moto g52j 5G IIはモトローラから発売されているSIMフリースマホです。
2022年に発売されたmoto g52j 5Gのマイナーチェンジ版で、スペックはほとんど変わっていません。
デザインやサイズも全く同じです。
普段使いなら問題ないスペックを搭載し、国内で需要が高いおサイフケータイと防水に対応します。
派手さはないものの、幅広い人におすすめできる1台です。
本記事ではmoto g52j 5G IIを実際に利用し、メリット・デメリットを詳しく解説します。
6.8インチの大画面モデル
さっそくmoto g52j 5G IIの外観からチェックします。
今回はパールホワイトのカラーをチョイスしました。
光沢のある樹脂製ボディで、ツルツルとした手触りです。
ガラスボディのような高級感はないものの、エントリー機によくある安っぽさもありません。
最近ではフラットデザインが流行っていますが、moto g52j 5G IIはボディの両端がやや丸みを帯びています。
筆者はフラットデザインが好きですが、このあたりは好みが分かれそうですね。
カメラユニットも丸みを帯びています。
思ったよりも存在感がありますが、出っ張りは少なめです。
右側面にGoogleアシスタントキー、音量ボタン、電源ボタンが配置されています。
左側面はSIMカードスロットのみです。
側面にはスピーカー、USB type-Cポート、そしてイヤホンジャックが搭載されています。
有線イヤホン派でも安心ですね。
ディスプレイサイズは6.8インチと大型です。
本体サイズもかなり大きく、片手持ちだと上の方まで指が届きません。
重量も約206gとやや重めです。
最近のスマホでは標準的ですが、200gを超えるとやはりずっしりとした重さを感じます。
重さが気になる人は家電量販店などで実機をチェックしておきましょう。
moto g52j 5G IIの付属品
moto g52j 5G IIの付属品は以下の通りです。
専用のクリアケースが付属します。
TPU製のソフトケースで、サイズもピッタリです。
保護フィルムやACアダプタ、USBケーブルなどは付属しません。
必要なものは別途購入してください。
筆者はPDA工房の保護フィルムを同時に購入しました。
安価な保護フィルムですが、気泡が残らずキレイに貼れました。
サラサラしていて操作性も良好です。
moto g52j 5G IIのスペック
moto g52j 5G IIのスペックは以下の通りです。
スペック | moto g52j 5G II |
---|---|
カラー | インクブラック パールホワイト |
サイズ | 幅約76.8mm 高さ約171.0mm 厚さ約9.1mm |
重さ | 約206g |
ディスプレイ | 約6.8インチ, LCD FHD+(2,460×1,080) |
リフレッシュレート | 120Hz |
OS | Android 12(要アップデート) |
SoC | Snapdragon 695 5G |
メモリ | 8GB |
ストレージ | 128GB |
アウトカメラ | メイン:5000万画素(f/1.8) 超広角+深度:800万画素(f/2.2) マクロ:200万画素(f/2.4) |
インカメラ | 1,300万画素(f/2.2) |
バッテリー | 5,000mAh(15W) |
ワイヤレス充電 | × |
対応SIM | nanoSIM + eSIM |
DSDV | 〇 |
5G | 〇 |
Wi-Fi | Wi-Fi 5(802.11ac) |
Bluetooth | 5.1 |
生体認証 | 指紋認証、顔認証 |
防水・防塵 | IP68 |
おサイフケータイ | 〇 |
SoCには最近のミドルレンジではお馴染みのSnapdragon 695 5Gを搭載しています。
メモリは8GBとやや多めですが、処理性能は他のミドル機とさほど変わりません。
ハイエンド機のようなサクサク感はないものの、普段使いで困ることはないでしょう。
防水・防塵は最高等級のIP68、さらにおサイフケータイにも対応しています。
国内ユーザーのニーズはバッチリ掴んでいるといえるでしょう。
OSはほとんどカスタマイズされていない「ピュアAndroid」に近いものを搭載しています。
