OPPO Reno9 AはOPPOが発売するミドルクラスのSIMフリースマホです。
背面に独自加工を施し、さらにガラス素材を採用しています。
質感の良さはハイエンドモデルにも負けません。

従来モデルより高級感が増し、よりスタイリッシュになりました。
一方でスペックは先代のOPPO Reno7 Aからほぼ変わっておらず、スマホファンからは不満の声も聞こえました。
しかし、普段使いなら問題ない処理性能やカメラ、90Hz対応の有機ELディスプレイを搭載し、防水&おサイフケータイにも対応しています。
OPPO Reno9 A単体で見れば、コスパは悪くありません。
そんなOPPO Reno9 Aの評価は以下の通りです。
- デザイン:
- サイズ感:
- ディスプレイ:
- 処理性能:
- カメラ性能:
- バッテリー:
本記事ではOPPO Reno9 Aを実際に購入した筆者が、良かったところやイマイチだったところをレビューします。
独自加工とガラスパネルの高級感
さっそくOPPO Reno9 Aの外観からチェックします。
今回はムーンホワイトを購入しました。

背面には独自加工の「OPPO Glow」が施されており、マットな質感ながらキラキラと輝いています。
さらにガラスボディを採用することで、過去モデルより高級感がアップしました。
ミドルクラスですが安っぽさは感じません。

サラサラとした触り心地で、指紋が目立ちにくいのもうれしいですね!
1つ気になるのがカメラ周りのクリアパーツの部分です。
アクセントのために採用されているようですが、個人的には「なくてもいいかな?」と感じました。

先代のReno7 Aのように、全体にOPPO Glowを採用してほしかったのが正直なところです。

とはいえ、良質なデザインであることに変わりはありません。
見た目重視でミドルクラスのスマホを選びたい人にも、Reno9 Aは十分おすすめできます。
こちらは右側面。
電源ボタンが配置されています。

左側面にはSIMカードスロットと音量ボタンがあります。

底面にはスピーカー、USB Type-Cポート、そしてイヤホンジャックがあります。
有線イヤホンを使いたい人にはありがたいですね。

本体上部はサブマイクのみです。

本体サイズはそれなりに大きいものの、厚みは7.8mmに抑えられています。
そのおかげか、重量は183gとサイズの割に軽めです。

「とにかく軽いスマホが良い!」という人でなければ、とくに問題なく利用できるでしょう。
90Hz対応の有機ELを搭載
OPPO Reno9 Aは6.4インチの有機ELディスプレイを搭載しています。

有機ELは液晶よりも発色が良く、色鮮やかな映像を楽しめます。
映画や動画の視聴が趣味の人にピッタリです。

最初から保護フィルムが貼ってあるのもありがたいですね。
また、OPPO Reno9 Aは最大90Hzのリフレッシュレートにも対応しています。
1秒間に画面を書き換える回数のことで、高いほど映像が滑らかになる。一般的なスマホは60Hz(1秒間に60回)。
リフレッシュレートが高いと、ブラウジングやSNSなどのスクロールも滑らかになります。
ゲームをしない人にとっても、高リフレッシュレートは大きなメリットです。
ただし、リフレッシュレートを高くすると消費電力も増加します。
OPPO Reno9 Aはリフレッシュレートを60Hzと90Hzから選択可能です。

リフレッシュレートよりバッテリー持ちを重視する場合は60Hzを選択してください。
ワイモバイル版はケースなし
ワイモバイル版Reno9 Aの付属品はSIMピンと取扱説明書類のみです。
SIMフリー版と違い、クリアケースは付属しません。

