「〇〇を購入したらやっておきたい設定」シリーズ。
今回はSIMフリースマホ「HUAWEI P10 lite」編です。
高コスパの素晴らしいスマホですが、ややクセが強いのでしっかり設定しましょう。
初期設定(APN設定)
まずは初期設定、いわゆるAPN設定からです。
P10 liteは本体側面(左上)にSIMトレイがあります。
付属しているSIMピンでトレイを取り出し、SIMカードを挿入しましょう。
ちなみに、micro SDカードもここに入れます。
SIMカードを挿入したら電源をつけ[設定]→[その他]→[モバイルネットワーク]の順にタップしてください。
[SIM 1]の[アクセスポイント名]という項目をタップします。
ちなみに2枚のSIMカードを使う場合は利用したいSIMの[アクセスポイント名]をタップしてください。
アクセスポイント名をタップすると、インストールされているAPNが一覧表示されます。
P10 liteは主要な格安SIMのAPNはほぼプリインストール済みです。
利用する格安SIM名をタップするだけでAPN設定は完了します。
もし一覧にAPNがない場合は右上から[新しいAPN]をタップし、APN情報を手入力してください。
入力する情報は格安SIMによって異なるので各自確認してください。
ホーム画面のスタイルを変更する
続いてホーム画面スタイルの変更です。
P10 liteはHUAWEI独自のユーザーインタフェース「EMUI」が採用されています。
このEMUIではデフォルトだとすべてのアプリがホーム画面に表示されます。
iPhoneと同じスタイルですね。
これが嫌な人はAndroidで一般的なドロワースタイルに変更しましょう。
[設定]→[ホーム画面のスタイル]から切り替えられます。
指紋認証の設定
HUAWEI P10 liteは指紋認証に対応しています。
精度が高くロック解除も非常に速いので、P10 liteを使うなら指紋認証はマストです。
指紋認証の設定は[設定]→[指紋ID]の[指紋管理]から行います。
PINの入力を求めらるので、ロック画面の解除に利用しているPINを入力します。
指紋リストの[新しい指紋]をタップします。
指紋を登録します。
指紋の登録は画面の指示にしたがってセンサーをタップすると簡単です。
指紋の登録が終わったら一番上の[ロック解除画面]をタップしてオンにしましょう。
これで指紋認証が使えるようになります。
また、指紋は最大5つまで登録できます。
追加の指紋を登録する場合はさきほど同様に[新しい指紋]をタップしましょう。
指紋センサーを便利に使う
P10 liteの指紋センサーは「ジェスチャー機能」に対応しています。
ジェスチャー機能をオンにすると指紋センサーを使って
- 写真の撮影
- 電話の着信の応答
- 通知パネル表示
といったことができます。
さきほどの[指紋ID]画面で使いたい機能をタップすれば使えるようになります。
電池の残量を「%」で表示する
デフォルトではバッテリー残量が電池のアイコンで表現されています。
しかし、これでは厳密にあと何%残っているかは分かりません。
電池の残量を%表示しましょう。
[設定]→[電池]の下の方にある[電池残量(%)]をタップしてオンにします。
バッテリー残量の表示位置を変える
さきほどの方法でバッテリー残量を%表示できるようになりました。
%の表記は電池アイコン横に表示されますが、表示場所の変更もできます。
[設定]→[通知とステータスバー]にある[電池残量位置]をタップし、[アイコン内]を選びます。
これで電池のアイコンの中に残量が%表示されます。
バックグラウンド通信のオン/オフを設定する
次はバックグラウンド通信のオン/オフの設定です。
一般的に格安SIMは高速通信容量が少ないです。
無駄な通信をしないためにもバックグラウンド通信の設定はかかせません。
[設定]→[モバイルデータ通信]の中にある[ネットワーク通信を行うアプリ]をタップします。
アプリ一覧が出てくるので[ネットワーク通信を行うアプリ]→[▼]→[詳細なネットワーク管理]の順にタップしてください。
アプリ毎にバックグラウンド通信をするかどうかを設定できます。
バックグラウンド時に通信してほしくないアプリの「バックグラウンド時」のチェックを外しましょう。
ただし、バックグラウンド通信をオフにするとメールなどを自動で受信しなくなります。