目立つ独自機能は少ないものの、シンプルでクセがないのもメリットです。
一方で、OSサポートには不安が残ります。
Android 12まではアップデートできるものの、それ以降の対応状況は不明です。
仮にAndroid 12止まりでも、2年くらいは使えるでしょう。
しかし、昨今ではAndroidでも複数回のOSアップデート保証が当たり前になりつつあります。
1回しかOSアップデートが受けられないのは、ちょっと物足りませんね。
Antutuスコアは約43万
moto g52j 5G IIでいくつかベンチマークソフトを実行してみました。
Antutuスコアは約43万です。
Geekbench 6とPCMark for Androidの結果は以下の通りです。
いずれもSnapdragon 695 5G搭載機としては標準的なスコアです。
Antutuスコアが40万以上あるので、負荷の大きいゲームをしない限りはスペック不足を感じません。
筆者はSNSやLINE、ちょっとした調べものが中心なので、とくに不満なく使えています。
原神など高負荷なゲームは△
moto g52j 5G IIで実際にゲームを試してみました。
負荷の軽いゲームなら、moto g52j 5G IIでも問題なくプレイできます。
反対に、原神のような3Dゲームでは力不足を感じました。
モンスターストライク(モンスト)
まずはモンストをプレイしてみましたが、動作は全く問題ありません。
サクサク快適です。
友情コンボやストライクショットが重なっても、とくに処理落ちなどは感じません。
この程度の2Dゲームなら、moto g52j 5G IIでも余裕そうですね。
FGO(Fate/Grand Order)
FGO(Fate/Grand Order)も、moto g52j 5G IIなら快適にプレイできます。
以下はFGOをプレイした動画です。
宝具演出やオダチェンもスムーズですし、画面の遷移もモタつきません。
ストレスを溜めずに周回できます。
一括DLはしておきましょう。
PUBG MOBILE
次にPUBG MOBILEです。
PUBG MOBILEもとくに問題なくプレイできました。
グラフィックはHD止まりですが、フレーム設定は「高」が選択可能です。
リフレッシュレートが高いおかげが、スペック以上にヌルヌル動くように感じます。
グラフィックにこだわりたい場合は、もう少しスペックが高いスマホが良いでしょう。
また、1マッチを終えたところで発熱を感じました。
長時間プレイする場合は要注意です。
原神
最後に原神です。
一応プレイできますが、あまり快適とは言えません。
デフォルトの画質設定は「低」です。
少しでも設定をいじると、負荷が「非常に高い」になります。
全く動作しないわけではありませんが、動きはあまり滑らかではありません。
少しプレイすると結構発熱もします。
「PCやゲーム機がメインだけど外でもちょっと原神をやりたい」くらいなら大丈夫でしょう。
スマホでがっつり原神をやりたい場合は不満を感じます。
負荷の少ない2Dゲームが中心のライトゲーマーであれば、moto g52j 5G IIでもOKです。
原神のような負荷の大きい3Dゲームをプレイしたい場合は、もう少しスペックの高いスマホを選びましょう。
ゲームプレイに役立つ機能を搭載
moto g52j 5G IIはゲームプレイに役立つ「ゲームタイム」という機能を搭載しています。
ゲームプレイ中にアイコンをタップすると、ゲームタイム機能にアクセス可能です。
ゲームタイムでは「高パフォーマンス」をオンにして少しだけ性能をアップできます。
その他にも通話・通知のブロックや画面録画といった機能へのアクセスも可能です。
不要な場合はゲームタイムをオフにしたり、特定のゲームだけゲームタイムの対象から外したりもできます。
moto g52j 5G IIでゲームをプレイする際は、うまく活用しましょう。
120Hzのリフレッシュレートに対応
moto g52j 5G IIは最大120Hzのリフレッシュレートに対応しています。
ミドルでも90Hzに対応する機種は増えていますが、120Hzまで対応しているのは貴重です。
高リフレッシュレートのおかげで、スペック以上にサクサク動作するように感じます。
ゲームをプレイしない人でも、高リフレッシュレートの恩恵はありますよ。