ACアダプタやUSBケーブルなども付いていないので、必要なものは別途購入してください。
筆者はエレコムのハイブリッドケースを追加購入しました。


サイズはピッタリで、Reno9 Aのデザインも損なわれません。
クリアケースが欲しい人におすすめです。
OPPO Reno9 Aのスペック

OPPO Reno9 Aのスペックは以下の通りです。
スペック | OPPO Reno9 A |
---|---|
カラー | ムーンホワイト ナイトブラック |
サイズ | 幅約74mm 高さ約160mm 厚さ約7.8mm |
重さ | 約183g |
ディスプレイ | 約6.4インチ, 有機EL FHD+(2,400×1,080) |
リフレッシュレート | 90Hz |
OS | ColorOS 13(Android 13) |
SoC | Snapdragon 695 5G |
メモリ | 8GB |
ストレージ | 128GB |
アウトカメラ | メイン:4800万画素(f/1.7) 超広角:800万画素(f/2.2) マクロ:200万画素(f/2.4) |
インカメラ | 1600万画素(f/2.4) |
バッテリー | 4,500mAh(18W) |
ワイヤレス充電 | × |
対応SIM | ワイモバ版:nanoSIM + eSIM SIMフリー版:nanoSIM x 2 + eSIM |
DSDV | 〇 |
5G | 〇 |
Wi-Fi | Wi-Fi 5(802.11ac) |
Bluetooth | 5.1 |
生体認証 | 指紋認証、顔認証 |
防水・防塵 | IP68 |
おサイフケータイ | 〇 |
SoCにはミドルクラスでの採用が多いSnapdragon 695 5Gを搭載しています。
スマホ好きにはやや嫌われがちなSoCですが、処理性能は悪くありません。
メモリも8GBと大容量ですし、普段使いなら困ることはないでしょう。

ハイエンド機ほどのサクサク感はありませんが、スクロールや文字入力での引っ掛かりも感じません。
過去モデル同様におサイフケータイと防水・防塵にもしっかり対応しています。
モバイルSuicaやiD、QUICPayなどの電子マネーを使いたい人でも安心です。
Antutuスコアは約45万
OPPO Reno9 Aでベンチマークソフト「Antutu(Ver10)」を実行してみました。
Antutuのスコアは約45万点です。
処理性能は「ザ・ミドルスペック」って感じですね。
SNSや動画視聴、ブラウジングなど普段使いなら困ることはありません。
-
- 20万未満:動作はモッサリ
- 20~30万:最低限の性能、軽いアプリはOK
- 30~50万:普段使いなら十分
- 50万~80万:ゲーム以外はサクサク動く
- 80万以上:多くのゲームが快適

筆者はSNSメインでたまに軽くゲームをプレイするくらいですが、動作は軽快で不満なく使えています。
ハイエンドモデルのようなサクサク感はありませんが、エントリー機によくあるモッサリした感じもありません。
ゲームもそこそこできる
OPPO Reno9 Aならゲームもそこそこプレイできます。
あくまでもミドルなので、負荷の大きい3Dゲームは厳しめです。
2Dゲームや負荷の低い3Dゲームなら問題ありません。
実際にいくつかゲームをプレイしてみました。
モンスト(モンスターストライク)

まずはモンストをプレイしてみました。
全く問題なくプレイできますね。
ストライクショットや複数の友情コンボの発動時も、とくにカクついたりはしませんでした。
OPPO Reno9 Aでも、2Dゲームなら余裕がありますね。
FGO(Fate/Grand Order)

続いてはFGO(Fate/Grand Order)です。
こちらも問題なくプレイできました。
「高品質」設定でもカクつくことなく動作します。
宝具演出やオダチェンもスムーズです。
報酬受け取りや画面の遷移はやや読み込みが入りますが、ストレスを感じるほどではありません。

一括ダウンロードはしておきましょう。
PUBGモバイル

続いてはPUBGモバイルをプレイしてみました。
こちらも問題なくプレイできています。

クオリティは「HD」までですが、フレーム設定は「高」を選べるので結構滑らかに動きます。


発熱はそこまで酷くありませんが、1時間ほどプレイするとほんのり温かいのを感じます。

夏場に長時間プレイする際は要注意ですね。
原神

最後に、負荷の大きいことで知られる原神をプレイしてみました。
デフォルトの設定は「低」で、リフレッシュレートのみ60Hzにしています。
一応プレイできますが、性能が足りておらず低設定でも滑らかに動いてくれません。
やはりSnapdragon 695 5Gでは性能不足です。

発熱もかなりあり、30分ほどのプレイで40℃前後まで達します。

やはり、3Dゲームをある程度プレイしたい場合はもう少し処理性能が高いスマホがおすすめです。
ゲームツールで快適プレイをサポート
「ゲームツール」はゲームプレイをサポートしてくれるOPPO独自の機能です。
ゲーム中に画面端をスワイプすると、ゲームツールが表示されます。

