX
  • Wi-Fi接続
  • 画面のスリープオフ
  • YouTubeを全画面で再生

6時間経過した時点で、バッテリー残量は46%でした。

経過時間バッテリー残量
1時間92%
2時間83%
3時間74%
4時間65%
5時間55%
6時間46%

最終的に、0%になるまで10時間19分持ちました。

arrows Weのバッテリー持ちテスト

可もなく不可もなく、って感じです。

参考までに、筆者が直近でレビューした他モデルと比較してみましょう。

 バッテリー容量再生時間
arrows We4,000mAh 10時間19分
moto e32s5,000mAh11時間16分
Pixel 6a4,410mAh14時間54分
Redmi Note 115,000mAh14時間42分
AQUOS wish3,730mAh9時間1分
motorola edge 204,000mAh12時間49分

バッテリー容量が同じmotorola edge 20が13時間近く持ったことを考慮すると、やや物足りなさを感じます。

動画視聴やゲームをしないライトユーザーであれば、丸1日は十分持つでしょう。

長時間、動画を見るような人だと1日持たない可能性があります。

不安な人は、モバイルバッテリーを持ち歩きましょう。

充電速度は遅め

続いては充電速度のチェックです。

電池残量が0%の状態から、100%になるまでの時間を計測しました。

arrows WeにはACアダプタもケーブルも付属していません。

テストでは、筆者が利用している以下の製品を利用しています。

測定結果は以下の通りです。

バッテリー残量充電にかかった時間
50%47分
80%1時間15分
90%1時間30分
100%2時間3分
arrows Weのバッテリー充電テスト

満充電まで2時間3分でした。

公式のスペックを見ると、arrows Weは急速充電に対応しているようです。

ACアダプタ(USB PD-PPS対応 USB Type-C™ 急速充電 ACアダプタ[ZSDBAV](SB-AC22-TCPD)):約190分

引用元:本体仕様 | arrows We オンラインマニュアル(取扱説明書) | ソフトバンク

その割には充電に時間がかかります。

こまめな充電を心がけてください。

ワイヤレス充電は非対応

arrows Weはワイヤレス充電に非対応です。

エントリークラスなので、こればっかりは仕方がありませんね。

ワイヤレス充電を使いたい場合はミドルハイ以上のモデルを使いましょう。

arrowsシリーズはハイエンドモデルもワイヤレス充電に対応していません。

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arrows独自の機能を搭載

arrows Weにはarrows独自の機能が「arrowsオススメ機能」としてまとめられています。

arrows Weのオススメ機能
arrows Weのオススメ機能
arrows Weのオススメ機能

いろいろな機能がありますが、ここではその中でもとくに便利だと感じた機能をいくつか紹介します。

FASTウォレット

FASTウォレットはお店ごとに使うアプリを一括登録し、素早く切り替えられる機能です。

例えば「ローソンではPontaアプリでポイントを貯めて、PayPayで支払う」としましょう。

この場合はお店で「ローソン」を作成し、そこにPontaアプリとPayPayアプリを登録しておきます。

あとはFASTウォレットからローソンを選ぶと、PontaアプリとPayPayアプリを素早く切り替えることが可能です。

FASTウォレット

決済アプリとポイントアプリが異なる場合に便利ですね。

FASTフィンガーランチャー

指紋認証で画面ロックを解除すると同時に、指定したアプリを素早く起動できる機能です。

お店でスマホ決済アプリを使うときはもちろん、良く使うアプリを画面ロック解除と同時にサッと起動したいときに便利です。

例えばロック解除して即Twitterを起動することもできます。

ツイ廃におすすめ?

FASTフィンガーを使ってみた
画面ロック解除→Twitterを起動した様子

AQUOS wishなどに搭載されているPayトリガーに似ていますね。

なお、Payトリガーと違い画面ロックを解除している状態ではアプリを呼び出せません。

ゲームゾーン

ゲームに集中するためのさまざまな設定ができる機能です。

管理対象のゲームをプレイ中に、画面端の紫色のバーをスライドするとメニューが表示されます。

ゲームゾーン
ゲームゾーン
着信や通知の抑止、ナビゲーションバーのロックなどが可能

設定画面からは管理するゲームの選択や、細かい設定も可能です。

いろいろ便利な点もある一方、ゲームと関係ないアプリも勝手に管理対象になるのが面倒です。

ゲームゾーンはゲームではないアプリまで管理対象に

不要な場合は、ゲームゾーン自体をオフにしても良いでしょう。

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キャリアごとの違い

arrows Weはドコモ、au/UQモバイル、ソフトバンクから発売されています。

基本スペックは同じです。

しかし、以下の3つの点のみ異なります。

arrows Weのキャリアごとの違い
  • カラーバリエーション
    ⇒各キャリア限定のカラーあり
  • 対応バンド
    ⇒各キャリアのバンドに特化している
  • eSIM/DSDV
    ⇒ソフトバンク版のみ対応

各キャリア限定のカラーあり

引用元:FCNT公式

arrows Weは各キャリアでカラーリングが異なります。

各キャリア版のカラーリング
  • ドコモ版
    ネイビー、ホワイト、パープル、レッド
  • au版
    ローズゴールド、ホワイト、ブラック
  • ソフトバンク版
    ターコイズ、ホワイト、ブラック