リフレッシュレートを高くすると、バッテリー持ちが悪くなります。
しかし、moto g52j 5G IIは大容量バッテリーを搭載しており、120Hzの状態でも電池持ちは良好です。
高リフレッシュレートなミドル機を使いたい人には、moto g52j 5G IIをおすすめします。
moto g52j 5G IIのカメラ性能
続いてはmoto g52j 5G IIのカメラ性能をチェックします。
moto g52j 5G IIのアウトカメラは3つのカメラで構成されるトリプルレンズカメラです。
ミドルクラスのmoto g52j 5G IIでどこまで撮れるのか、試してみました。
明るい所ではキレイに撮れる
以下はmoto g52j 5G IIのオートモードでの作例です。
いずれもAI機能はオフにしています。
全体的に暗めな感じはしますが、それなりにキレイに撮れています。
ミドルクラスのスマホとしては及第点ではないでしょうか。
背景をぼかすポートレートも撮れます。
境界の処理は甘めですが、なんとなく良い雰囲気の写真が撮れます。
デジタルズームは最大8倍
moto g52j 5G IIのズーム倍率は最大8倍です。
光学ズームは対応しておらず、デジタルズームのみ利用できます。
デジタルズームのため、どうしても4倍以上は荒くなりますね。
2倍ならギリギリ見られるかな?って感じです。
ズーム性能を重視する人には向きませんね。
超広角は色味がやや変わる
moto g52j 5G IIは800万画素の超広角カメラも搭載しています。
広い範囲を含めたダイナミックな写真を撮影できますが、色味がやや変わるのがデメリットです。
空の色が少し薄くなっているのが分かりやすいですね。
グループ写真や高い建物などを撮る際に便利ですが、画質重視ならメインカメラを使いましょう。
夜景のクオリティは価格相応
moto g52j 5G IIは暗所用の撮影モード「ナイトビジョン」を搭載しています。
通常のオートモードよりも明るくノイズの少ない写真を撮影可能です。
ナイトビジョンを利用し、いくつか夜景を撮影してみました。
それなりにキレイですが、上位モデルに比べるとのっぺりとした印象です。
明るい看板の白飛びも目立ちます。
このあたりは価格相応ですね。
あくまでもミドルクラスなので、やはりカメラにこだわる人だと物足りません。
暗所やズームなどは弱いものの、明るい場所で普通に撮るだけなら十分な性能です。
カメラ性能にそこまでこだわりがないなら、moto g52j 5G IIでも問題ないでしょう。
moto g52j 5G IIのバッテリー性能
moto g52j 5G IIは5,000mAhの大容量バッテリーを搭載し、15Wの急速充電にも対応しています。
「充電ストレスからの解放」をアピールしていますが、実際の電池持ちや充電速度はどの程度なのでしょうか。
moto g52j 5G IIのバッテリー性能を検証しました。
バッテリー持ちは良好
まずはバッテリー持ちのテストです。
PCMark for Androidのバッテリーテスト機能を使い、電池持ちを検証します。
PCMark for Android Benchmark
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以下の条件でPCMark for Androidを実行し、バッテリー残量が20%になるまでの時間を計測しました。
テストの結果、100%から20%に減るまでにかかった時間は自動設定だと16時間9分、120Hzだと15時間19分でした。
リフレッシュレートを高くすると、バッテリー持ちがやや悪化していますね。
それでも15時間以上持ったので、丸1日はバッテリー切れの心配なく使えそうです。
実際にバッテリーを100%まで充電して半日ほどがっつり使ったところ、50%以上の電池が残っていました。
移動中はずっと音楽を聞き、120Hzでゲームも1時間ほどプレイしましたが、電池切れの心配は全くありませんでした。
moto g52j 5G IIなら、お出かけする時もモバイルバッテリーいらずです。
90%までは充電も速い
先ほどの実験でmoto g52j 5G IIのバッテリー残量が20%になった状態から、100%になるまでの時間を計測しました。
