Redmi Note 13 Pro 5GはXiaomiの独自OS「HyperOS」を搭載したモデルです。
便利な機能が多い反面、AQUOSやXperia、モトローラなどのスマホを使っていた人だとやや使いづらいかもしれません。
設定画面の項目や順番も異なるので、目当ての設定項目がどこなのか迷うこともあります。
本記事ではRedmi Note 13 Pro 5Gを買ったらやっておきたい設定項目を、画像付きで詳しく解説しています。
Redmi Note 13 Pro 5Gを購入した方は、ぜひ参考にしてください。
ディスプレイ関連の設定
まずはディスプレイ関連の設定です。
リフレッシュレートを120Hzにする
Redmi Note 13 Pro 5Gは最大120Hzのリフレッシュレートに対応しています。
60Hzよりも滑らかに動くので、120Hzに設定するのがおすすめです。
[設定]→[ディスプレイと明るさ]→[リフレッシュレート]からリフレッシュレートを変更できます。
なお、120Hzにするとバッテリー持ちが少し悪くなります。
リフレッシュレートよりもバッテリー持ちを重視するなら、60Hzのままにしておきましょう。
120Hzでもそれなりにバッテリーは持つので、筆者は常に120Hzにしています。
サンライトモードをオンにする
サンライトモードは、直射日光下などの明るい場所でも画面が見やすくしてくれる機能です。
「屋外だと画面が見づらい」と感じる人は、サンライトモードをオンにしておきましょう。
[設定]→[ディスプレイと明るさ]→[サンライトモード]から、サンライトモードのオン/オフを切り替えられます。
なお、「自動明るさ調整」をオンにしている場合、サンライトモードは使えません。
ホーム画面の設定
続いてはホーム画面関連の設定です。
アプリ履歴(タスク)を横並びにする
HyperOSでは、デフォルトだとアプリ履歴(タスク)が縦に表示されます。
タスクキルも横にスワイプする必要があり、一般的なAndroidとは操作感が大きく異なるポイントの1つです。
縦並びが使いづらい時は[設定]→[ホーム画面]→[“最近のタスク”でアイテムを配置する]を[縦]から[横]へ変更しましょう。
これでアプリ履歴が横に表示されるようになります。
タスクキルも「上にスワイプ」になるので、他メーカーのAndroidスマホから乗り換えた人も違和感なく操作できるでしょう。
システムナビゲーションを変更する
Redmi Note 13 Pro 5Gでは、システムナビゲーションのデフォルトが「3ボタンナビゲーション」になっています。
しかし、設定で変更すればジェスチャーナビゲーションも利用可能です。
[設定]→[ホーム画面]→[システムナビゲーション]から、システムナビゲーションを変更できます。
なお、Redmi Note 13 Pro 5Gで3ボタンナビゲーションを利用する場合、[ミラーボタン]のオン/オフで「戻るボタン」と「アプリ履歴ボタン」の配置を交換できます。
ボタンの配置にこだわりがある人でも安心ですね。
コントロールセンターのスタイルを変更する
Redmi Note 13 Pro 5Gでは、コントロールセンター(通知やクイックアクセスの領域)に新しいスタイルが用意されています。
新しいコントロールセンターはWi-Fiオン/オフや音量アップなどの操作項目が一覧にまとまります。
その代わりに、
- ステータスバーの[右側]を下にスワイプ:クイックアクセス
- ステータスバーの[左側]を下にスワイプ:通知
といったように、スワイプする場所で表示される項目が異なります。
通知を見ようとしてクイックアクセスが表示されて、イラっとすることが結構あります。
新しいコントロールセンターに慣れない場合は、従来と同じスタイルへ変更しましょう。
[設定]→[通知とステータスバー]→[コントロールセンターのスタイル]から、任意のスタイルへ変更できます。
古いバージョンに変更すれば、他のAndroidスマホと操作感がほぼ同じになります。
電源長押しで電源メニューを表示する
Redmi Note 13 Pro 5Gでは、電源ボタンを長押しするとGoogleアシスタントが起動します。
電源メニュー(電源オフまたは再起動)を表示するには[音量アップ+電源ボタン]の同時押しが必要で、ちょっと面倒です。
Googleアシスタントを使わない場合は、電源ボタン長押しで電源メニューを開けるようにしましょう。
- STEP 1
- STEP 2
- STEP 3
- STEP 4
これで、電源ボタン長押しで電源メニューが表示されます。
ロック画面をカスタマイズする
Redmi Note 13 Pro 5Gではロック画面に表示する項目をカスタマイズできます。