基本的に
- メールアプリ
- メッセージアプリ(LINEなど)
- 電話アプリ
- SNS(Twitterなど)
などはバックグラウンド通信を許可し、それ以外はオフにすればよいでしょう。
スリープ時にWi-Fi接続を切断する 【追記】
P10 liteの電池持ちを良くしたい場合はスリープ時にWi-Fi接続を切断する設定にしましょう。
この設定を入れるとかなり長持ちするようになります。
[設定]→[電池]→[設定(歯車アイコン)]→[スリープ時にWi-Fi接続を維持]→[接続しない(データ通信量が増加する可能性あり)]
の順にタップしましょう。
括弧内にも書かれていますが、この設定にするとスリープ時は携帯電話回線でデータ通信を行います。
そのため、ちゃんと設定しないとデータ通信量が増加する恐れがあります。
さきほどの「バックグラウンド通信のオン/オフを設定する」を参考にして、無駄な通信が発生しないように気を付けましょう。
明るさ自動調整をオフにする
デフォルトでは周りの明るさに合わせて画面の明るさを自動で調整する機能がオンになっています。
便利な機能ですが、使わない場合はうっとうしいのでオフにしましょう。
[設定]→[画面]→[画面の明るさ]の中にある[明るさを自動調整]をタップしてオフにします。
ロック画面の画像を変える【追記あり】
HUAWEI P10 liteでちょっと手間取ったのがロック画面の変更でした。
今までの端末は[設定]→[ロック画面]などで簡単に変更できていたのですが、見当たらず。
では、ロック画面にしたい画像から「ロック画面に登録」を選択すればよいのでは?
と思いましたが、登録できるのは連絡先と壁紙だけでした。
どうやらHUAWEI P10 liteのロック画面の設定は「ロック画面」で行うようです。
ロック画面で、ディスプレイ底部を上向きにスワイプするとメニューが4つ表示されます。
そのメニューの一番右をタップします。
すると、ロック画面用の画像を専用フォルダに追加できます。
このフォルダに画像を追加すれば、ロック画面に表示されます。
ロック画面の画像を固定する
P10 liteのロック画面はデフォルトだと専用フォルダの画像がランダム表示されます。
これが嫌な場合はロック画面を好みの画像で固定することもできます。
さきほどのロック画面の4つのメニューを表示している状態で画面を左右にスワイプすると、ロック画面の画像が入れ替わります。
固定したい画像になったら、一番左の再生マーク(右三角形)をタップして一時停止マークに変えます。
これでロック画面の画像が固定されました。
【追記】固定の場合はもっと簡単に画像を設定できる
「P10 liteのロック画面変更は面倒くさい」みたいに言ってしまいましたが、固定の画像をロック画面にする場合は他のスマホ同様に簡単にできました。
まずはギャラリーアプリでロック画面にしたい画像を選択し、[その他]→[登録]をタップします。
登録先が出てくるので「壁紙」をタップします。
表示範囲を決めたら、右上のチェックマークをタップします。
するとここで[ロック画面][ホーム画面][両方]と選択肢がでるので[ロック画面]をタップします。
これでロック画面の画像が変更です。
そうだよね、この方法が使えないわけないよね…。
ググった時に、前機種のP9 liteではロック画面からフォルダに追加する方法しかないみたいな情報があり、てっきりP10 liteもそうだと思ってしまいました。
なお、この方法でロック画面の画像を変更すると、その画像で固定されるようです。
ロック画面が毎回変わるようにする場合は、前述している方法で設定する必要があるようです。
ナックルジェスチャーの設定を変更する
ナックルジェスチャーは指の関節で簡単にスマホを操作できる機能です。
例えば「スマートスクリーンショット」は指関節で画面を2回「コツコツ」とたたくだけでスクショが撮れる機能です。
ナックルジェスチャーの設定は[設定]→[スマートアシスト]→[モーションコントロール]から変更できます。
まとめ
今回はHUAWEI P10 liteを購入したらやっておきたい設定を紹介しました。
どういう設定にするかは人それぞれだとは思いますが、この辺は基本的にみんな設定すると思います。
もし分からないことがあれば、コメント等でお知らせください。