ゲームツールでは、ゲームプレイに関するさまざまな機能を利用したり、設定を最適化したりできます。
- パフォーマンスモードの切り替え
- FPSの表示・確認
- タッチ感度の調整や誤タッチ防止の設定
- 画面の方向ロック
- ボイスチェンジャーの使用
- 通知のブロック
あくまでもミドルクラスでありガチゲーマー向けではありませんが、自分好みに設定を変えられるのは便利ですね。


もちろん、不要な場合は非表示にもできます。

スピーカーはモノラル
OPPO Reno9 Aのスピーカーはモノラルです。

音質は特別悪いわけではないものの、ステレオスピーカーの機種に比べると臨場感に欠けます。
音が片方からのみ聞こえるので、バランスもイマイチです。
イヤホンジャック搭載、FMラジオも対応
OPPO Reno9 Aはイヤホンジャックを搭載しています。
イヤホンジャックがない機種も増えているので、有線派にはうれしいポイントです。

イヤホン派の人なら、モノラルスピーカーでも気になりませんね。
また、OPPO Reno9 AはFMラジオにも対応しています。

FMラジオが使えるスマホは意外に少ないので貴重です。
LDACやaptX HDなどをサポート
OPPO Reno9 AはLDACやaptX HDなど、複数のBleutoothコーデックに対応しています。
SBC/AAC/aptX/aptX HD/LDAC
実際にaptX対応イヤホンを接続したところ、確かにaptXを選択できました。

対応するイヤホンを使えば、ワイヤレスでも高音質な音を楽しめるでしょう。
OPPO Reno9 Aのカメラ性能をチェック
OPPO Reno9 Aは3つのカメラで構成されるトリプルカメラを搭載しています。
- アウトカメラ①4800万画素
F1.7、広角 - アウトカメラ②800万画素
F2.2、超広角 - アウトカメラ③200万画素
F2.4、マクロ
メインカメラは4800万画素の広角カメラです。
オートモード/AIオフで撮影した作例をどうぞ。








明るい所ではそれなりにキレイな写真を撮影できます。
AIをオンにするとやや濃くなりますが、AIオフなら自然な色合いです。
背景をぼかす「ポートレート」モードも使えます。

デジタルズームは最大6倍
OPPO Reno9 Aのズームはデジタルのみで、最大6倍です。
光学ズームではないので、最大までズームすると荒くなります。
それでも3~4倍くらいまでは実用的ですね。


5倍以上の倍率でキレイに撮りたい場合は、望遠レンズを搭載するハイエンドモデルを購入しましょう。
超広角はキレイだが色味が変わる
セカンドカメラは800万画素の超広角カメラです。
メインカメラよりも広い背景を含めたダイナミックな写真を撮影できます。




超広角カメラも十分キレイですが、広角カメラから色味が変わっているのが気になりました。
青空を見ると分かりやすいでしょう。
マクロ撮影もできる
OPPO Reno9 Aは200万画素のマクロカメラも搭載しています。
広角カメラだとピントが合わない至近距離でも撮影が可能です。


エントリー~ミドルクラスのマクロカメラはおまけ程度なことが多いですが、Reno9 Aのマクロカメラはそこそこキレイに撮れますね。
夜景もそこそこ撮れる
OPPO Reno9 Aは暗所撮影用の夜景モードも搭載しています。




ややノイズは気になりますが、思っていたよりは明るい写真が撮影できます。
3~4万円台のミドル帯としては十分なクオリティではないでしょうか。
超広角カメラでも夜景モードを使えますが、広角カメラに比べるとイマイチです。

価格を考えるとReno9 Aも頑張っていますが、やはり上位モデルほどキレイには撮れません。
カメラ(とくに夜景)にこだわる場合はPixel 7aなどもう1ランク上のスマホを利用してください。

