moto g13はモトローラが発売するSIMフリースマホです。
2万円台前半で購入できるエントリー機で、パフォーマンスやカメラ性能はそこまで高くありません。
しかし、90Hzリフレッシュレート対応やステレオスピーカー搭載など、価格の割には機能性が充実しています。

処理性能も低すぎるわけではなく、ブラウジングやSNSといった用途なら普通に使えます。
moto g13の評価まとめは以下の通りです。
- デザイン:
- サイズ感:
- ディスプレイ:
- 処理性能:
- カメラ:
- バッテリー:
本記事では、そんなmoto g13を実際に購入・利用し、良かった点やイマイチな点をレビューします。
後継モデルにあたるmoto g24もレビューしています。ぜひ参考にしてください。
上品な色合いのボディ
さっそくmoto g13の外観からチェックします。
今回はラベンダーブルーのカラーリングをチョイスしました。

名前に「ブルー」とつくカラーリングですが、ブルーよりパープルっぽく見えます。
写真では濃く見えますが、実際はもう少し淡くて上品な紫色です。
樹脂製なのでガラスボディのような高級感はありませんが、安っぽさも感じません。

筆者的にはかなりお気に入りのデザインですね。

左側面にSIMカードスロット、右側面に音量ボタンと電源ボタンが配置されています。


上部にはイヤホンジャック、そしてDolby Atmosの刻印があります。

下部にはUSB-Cポートとスピーカーが配置されています。

のちほど詳しく解説しますが、moto g13はステレオスピーカー搭載&Dolby Atmos対応です。
2万円台のエントリーモデルながら、サウンド面は充実しています。
画面解像度はHD+止まり
moto g13は6.5インチの大型ディスプレイを搭載します。

画面サイズは大きいですが、解像度はHD+(1,600×720)です。
過去に発売されたエントリー機(moto g31やmoto g32)がFHDだっただけに、HD+なのは残念なポイントと言えます。
ディスプレイにこだわる人には向きません。

ディスプレイへのこだわりがない人なら、HD+でもそこまで気にならないでしょう。
薄型ボデイで意外に持ちやすい
moto g13は本体がそこそこ大きく、重量も約184gとやや重めです。
しかし、厚みが8.19mmと薄いためか、「重くて持ちにくい」とは感じません。


最近では200gを超えるスマホも珍しくありません。
moto g13は特別軽量ではないものの、まだ軽い部類に入りますね。
クリアケースが付属
moto g13の付属品は以下の通りです。
- クリアケース
- SIMピン
- ガイド類

ACアダプタやUSBケーブルは付属しません。
必要なものは自分で用意しましょう。
保護フィルムもありませんが、専用のクリアケースが付属しています。


サイズはピッタリで、側面もしっかりカバーしています。
ケースにこだわりがないなら、他のケースを買う必要はありません。
moto g13のスペック

moto g13のスペックは以下の通りです。
スペック | moto g13 |
---|---|
販売価格(直売) | 22,800円 |
カラー | マットチャコール ラベンダーブルー |
サイズ | 幅約74.66mm 高さ約162.7mm 厚さ約8.19mm |
重さ | 約184g |
ディスプレイ | 約6.5インチ, LCD HD+(1,600×720) |
リフレッシュレート | 90Hz |
OS | Android 13 |
SoC | MediaTek Helio G85 |
メモリ | 4GB |
ストレージ | 128GB |
アウトカメラ | ①5000万画素(f/1.8、メイン) ②200万画素(f/2.4、マクロ) ③200万画素(F/2.4、深度) |
インカメラ | 800万画素(f/2.0) |
バッテリー | 5,000mAh(20W) |
対応SIM | nanoSIM + nanoSIM |
DSDV | 〇 |
5G | × |
Wi-Fi | Wi-Fi 5(802.11ac) |
Bluetooth | 5.1 |
防水・防塵 | IP52(防滴) |
おサイフケータイ | × |
moto g13はSoCにMediaTek Helio G85を採用し、4GBメモリと128GBストレージを搭載します。
Helio G85はエントリー機向けのSoCなので、処理性能はそこまで高くありません。
アプリの起動・切り替えの際も少しモタつきを感じます。
それでも、ブラウジングやSNS、動画視聴、ニュースアプリくらいなら問題なく使えます。

ミドル~ハイエンドのようなサクサク感はありませんが、遅すぎてストレスが溜まることもありません。
moto g13はおサイフケータイに対応していません。
防水性能もIP52(防滴)止まりです。
おサイフケータイを使いたい人はmoto g52jまたはmoto g53j/yを購入してください。


Antutuスコアは約27万
moto g13で主要なベンチマークソフトを実行してみました。
AntutuはVer10にアップデートされ、従来のVer9よりスコアがやや高くなる傾向にあります。
Ver9で言えば、moto g13のAntutuスコアは20万くらいでしょうか。
ベンチマークスコア的にもザ・エントリークラスという感じです。
軽いゲームはOK、3Dゲームは×
moto g13はエントリークラスのため、負荷の大きい3Dゲームは満足に利用できません。
ある程度ゲームをプレイする場合は、もう少し処理性能の高いスマホを購入してください。

