2024年8月、motorola razr 40sへAndroid 14の配信が開始されました。
それに伴い、モトローラの新しい独自UI「Hello UI」が適用されます。
これまではピュアなAndroidに近いUIだったモトローラ機ですが、Hello UIで何が変わったのでしょうか。
Hello UIにおける変更点をザックリまとめました。
Hello UIにおける変更点
記事執筆時点で、筆者が手元の端末で確認したHello UIにおける変更点は以下の通りです。
クイック設定のデザインが変更
Hello UIでもっとも変わったのがクイック設定のデザインです。
音量・明るさが縦向きに表示、通信系以外はアイコン表示など、iOSや他の中華系UI(HyperOS、ColorOSなど)に近いデザインになりました。
実際にRedmi Note 13 Pro 5GのHyperOSと比較すると、よく似ているのが分かります。
操作方法も”画面左上を下にスワイプ”で「通知」、”画面右上を下にスワイプ”で「クイック設定」が表示されるように変更されます。
個人的には、コンパクトに機能がまとまるので嫌いではありません。
iOSや他の中華メーカーを使っていた人なら、こちらのほうが馴染みがあるでしょう。
一方で、これまでモトローラ機をずっと使っていた人からすると、操作方法が異なるため最初は戸惑うかもしれません。
筆者も、通知を見ようとしてコントロールセンターを開くことが良くあります(;^_^A
クイック設定については、[設定]→[ホーム画面とロック画面]→[コントロールセンター]からいつでも元に戻せます。
新しいコントロールセンターに慣れない人も、とりあえずは安心です。
ホーム画面長押しの設定メニューも変更
Hello UIでは、ホーム画面長押し時に表示される設定メニューも変更されました。
ホーム画面長押し時のメニューから、テーマとフォントをサクッと変えられるようになりました。
ぶっちゃけ、テーマやフォントをコロコロ変える人は少数だとは思いますが。
ロック画面を細かくカスタマイズ可能に
Hello UIではロック画面も細かくカスタマイズできるようになりました。
時計盤面のスタイルや、時計と一緒に表示する情報を選択できます。
通知のスタイルも変更可能なほか、カメラやマナーモードといった任意のショートカットも配置可能です。
ロック画面のカスタマイズは、[設定]→[ホーム画面とロック画面]→[ロック画面のカスタマイズ]から可能です。
Motoアプリのデザインが変更
モトローラ独自の機能をまとめた「Motoアプリ」も、デザインが変更されてよりシンプルになりました。
ジェスチャーは一覧がスッキリしただけでなく、各ジェスチャーを実際に使っている映像も追加されています。
あくまでもデザインが変わっただけで、機能自体は変わっていませんね。
まとめ
Hello UIの変更点について、ざっくりまとめました。
大きな変更点はやはりコントロールセンターでしょうか。
個人的にはスッキリしていて好印象ですが、逆に「ゴチャついて好きではない」という意見もあります。
設定で旧スタイルを選べるのはありがたいですね。
その他もデザイン的な変更がメインで、使い勝手は良くも悪くもそんなに変わらないと思いました。
今後もHello UIを使っていく上で、何か気づいた点があれば追記していきます。