充電ケーブルとアダプタは付属していないため、筆者の私物を使用しています。
充電テストの結果は以下の通りです。
バッテリー残量 | 充電にかかった時間 |
---|---|
50% | 31分 |
80% | 1時間1分 |
90% | 1時間19分 |
100% | 2時間5分 |
20%から90%までは1時間19分と、それなりに速く充電できました。
バッテリーへの負荷を抑えるためか、90%以降は充電速度がかなり遅くなります。
100%まで充電したい人は、余裕を持って充電しましょう。
moto g52j 5G IIは電池持ちが良いので、実際には90%までの充電でも十分です。
ワイヤレス充電は非対応
moto g52j 5G IIはワイヤレス充電に対応していません。
ワイヤレス充電を利用したい人は、他の機種を利用してください。
モノラルスピーカーだがイヤホン派なら問題なし
moto g52j 5G IIのスピーカーはモノラルです。
音質はごく普通で、悪くはありませんがステレオスピーカーのような臨場感がありません。
モトローラはmoto g13のように低価格なエントリー機でもステレオスピーカーを採用しています。
そう考えると、ミッドレンジでモノラルスピーカーなのは少し残念ですね。
ただし、イヤホンジャック搭載やDolby Atmos対応など、オーディオ機能は充実しています。
イヤホンジャック搭載、FMラジオも対応
moto g52j 5G IIはイヤホンジャックを搭載しています。
有線イヤホン派の人には人にはうれしいですね。
有線イヤホンを挿すとFMラジオ機能も使えます。
もしもの時の情報源として有効です。
aptX Adaptive対応
moto g52j 5G IIはaptX Adaptiveを含む複数のBluetoothコーデックに対応しています。
実際にaptX Adaptive対応のEarFun Air Pro 3を接続したところ、確かにaptX Adaptiveに対応していました。
対応イヤホンを持っていれば、ワイヤレスでも高音質な音楽を楽しめます。
Dolby Atmosで立体感のある音を楽しめる
moto g52j 5G IIは立体音響技術のDolby Atmos(ドルビーアトモス)に対応しています。
Dolby Atmosをオンにすると、立体感のある音を楽しむことが可能です。
moto g52j 5G IIはモノラルスピーカーこそ残念ですが、オーディオ機能は充実しています。
「音楽はイヤホンでしか聞かない」という人なら、moto g52j 5G IIでも問題ありません。
筆者もイヤホンでしか音楽を聞かないため、moto g52j 5G IIでも十分満足です。
モトローラ独自の機能を搭載
moto g52j 5G IIはモトローラ独自の便利機能を多数搭載しています。
モトローラの独自機能をまとめているのが「motoアプリ」です。
簡単な動きでスマホを操作できる「ジェスチャー」もまとめられています。
筆者が良く使うのは「クイックキャプチャー」です。
慣れると素早くカメラを起動できます。
「ディスプレイ」からは画面関連の設定ができます。
とくに便利なのが、画面オフでも通知などを表示できる「ピークディスプレイ」です。
常時点灯に似ていますが、こちらは画面をタップ or 本体を動かしたときだけ画面が表示されます。
作業中に通知や時間だけをサッと確認できて便利です。
ずっと画面に表示されるわけではないので、バッテリーの消費もそこまで多くありません。
個人的には常時点灯よりこちらのほうが便利ですね。
moto g52j 5G IIは指紋認証と顔認証に対応
moto g52j 5G IIは指紋認証と顔認証、2つの生体認証に対応しています。
指紋認証は側面の電源ボタン内蔵型です。
精度は良好で、電源ボタンをタッチするだけでサッと画面ロックが解除されます。
顔認証によるロック画面解除もスムーズです。
とくにストレスは感じません。
状況に合わせて指紋認証と顔認証を使い分けられるのは便利ですね。
例えば筆者は手汗をかきやすいので顔認証メインですが、マスクをしている際は指紋認証で解除しています。
地味ですが、ストレスなくロック画面を解除できるのも大事なポイントです。
moto g52j 5G IIの対応バンド