明るい所でも暗所でも「普通に撮れればOK」という人なら、Reno9 Aのカメラ性能でも十分すぎるくらいでしょう。
OPPO Reno9 Aのバッテリーをチェック
OPPO Reno9 Aのバッテリー容量は4,500mAh、充電速度は最大18Wです。
最近のAndroidスマホとしては標準的な容量ですが、電池持ちや充電速度はどうなのでしょうか。
実際にテストしてみました。
OPPO Reno9 Aのバッテリー持ちは良好です。丸1日は電池切れを心配せず使えます。
一方、急速充電は18Wで可もなく不可もなくという感じです。
バッテリー持ちは良好
まずはベンチマークソフト「PCMark for Android(以下PCMark)」を使い、OPPO Reno9 Aのバッテリー持ちをテストしました。
スマホのパフォーマンスや電池持ちをテストできるアプリ。ブラウジングや動画編集などを繰り返し、電池持ちを計測する。
PCMarkを以下の条件で実行し、バッテリーが100%から20%に減るのにかかった時間を計測する…予定でした。
- 電池100%でスタート
- 明るさ50%
- Wi-Fi接続
- リフレッシュレートは「高(90Hz)」
ところが、なぜか筆者の環境ではテスト終了時にPCMarkが必ずエラーを起こし、結果が記録されません。

仕方がないので、代わりに満充電した時からテスト終了までにかかった時間をReno9 Aの設定画面からチェックすると、12時間50分ほどでした。

テスト結果としてはやや不正確かもしれませんが、半日以上使っても20%のバッテリーが残る計算です。
実際に朝100%まで充電し、半日(12時間)使ってみたところ51%残っていました。
それなりにカメラでの撮影やゲーム、動画視聴を利用しましたが、思ったよりは良く持ちますね。

極端な使い方をしなければ、丸1日は十分バッテリーが持つでしょう。
充電速度は普通

先ほどの実験で電池が20%になった状態から、100%になるまでの時間を計測しました。
OPPO Reno9 Aは充電ケーブルもACアダプタも付属していないため、筆者が普段利用しているAnker製のものを利用しています。
テスト結果は以下の通りです。
バッテリー残量 | 充電にかかった時間 |
---|---|
50% | 27分 |
80% | 56分 |
90% | 1時間6分 |
100% | 1時間25分 |
満充電までにかかった時間は1時間25分でした。
特別速いわけではありませんが、実用的な速度と言えます。
80%までなら1時間かかりませんし、時間がないときでも最低限のバッテリーは確保できるでしょう。
ワイヤレス充電は非対応
OPPO Reno9 Aはワイヤレス充電に対応していません。
ガラス製になりましたし、対応すれば過去モデルとの差別化もできたのですが、残念ながら充電は有線のみです。
少しずつ対応機種が増えているワイヤレス充電ですが、なかなかミドル帯では搭載されません。
ワイヤレス充電を使いたい場合は、ミドルハイ~ハイエンドモデルを買いましょう。
OPPO Reno9 Aは指紋認証と顔認証の両対応
OPPO Reno9 Aは指紋認証と顔認証、2つの生体認証に対応しています。

指紋認証は画面内埋め込み式です。
精度もスピードも申し分なく、ストレスは感じません。

顔認証は精度が良好で、画面を付けるとすぐに認証してくれます。

ミドルクラスながら、OPPO Reno9 Aは指紋認証も顔認証も快適です。
マスクを着けているときは指紋認証、手袋をしているなら顔認証といったように使い分けられます。
OPPO Reno9 Aの対応バンド
OPPO Reno9 Aの対応バンドは以下の通りです。
OPPO Reno9 Aの対応バンド | |
---|---|
5G | n3 / 28 / 41 / 77 / 78 |
4G | B1 / 3 / 4 / 5 / 8 / 12 / 17 / 18 / 19 / 26 / 28 / 38 /40 / 41/ 42 |
3G | B1 / 4 / 5 / 6/ 8 / 19 |
4キャリアの主要バンドに対応しています。
国内のキャリア/格安SIMであれば、問題なくOPPO Reno9 Aで使えるでしょう。

利用予定のキャリア/格安SIMでReno9 Aの動作確認が実施されているかどうかは必ずチェックしてください。
なお、OPPO Reno9 Aはドコモのn79に対応していません。
ドコモの5G通信を利用したい場合は要注意です。
ワイモバイル版はSIMスロットが1つ
OPPO Reno9 Aのワイモバイル版はSIMフリー版とSIMスロット構成が異なります。
- SIMフリー版
nanoSIM x 2 + eSIM - ワイモバイル版
nanoSIM + eSIM
SIMフリー版は物理SIMスロットが2つありますが、ワイモバイル版は1つしかありません。

