モトローラインドが、gシリーズの最新モデル「moto g64」を正式発表しました。
Dimensity 7025を世界で初めて搭載するミッドレンジモデルです。
Android 14をプリインストールし、さらにAndroid 15へのアップデートも保証されています。
なお、moto g64については日本版も発表されました。
moto g64のスペック概要
moto g64のスペックは以下の通りです。
スペック | moto g64 |
---|---|
カラー | Mint Green Pearl Blue Ice Lilac |
サイズ | 幅約73.82mm 高さ約161.56mm 厚さ約8.89mm |
重さ | 約192g |
ディスプレイ | 約6.5インチ, LCD FHD+(2,400×1080) |
リフレッシュレート | 120Hz |
OS | Android 14 |
SoC | Dimensity 7025 |
メモリ | 8GB / 12GB |
ストレージ | 128GB / 256GB |
アウトカメラ | 50MP(f/1.8、メイン) 8MP(f/2.2、マクロ/超広角) |
インカメラ | 16MP(f/2.4) |
スピーカー | ステレオ |
バッテリー | 6,000mAh(33W) |
ワイヤレス充電 | × |
対応SIM | nanoSIM+nanoSIM |
DSDV | 〇 |
5G | 〇 |
Wi-Fi | Wi-Fi 5(802.11ac) |
Bluetooth | 5.3 |
防水・防塵 | IP52 |
moto g64はSoCにMediaTekのDimensity 7025を搭載します。
Dimensity 7025を搭載するのはmoto g64が世界初です。
詳しい性能は分かっていませんが、MediaTekは「Antutuスコアが前世代より7%向上した」と主張しています。
Dimensity 7020のAntutuスコアが40万弱だったので、41~42万くらいでしょうか。
いずれにせよ、普段使いなら問題なさそうです。
OSはAndroid 14をプリインストールします。
すでにAndroid 15へのアップデートおよび3年間のセキュリティアップデートを保証すると発表済みです。
バッテリー容量は6,000mAhと大容量です。
しかも33W(30Wかも?)の急速充電にも対応しています。
イヤホンジャックとステレオスピーカーを搭載し、Dolby Atmosもサポート。
最近のモトローラスマホはオーディオにかなり力を入れていますね。
moto g54とg64の違いはわずか
moto g64を、先代モデルにあたるmoto g54と比較してみました。
スペック | moto g64 | moto g54 |
---|---|---|
カラー | Mint Green Pearl Blue Ice Lilac | Mint Green Midnight Blue Pearl Blue |
サイズ | 幅約73.82mm 高さ約161.56mm 厚さ約8.89mm | 幅約73.82mm 高さ約161.56mm 厚さ約8.89mm |
重さ | 約192g | 約192g |
ディスプレイ | 約6.5インチ, LCD FHD+(2,400×1080) | 約6.5インチ, LCD FHD+(2,400×1080) |
リフレッシュレート | 120Hz | 120Hz |
OS | Android 14 | Android 13 |
SoC | Dimensity 7025 | Dimensity 7020 |
メモリ | 8GB / 12GB | 8GB / 12GB |
ストレージ | 128GB / 256GB | 128GB / 256GB |
アウトカメラ | 50MP(f/1.8、メイン) 8MP(f/2.2、マクロ/超広角) | 50MP(f/1.8、メイン) 8MP(f/2.2、マクロ/超広角) |
インカメラ | 16MP(f/2.4) | 16MP(f/2.4) |
スピーカー | ステレオ | ステレオ |
バッテリー | 6,000mAh(33W) | 6,000mAh(33W) |
ワイヤレス充電 | × | × |
対応SIM | nanoSIM+nanoSIM | nanoSIM + nanoSIM |
DSDV | 〇 | 〇 |
5G | 〇 | 〇 |
Wi-Fi | Wi-Fi 5(802.11ac) | Wi-Fi 5(802.11ac) |
Bluetooth | 5.3 | 5.3 |
防水・防塵 | IP52 | IP52 |
moto g64はmoto g54からスペックがほとんど変わっていないのが分かります。
主な違いはAndroid 14をプリインストールしているのと、SoCがDimensity 7025に変わったくらいですかね。
実際に使うとカメラやスピーカーの音質などで多少の差があるかもしれませんが、大きな違いはなさそうです。
価格は約2.8万円から、いずれは日本版も?
moto g64はインドで4月23日から発売開始されます。
価格は8GB/128GB版が14,999ルピー(約2.8万円)、12GB/256GB版が16,999ルピー(約3万円)です。
現時点では、moto g64がインド以外で発売されるかはわかっていません。
ただ、総務省の高周波利用設備の型式指定・型式確認の公示を見ると、moto g64と噂されているモデル(XT2431-2とXT2431-3)が認証を受けています。
そのため、将来的にmoto g64が日本で発売される可能性もあります。
ただ、先代に当たるmoto g54も技適を取得していながら、まだ発売されていません。
あまり期待しすぎず、気長に待ちましょう。