moto g52j 5G IIの対応バンドは次の通りです。
OPPO Reno9 Aの対応バンド | |
---|---|
5G | n3 / 28 / 77 / 78 |
4G | B1 / 2 / 3 / 8 / 18 / 19 / 28 / 38 / 41 / 42 |
3G | B1 / 2 / 5 / 8 / 19 |
大手4キャリアの主要バンドに対応しています。
どのキャリアの格安SIMでも、問題なく使えるでしょう。
ただし、ドコモの5Gバンドであるn79は非対応です。
ドコモの5G通信を利用したい場合は、n79をサポートする他のスマホを検討しましょう。
n79対応のミッドレンジならPixel 7aがおすすめです。
DSDV対応、microSDもOK
moto g52j 5G IIはnanoSIM + eSIMのDSDVに対応しています。
最近ではeSIMに対応する事業者が増えているので、以前よりも使いやすくなりました。
物理SIMカード2枚でのDSDVは利用できませんが、microSDの同時利用はOKです。
2つのSIMを使い分けつつ、microSDカードで容量を増やせます。
主要なAPNはプリインストール済み
moto g52j 5G IIでは主要なAPNがおおむねプリインストールされています。
ざっと見た感じ、主要なところでAPN設定が必要なのはNUROモバイル(ドコモ以外)とpovo2.0くらいでしょうか。
それ以外の格安SIMはAPN一覧から選択するだけで使えそうです。
moto g52j 5G IIとg52j/g53jの違い
moto g52j 5G IIと、スペックや名前が似ている以下の2機種を比較してみましょう。
moto g52j 5Gとの違いはメモリと価格のみ
moto g52j 5G IIとmoto g52j 5Gの違いはメモリと価格のみです。
項目 | moto g52j 5G II | moto g52j 5G |
---|---|---|
直売価格 | 40,800円 | 39,800円※ |
実売価格 | 20,000~27,800円 | 15,000~26,800円 |
メモリ | 8GB | 6GB |
スペック面ではメモリが6GBから8GBにアップしただけです。
それ以外のスペックやデザインは、moto g52j 5G IIとmoto g52j 5Gで差はありません。
ケースやフィルムなどのアクセサリも共通です。
一方、価格はmoto g52j 5Gが割安です。
moto g52j 5Gは発売から1年ほど経っているため、中古価格が下がっています。
中古である点が気にならず、とにかく安く買うならmoto g52j 5Gで良いでしょう。
新品で買う場合、実売価格は1,000円しか変わりません。
この差なら、メモリが増量しているmoto g52j 5G IIがおすすめです。
moto g53j 5Gはスペックや立ち位置が異なる
続いてはmoto g52j 5G IIとmoto g53j 5Gの比較です。
名前だけ見るとmoto g52j 5G IIの後継モデルのように見えますが、スペックを比較するとそうではないと分かります。
スペック | moto g52j 5G II | moto g53j 5G |
---|---|---|
価格 | 40,800円 | 34,800円 |
カラー | インクブラック パールホワイト | インクブラック アークティックシルバー ペールピング(g53yのみ) |
サイズ | 幅約76.8mm 高さ約171.0mm 厚さ約9.1mm | 幅約74.66mm 高さ約162.7mm 厚さ約8.19mm |
重さ | 約206g | 約183g |
ディスプレイ | 約6.8インチ, LCD FHD+(2,460×1,080) | 約6.5インチ, LCD HD+(1,600×720) |
リフレッシュレート | 120Hz | 120Hz |
OS | Android 12(要アップデート) | Android 13 |
SoC | Snapdragon 695 5G | Snapdragon 480+ 5G |
メモリ | 8GB | g53j:8GB g53y:4GB |
ストレージ | 128GB | 128GB |
