モトローラが新フラグシップ「Motorola Edge 50」シリーズを海外で正式発表しました。
Edge 50 Proはすでにインドで正式発表済みですが、新たにUltraとFusionも加わりました。
3機種とも、AI機能を全面的にアピールしています。
Motorola Edge 50 Ultraのスペック概要
Motorola Edge 50 Ultraのスペックは以下の通りです。
スペック | Motorola Edge 50 Ultra |
---|---|
カラー | Peach Fuzz Nordic Wood Forest Grey |
サイズ | 幅約72.38mm 高さ約161.09mm 厚さ約8.59mm |
重さ | 約197g |
ディスプレイ | 約6.7インチ, pOLED 1.5K(2,712×1220) |
リフレッシュレート | 144Hz |
OS | Android 14 |
SoC | Snapdragon 8s Gen 3 |
メモリ | 12GB / 16GB |
ストレージ | 512GB / 1TB |
アウトカメラ | 50MP(f/1.6、メイン) 50MP(f/2.0、超広角/マクロ) 64MP(f/2.4、望遠、光学3倍) |
インカメラ | 50MP(f/1.9) |
スピーカー | ステレオ |
バッテリー | 4,500mAh(125W) |
ワイヤレス充電 | 〇(50W) |
対応SIM | nanoSIM+eSIM |
DSDV | 〇 |
5G | 〇 |
Wi-Fi | Wi-Fi 7(802.11ax) |
Bluetooth | 5.4 |
防水・防塵 | IP68 |
Motorola Edge 50 Ultraはシリーズ最上位モデルです。
ハイエンド向けSoCの廉価版であるSnapdragon 8s Gen 3を搭載します。
廉価版と言いつつスペックはハイエンドそのもの。
Antutuスコアは175万前後なので、スペック不足で困ることはまずないでしょう。
リアカメラは50MP(メイン)+50MP(超広角/マクロ)+64MP(望遠)の3眼構成です。
64MPの望遠レンズは光学3倍ズームに加え、最大100倍のスーパーズームにも対応します。
Edge 50 Ultraは“AI”を最大の売りにしています。
シャッタースピードを自動調整する「Action Shot」やAI手ブレ補正など、カメラにもAI機能が盛り込まれているようです。
バッテリー容量は4,500mAh、有線は125W、ワイヤレスは50Wの急速充電が可能です。
スピーカーはステレオで、Dolby AtmosやSnapdragon Soundもサポートします。
ただし、イヤホンジャックは搭載しません。
Motorola Edge 50 Proのスペック概要
Motorola Edge 50 Proのスペックは以下の通りです。
スペック | Motorola Edge 50 Pro |
---|---|
カラー | Luxe Lavender Moonlight Pearl Black Beauty |
サイズ | 幅約72.4mm 高さ約161.23mm 厚さ約8.19mm |
重さ | 約186g |
ディスプレイ | 約6.7インチ, pOLED 1.5K(2,712×1220) |
リフレッシュレート | 144Hz |
OS | Android 14 |
SoC | Snapdragon 7 Gen 3 |
メモリ | 12GB |
ストレージ | 512GB |
アウトカメラ | 50MP(f/1.4、メイン) 13MP(f/2.2、超広角/マクロ) 10MP(f/2.0、望遠、光学3倍) |
インカメラ | 50MP(f/1.9) |
スピーカー | ステレオ |
バッテリー | 4,500mAh(125W) |
ワイヤレス充電 | 〇(50W) |
対応SIM | nanoSIM+eSIM |
DSDV | 〇 |
5G | 〇 |
Wi-Fi | Wi-Fi 6E(802.11ax) |
Bluetooth | 5.4 |
防水・防塵 | IP68 |
基本的なスペックはすでに発表されているインド版とほぼ同じです。
SoCにSnapdragon 7 Gen 3を採用します。
“Pro”という名前はハイエンドっぽいですが、中身はミドルハイですね。
Snapdragon 7 Gen 3はAntutuスコアが90万前後なので、普段使いなら困らないでしょう。
リアカメラは50MP(メイン)+13MP(超広角)+10MP(望遠)の3眼構成。
Ultra同様にAI機能を全面的にアピールしており、カメラにもAIが活用されています。
バッテリー容量や充電速度はUltraと同じです。
有線は125W、ワイヤレスは50Wの急速充電をサポートします。
インド版は付属のACアダプタが68Wでしたが、グローバル版は125WのACアダプタが付属するようです。
Motorola Edge 50 Fusionのスペック概要
Motorola Edge 50 Fusionのスペックは以下の通りです。
スペック | Motorola Edge 50 Fusion |
---|---|
カラー | Forest Blue Hot Pink Marshmallow Blue |
サイズ | 幅約73.1mm 高さ約161.9mm 厚さ約7.9mm |
重さ | 約174.9g |
ディスプレイ | 約6.7インチ, pOLED FHD+(2,400×1080) |
リフレッシュレート | 144Hz |
OS | Android 14 |
SoC | Snapdragon 7s Gen 2 |
メモリ | 12GB |
ストレージ | 256GB |
アウトカメラ | 50MP(f/1.88、メイン) 13MP(f/2.2、超広角/マクロ) |
インカメラ | 32MP(f/2.45) |
スピーカー | ステレオ |
バッテリー | 5,000mAh(68W) |
ワイヤレス充電 | ? |
対応SIM | nanoSIM+eSIM |
DSDV | 〇 |
5G | 〇 |
Wi-Fi | Wi-Fi 5(802.11ac) |
Bluetooth | 5.2 |
防水・防塵 | IP68 |
今回発表されたEdge 50シリーズの中では最廉価モデルにあたります。
SoCはSnapdragon 7s Gen 2を採用しており、Antutuスコアは60万前後のようです。
アウトカメラは50MP(メイン)+13MP(超広角/マクロ)で、望遠レンズは搭載しません。
その他にも解像度はFHD+、充電速度が68WなどUltra/Proに比べるとスペックは控えめです。
一方で厚みは約7.9mmと薄く、重量も約174.9gと、シリーズ最薄・最軽量に仕上がっています。
それでいてバッテリー容量は5,000mAhと、上位2機種より多めです。
筆者的には、edge 20の後継としてEdge 40 Fuisonを使いたいですね。
価格は約6.6万円から
Motorola Edge 50シリーズの販売価格(希望小売価格)は以下の通りです。
Proは今週中にも発売され、UltraとFusionも今後数週間のうちに発売予定です。
Edge 50シリーズはヨーロッパ、南米、アジア、オセアニア向けに展開されます。
現時点では、日本でもEdge 50シリーズが発売されるかは分かっていません。
Proのみ発売の可能性がありますが、できれば3モデルすべての日本発売に期待したいですね。
記事内画像引用元:motorola.uk(Ultra), (Pro), (Fusion), motorolanews