好みの問題なので、どのキャリアが良いかは一概に言えません。

強いて言えば、一番カラフルなのはドコモ版ですね。

対応バンドは各キャリアに特化

arrows Weはキャリアによって対応バンドが異なります。

基本的に、各キャリアのバンドに特化している形です。

5Gドコモ版au版SB版
n3
n28
n77
n78
n79
4Gドコモ版au版SB版
B1
B2
B3
B4
B5
B8
B12
B17
B18
B19
B26
B28
B39
B41
B42

同じキャリアもしくは同じ回線を利用する格安SIMなら問題なく使えます。

逆に言えば、回線が異なるキャリアで使うのはやめた方が良いでしょう。

eSIM/DSDVはSB版のみ対応

arrows Weのうち、eSIM/DSDVに対応するのはソフトバンク版のみです。

nanoSIMeSIM
ドコモ版
au版
ソフトバンク版

ドコモ版とau版はeSIMに対応しておらず、DSDVも不可です。

eSIM/DSDVを利用したい場合はソフトバンク版を選びましょう。

ソフトバンク版はドコモ/auのバンドにあまり対応していないので、eSIM/DSDVも宝の持ち腐れと言えます。

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arrows WeとAQUOS wish2の違い

AQUOS wish2

arrows Weと似た価格・スペックのモデルにAQUOS wish2があります。

どちらもエントリークラスのスマホですが、どのような違いがあるのでしょうか?

スペックをまとめてみました。

スペックarrows WeAQUOS wish2
カラー(au版)ネイビー
ホワイト
パープル
レッド
ローズゴールド
ブラック
ターコイズ
オリーブグリーン
アイボリー
チャコール
ホワイト
ブルー
コーラル
サイズ幅約71mm
高さ約147mm
厚さ約9.4mm
幅約71mm
高さ約147mm
厚さ約8.9mm
重さ約172g約162g
ディスプレイ約5.7インチ, LCD
HD+(1,520×720)
約5.7インチ, LCD
HD+(1,520×720)
リフレッシュレート60Hz60Hz
OSAndroid 13(要アップデート)Android 13(要アップデート)
SoCSnapdragon 480 5GSnapdragon 695 5G
メモリ4GB4GB
ストレージ64GB64GB
アウトカメラ1310万画素+190万画素1300万画素
インカメラ500万画素800万画素
バッテリー4,000mAh(PD-PPS対応)3,730mAh(PD対応)
対応SIMSB版:nano SIM + eSIM
その他:nano SIM
nano SIM + eSIM
※ドコモ版はnanoSIMのみ
DSDVSB版:〇
その他:×
5G
Wi-FiWi-Fi 5(802.11ac)Wi-Fi 5(802.11ac)
Bluetooth5.15.1
防水・防塵IPX5 / IPX8・IP6XIPX5 / IPX7・IP6X
おサイフケータイ

どちらもエントリー機ですが、AQUOS wish2はミドル向けSoCのSnapdragon 695 5Gを搭載しています。

処理性能はAQUOS wish2が優秀です。

防水・おサイフケータイ対応やMIL規格準拠で高耐久な点は共通です。

サイズもほぼ同じですが、重量はAQUOS wishがやや軽くなっています。

軽さ重視な人にも、AQUOS wish2がおすすめです。

AQUOS wish2はこちらの記事で詳しくレビューしています。

基本的なスペックはAQUOS wish2のほうが優れていますが、中古価格はarrows Weのほうが少し割安です。

サブ端末や子供向けのスマホをできる限り安く買いたいなら、arrows Weも選択肢に入ります。

おすすめ購入先はUQ or 中古

arrows Weは大手3キャリアとUQモバイルで取り扱われています。

キャリア販売価格(定価)販売価格(MNP割引後)
ドコモ22,000円7,000円
(ポイント還元込み)
au26,180円4,180円
ソフトバンク27,360円13,704円
UQモバイル26,180円4,180円

おすすめはUQモバイルです。

他社から乗り換え+増量オプションII加入で、一括4,180円で購入できます。

月額料金も3GB/1,628円からと、auに比べても割安です。

契約縛りなし!SIMのみで最大10,000円還元!

格安モデルのためか、中古品も安く出回っています。

新品同様品でも8,000~10,000円で購入可能です。

端末だけ欲しい場合は、中古品を購入しても良いでしょう。

まとめ

以上、arrows Weの実機レビューでした。

arrows Weの良かったところ
  • 大きすぎないサイズ感
  • イヤホンジャックあり
  • 普段使いなら問題ないスペック
  • 防水とおサイフケータイ対応
  • MIL規格準拠でタフネス
  • まる洗いやアルコール除菌OK
  • 単体でも8,000~10,000円前後で買える
arrows Weのイマイチなところ
  • 見た目はやや安っぽい
  • 3Dゲームのプレイには向かない
  • カメラ性能も価格相応
  • 電池持ちは普通で、充電も遅め
  • キャリアごとのバンド制限あり
  • ドコモ版/au版はeSIM非対応

普段使いなら困らないスペックと、まる洗いOKな高い耐久性を備えます。

定価2万円台、実売1万円前後という価格を考えるとコスパは悪くありません。

あくまでもエントリー機なので、3Dゲームをがっつりプレイしたい、高品質な写真を撮りたい人には向きません。

バンド制限やSB版以外はeSIM/DSDVに対応していないのも残念なポイントです。

AQUOS wishのように、SIMフリー版が欲しかったですね。

デメリットもあるものの、それさえ気にならなければ格安で使いやすい1台だと感じました。

子供やシニア向けとしてはもちろん、ライトユーザーのメイン機としてもおすすめです。