eSIMに対応しているため、nanoSIMとeSIMによるDSDVは利用できます。
しかし、物理SIMの2枚挿しはできません。

nanoSIM x 2でもDSDVできる分、SIMフリー版のほうが自由度は高めです。
OPPO Reno9 AとReno7 Aの違い
OPPO Reno9 Aは2022年に発売されたReno7 Aの後継モデルです。
しかし、Reno9 AとReno7 Aを比較するとスペック上の違いはほぼありません。
実際にReno9 AとReno7 Aの相違点だけを表にまとめてみました。
スペック | OPPO Reno9 A | OPPO Reno7 A |
---|---|---|
カラー | ムーンホワイト ナイトブラック | スターリーブラック ドリームブルー |
サイズ | 幅約74mm 高さ約160mm 厚さ約7.8mm | 幅約73.4mm 高さ約159.7mm 厚さ約7.6mm |
重さ | 約183g | 約175g |
メモリ | 8GB | 6GB |
カラーリングが異なるほか、Reno9 Aは背面がガラス素材に変更されています。
その影響もあり、重量がやや重くなりました。

高級感があるのはReno9 Aですが、青系統が好きな筆者はReno7 Aが好みです。
スペック面ではメモリが6GBから8GBに増量されただけです。
SoCやディスプレイ、バッテリー容量などは全く変わっていません。
基本的にはReno9 Aがおすすすめですが、中古などで安く買えそうならOPPO Reno7 Aでも良いでしょう。
OPPO Reno9 Aの販売価格
OPPO Reno9 AはSIMフリー版が発売されているほか、格安SIMでも取り扱われています。
ここではOPPO Reno9 Aの販売価格を見ていきましょう。
価格はいずれも2023年10月時点のものです。
SIMフリー版は実売4万円前後

SIMフリー版OPPO Reno9 Aの定価は46,800円です。
実際には3万円台後半~42,000円前後で購入できます。
例えばAmazonでの販売価格は42,000円です。
ヨドバシカメラやビックカメラなどでは定価販売ですが、10%のポイントが還元されます。
ポイントを含めた実質価格はやはり42,000円程度ですね。
格安SIMとのセットはIIJmioが安い
OPPO Reno9 Aを購入できる格安SIMは以下の通りです。
格安SIM | OPPO Reno9 Aの販売価格 | 割引・特典 |
---|---|---|
IIJmio | 41,980円 | ・MNPなら一括9,780円 ・単体購入で5,000円ギフト券 |
LinksMate | 44,800円 | なし |
mineo | 39,336円 | なし |
NUROモバイル | 43,000円 | なし |
QTモバイル | 46,728円 | ・MNPなら1万円還元 ・BBIQ会員は42,056円 |
ワイモバイル | 31,680円 | MNPなら一括13,400円 |
楽天モバイル※ | 40,700円 | ・回線契約で一括20,700円 |
とくにおすすめなのがIIJmioです。
MNPなら一括9,780円で購入できます。
ワイモバイル版と違い、nanoSIMを2つ挿せるのも魅力ですね。
まとめ
以上、OPPO Reno9 Aのレビューでした。
- 独自加工とガラス素材で高級感アップ
- 薄型でサイズの割には軽い
- Snapdragon 695 5Gで普段使いなら問題なし
- 90Hzリフレッシュレート対応
- おサイフケータイと防水・防塵対応
- 明るい所ではキレイに撮れるカメラ
- イヤホンジャックあり
- aptx HDやLDACなどのコーデックに対応
- 電池持ち・充電速度は及第点
- 指紋認証も顔認証も精度は良好
- スピーカーはモノラル
- 基本スペックはReno7 Aとほぼ同じ
- 3Dゲームをプレイするには力不足
- カメラ性能はこだわる人だと物足りない
- ワイモバイル版はシングルSIM(eSIMはOK)
スペックが先代のOPPO Reno7 Aからほぼ変わっておらず、発売直後はネガティブな意見も多くありました。
筆者はReno7 Aも使ったことがありますが、使い勝手はさほど変わっていません。

Reno5 AやReno7 Aを使っているユーザーが乗り換えるメリットはほぼないでしょう。
とはいえ、OPPO Reno9 A単体で見れば決して悪いスマホではありません。
上質なデザインに必要十分以上のSoCとカメラ、そしておサイフケータイや防水にもしっかり対応しています。
円安や半導体不足などでミドル帯の価格が高騰していることを考えると、コストパフォーマンスは上々ですよ。