アウトカメラ | メイン:5000万画素(f/1.8) 超広角+深度:800万画素(f/2.2) マクロ:200万画素(f/2.4) | メイン:5000万画素(f/1.8) マクロ:200万画素(f/2.4) |
インカメラ | 1,300万画素(f/2.2) | 800万画素(f/2.0) |
バッテリー | 5,000mAh(15W) | 5,000mAh(18W) |
ワイヤレス充電 | × | × |
対応SIM | nanoSIM + eSIM | nanoSIM + eSIM |
DSDV | 〇 | 〇 |
5G | 〇 | 〇 |
Wi-Fi | Wi-Fi 5(802.11ac) | Wi-Fi 5(802.11ac) |
Bluetooth | 5.1 | 5.1 |
生体認証 | 指紋認証、顔認証 | 指紋認証、顔認証 |
防水・防塵 | IP68 | IP52 |
おサイフケータイ | 〇 | 〇 |
moto g52j 5G IIがミドルクラスなのに対し、moto g53j 5Gはエントリークラスのモデルです。
そのため、基本スペックはmoto g52j 5G IIがリードしています。
ディスプレイや防水等級などはmoto g52j 5G IIが優秀です。
ただ、実際に使ってみるとそこまで大きな違いは感じません。
OSサポートはmoto g53j 5Gが長く、価格も割安です。
ワイモバイル専売モデルのmoto g53y 5Gにいたっては一括1円で購入できますよ。
両者の違いについては別記事で詳しくまとめているので、ぜひ参考にしてください。
ストレージ倍増のSPECIAL版が登場
2023年11月20日に、moto g52j 5G IIのスペシャルモデル「moto g52j 5G SPECIAL」が発表されました。
基本スペックはほぼ同じですが、ストレージ容量が増量され、付属品も追加されています。
価格(定価)は41,800円と、moto g52j 5G IIと1,000円しか違いません。
ただ、後述する通りmoto g52j 5G IIの実売価格は20,000~27,800円です。
どうしても256GBストレージが欲しい人以外は、当分は価格が安いmoto g52j 5G IIを購入しましょう。
moto g52j 5G IIの販売価格
ここではmoto g52j 5G IIの販売価格を見ていきます。
実売価格は2万円台後半
moto g52j 5G IIの定価は40,800円ですが、実売価格は20,000~27,800円ほどです。
例えばビックカメラ.comやヨドバシドットコム、Amazonなどの通販サイトでは、新品が27,000円ほどで売られています。
中古品ならAランクでも20,000~22,000円ほどです。
IIJmioなら一括9,980円から
moto g52j 5G IIは一部の格安SIMでも購入できます。
格安SIM | 価格 | キャンペーン等 |
---|---|---|
IIJmio | 23,800円 | MNPなら9,980円 |
mineo | 32,208円 | 3,000円分のギフト |
おすすめはIIJmioです。
MNP乗り換えと同時なら、moto g52j 5G IIを一括9,980円で購入できます。
単体購入よりも10,000円以上もお得です。
IIJmioでは他にも月額料金が3ヶ月割引&データ容量が増量されるキャンペーンも実施しています。
moto g52j 5G IIをお得に買うなら、IIJmioがおすすめです。
まとめ
以上、moto g52j 5G IIのレビューでした。
Snapdragon 695 5Gと8GBメモリを搭載し、120Hzのリフレッシュレートに対応することでレスポンスは良好です。
3Dゲームをがっつりプレイする人でなければ、性能不足は感じません。
おサイフケータイと防水・防塵に対応しているのもうれしいポイントです。
有線イヤホン搭載&ドルビーアトモス対応で、スピーカーがモノラルなのもさほど気になりません。
重量がやや重いのと、OSのアップデート保証がない点はデメリットだと感じました。
サイズも大きいので、可能であれば家電量販店などで実機をチェックするのがおすすめです。
それさえ気にならないのであれば、幅広い人におすすめできるコスパの高いミドルスマホだと感じました。