ここ最近のハイエンドスマホはイヤホンジャックを搭載しない機種が増えています。
iPhoneシリーズも例外ではなく、最新モデルであるiPhone 15もイヤホンジャックを搭載していません。
有線イヤホンを使いたい場合は、USB Type-C-イヤホン変換アダプタが必要です。
iPhone 15でもUSB Type-C-イヤホン変換アダプタを使えば、有線イヤホンを使えます。
USB Type-C-イヤホン変換アダプタはいくつか種類がありますが、安く済ませたいならダイソーの変換コード(ecola製)がおすすめです。
330円と格安で購入でき、iPhone 15シリーズをはじめとする数多くのスマホで使えます。
ダイソーのDAC内蔵変換コードはiPhone 15で使える
今回購入したのはダイソーの「DAC内蔵変換コード」です。
価格は330円と、ダイソー商品の中では少し高い部類に入ります。
ダイソーには110円で購入できるUSB-C – イヤホン変換コードもあります。
しかし、110円の変換コードは多くが「DAC」を内蔵しないアナログ接続のため、基本的にiPhone 15では使えません。
iPhone 15で有線イヤホンを利用するためには、DACを内蔵している「デジタル接続」の変換コードが必要です。
今回購入した330円のコードはDACを内蔵していますし、iPhone 15シリーズの動作確認も実施されています。
実際にiPhone 15に挿したところ、問題なく利用できました。
とくに難しい設定はありませんが、接続時にポップアップが表示されます。
その際は[ヘッドフォン]をタップすればOKです。
気になる音質は…価格なりですね。
ぶっちゃけ良い音とは言えませんし、多少のノイズもあります。
「とりあえず聞こえれば良い」という人や、とにかく安く済ませたい人向けです。
音にこだわる人は、もう少しちゃんとした変換アダプタやスマホ用のDACを買いましょう。
ちなみに、純正品のアダプタは1,400円ほどで買えます。
注意:マイクのない有線イヤホンだと通話が不可になる
iPhone 15で有線イヤホンを使う際、イヤホンにマイク機能がついていない場合は通話ができなくなる(こちらの声が相手に聞こえなくなる)ので注意しましょう。
これはダイソーの変換コード、というよりiPhone 15で有線イヤホンを使う際の注意点です。
実際に筆者のiPhone 15で有線イヤホンを使うと、LINE通話の際に全く通話できませんでした。
詳しいことは分からないのですが、知恵袋によるとこれは仕様であり、改善策はないようです。
Lightningは8本のピンがそれぞれ充電やイヤホン、マイクに対応していましたが、タイプCは全体と中の3本のピンがLightningと同じようにそれぞれの役割を果たしています。
引用元:iPhone15のイヤホンについてです。 – タイプcをイヤホ… – Yahoo!知恵袋
だからタイプCのアダプタを挿した時点で全ての機能がアダプタ経由になります。
逆にアダプタを挿しているのにiPhone本体から音がしたりマイクが使えたりしたらそれは不具合です。
iPhone 15で有線イヤホンを使いつつ通話したい場合は、マイク機能付きのイヤホンを買いましょう。
まとめ
ダイソーのUSB Type-C-イヤホン変換コードは330円という価格が魅力です。
音質はそこまで良くありませんが、価格を考えれば仕方がありませんね。
110円のコードは基本的に使えないので、330円のこちらを使いましょう。
ただし、iPhone 15でマイク機能がついていない有線イヤホンを使うと、通話ができなくなります。
有線イヤホンでLINE通話などをしたいときは、マイク機能付きの有線イヤホンを使ってくださいね。