[設定]→[壁紙とパーソナライゼーション]→[ロックスタイル]の順に進んでください。
ここで、ロック画面のおおまかなデザインを選べます。
そこから[カスタマイズ]をタップすると、さらに細かくロック画面をカスタマイズできます。
表示項目やフォント、色などをある程度は自由に決められます。
音関連の設定
次は音関連の設定です。
スクショ撮影時の音をオフにする
Redmi Note 13 Pro 5Gでは、スクリーンショットを撮影する際の音をオフにできます。
毎回カシャカシャなるのがうっとうしいと感じる人は、オフにしちゃいましょう。
[設定]→[サウンドとバイブレーション]→[追加設定]の[スクリーンショット撮影時に音を鳴らす]をタップすればOKです。
同じ画面でタッチ操作音や、アイテム削除時などの音も消せます。
サウンド効果を切り替える
Redmi Note 13 Pro 5Gは、立体音響技術「Dolby Atmos」に対応しています。
デフォルトでは「Xiaomiサウンド」というXiaomi独自のサウンド効果が選択されていますが、設定で簡単に切り替え可能です。
[設定]→[サウンドとバイブレーション]→[サウンド効果]から、Dolby Atmosへ切り替えましょう。
[グラフィックイコライザー]をタップして複数のプリセットから選べるほか、自分でカスタマイズも可能です。
また、イヤホンを接続している祭は[バーチャルイマーシブサウンド]をオンにし、より立体感を出すこともできます。
ただ、「Xiaomiサウンド」と「Dolby Atmos」のどちらが良いかは好みの問題だと思います。
また、利用するイヤホンによっても異なりそうですね。
両方試してみて、自分が好きな方を使えばよいでしょう。
セカンド・スペースを活用する
Xiaomiの独自機能の1つが「セカンド・スペース」です。
普段の環境(ファースト・スペース)とは別に、セカンド・スペースと呼ばれるもう1つの環境を作ります。
言い換えれば、1台のスマホで2台のスマホを仮想的に切り替えられる機能です。
LINEなど、本来は1台で1アカウントしか作られないアプリも複数運用できます。
セカンド・スペースは[設定]→[追加設定]→[セカンド・スペース]の[セカンド・スペースをオンにする]をタップすれば、簡単に作成できます。
切り替える際にパスワードの入力や指紋認証が必要な設定にすれば、プライベートな領域も作れます。
実際に作ったセカンド・スペースがこちら。
普段の環境(ファースト・スペース)と異なり、初期設定を終えたばかりの時に近い状態です。
スペースの切り替えは[設定]→[追加設定]→[セカンド・スペース]から[セカンド・スペースに移動]を押すか、[切り替える]というショートカットをタップすればOK。
セカンド・スペースでは設定項目が一部異なり、SIM関連の設定やダークモードの切り替えなどができません。
画像も、ファースト・スペースとは別々に保存されます。
セカンド・スペースにいる状態で[設定]→[追加設定]→[セカンド・スペース]に移行すると、セカンド・スペースに関する設定が可能です。
[データの移動]から、アプリ別にどのスペースで利用するかを選択できます。
他社のスマホにはない便利な機能なので、うまく活用しましょう。
デュアルアプリでアプリを複製する
「セカンド・スペースは不要だけど、LINEなどで複数アカウントを使い分けたい」という場合はデュアルアプリ機能を使いましょう。
デュアルアプリは、アプリを複製して2つのアカウントを使い分けられる機能です。
LINEなどを複数使い分けたいときに活用しましょう。
デュアルアプリの使い方は以下の通りです。
- STEP 1
- STEP 2
- STEP 3
- STEP 4
- STEP 5
- STEP 6
複製が完了すると、ドロワーおよびホーム画面に複製版のアプリが追加されます。
実際に複製したLINEアプリを起動すると、ログイン画面が表示されます。
もちろん、これまで使っていたLINEアプリはそのままです。
仕事とプライベートでLINEアカウントを分けたいときなどに便利ですね。
やましいことに使うのは絶対にやめましょう。
ちなみに、複製したアプリは[設定]→[アプリ]→[デュアルアプリ]から消せますし、通常のアプリと同じようにアンインストールもできます。
セカンド・スペースよりも、こちらのほうが楽ですね。
まとめ
以上、Redmi Note 13 Pro 5Gを購入したら最初にしておきたい設定項目を解説しました。
設定項目は他にもたくさんありますが、最低限これだけはしておきましょう。
今後、Redmi Note 13 Pro 5Gを利用するうえで他にも便利な設定などがあれば追記します。