最低でもSnapdragon 700番台以上のSoCを搭載するスマホがおすすめです。
2Dゲームなど、負荷の軽いものならmoto g13でもプレイ可能ですよ。
実際に、moto g13でいくつかゲームをプレイしてみました。
モンスターストライク
まずはモンストです。

動作の軽い2Dゲームということもあり、moto g13でも普通にプレイできました。
画面のロードに少し時間がかかりますが、プレイに支障はありません。


moto 13でも、軽いゲームなら問題ありませんね。
FGO(Fate/Grand Order)
続いてFGO(Fate/Grand Order)をプレイしてみました。

戦闘中の動作は全く問題ありません。
解像度を[標準]、倍速時の描画設定を[高品質]にしても滑らかに動きますし、オダチェンもスムーズです。
ただ、クエスト開始時のロードなど画面の遷移は少し時間がかかります。
とくにミッション画面のタブ切り替えや報酬の受け取りなどの動作が重めです。

一括ダウンロードは必須です。
ウマ娘 プリティーダービー

続いてはウマ娘 プリティーダービーです。
こちらもプレイ自体はできますが、相性が悪いのか起動しないことがちょいちょいあります。

起動さえすれば、ややカクつく場面もあるものの十分プレイできます。
ただし、一括ダウンロードはほぼ必須ですね。


スペック的には大丈夫そうですが、たまに起動しないのがやっかいですね。
PUBG Mobile

最後はバトロワ、PUBG Mobileです。
moto g13でもとりあえずプレイはできました。
グラフィックはクオリティ「HD」までしか選択できないため、高画質でのプレイは不可です。

それでもややカクつくときがありますし、それなりに発熱もしました。
プレイできなくはないですが、長時間ガッツリプレイする人には不向きです。
やはり、ゲームをちゃんとプレイしたい人だとmoto g13ではスペックが足りません。

普段使いなら問題なくこなせます。ゲームをプレイしないライトユーザー向けですね。
moto g13のカメラをチェック

続いてはアウトカメラを中心にmoto g13のカメラ性能をチェックします。
- アウトカメラ①5000万画素
F/1.8、メイン - アウトカメラ②200万画素
F2.4、マクロ - アウトカメラ③200万画素
F2.4、深度
3つ目のカメラは深度センサーなので、実質デュアルカメラです。
まずはメインカメラの作例をいくつかどうぞ。
いずれもサイズ変更以外の加工や修正はしていません。







明るい場所では、それなりにキレイな写真が撮影できます。
補正はあまり強くなく、良い意味で見たまま撮れるカメラです。
2万円台のスマホとしては十分なクオリティといえます。
ズームは最大8倍
moto g13は最大8倍のデジタルズームに対応しています。
望遠レンズ非搭載なので、光学ズームはできません。
8倍はさすがに荒いですが、4倍までは意外にキレイです。
2~3倍での撮影なら、普通に使えますね。


ポートレートもそこそこキレイ
moto g13は背景をぼかすポートレートモードにも対応しています。


被写体と背景の境界の処理が甘いこともありますが、エントリー機としては十分なクオリティです。
マクロカメラで接写が可能
moto g13はセカンドカメラとして200万画素のマクロカメラを搭載しています。
メインカメラではピントが合わないような至近距離でも撮影可能です。


画素数が低いためうまく撮るのが難しいですが、工夫すれば迫力ある写真を撮れます。

夜景の撮影は価格相応
moto g13は夜景撮影用モード「ナイトビジョン」を搭載しています。
ただ、エントリー機ということもあり、そこまできれいな夜景は撮れません。




暗い所は明るさが足りませんし、逆に灯りが多い場所はノイズが目立ちます。
夜景をキレイに撮りたい人には向きませんね。

明るいところで普通に撮れたらOK、という人ならmoto g13でも十分でしょう。
バッテリーをチェック
moto g13のバッテリー容量は5,000mAhです。
なかなか大容量なバッテリーですが、実際の電池持ちや充電速度はどうなのでしょうか。
検証してみました。
バッテリー持ちはそこそこ良い
まずはバッテリー持ちのテストです。
テストにはベンチマークソフト「PCMark for Android Benchmark(以下PCMark)」を利用します。
PCMarkではブラウジングや動画編集といった操作を繰り返し、バッテリーが20%になるまでの時間を計測します。
今回は以下の条件でPCMarkのバッテリーテストを実施しました。
- 電池100%でスタート
- 明るさ50%
- Wi-Fi接続
- リフレッシュレートは「90Hz」と「自動」の2パターン
バッテリーテストの結果は以下の通りです。


90Hz固定で11時間10分、自動設定で12時間58分でした。
リフレッシュレートの設定にかかわらず、丸1日は電池切れを心配せず使えるでしょう。
90Hz固定と自動では2時間近い差が出ました。
やはり、90Hzに固定するとバッテリー持ちが悪くなります。

バッテリー持ちを重視するなら自動設定がおすすめです。
充電速度は普通
続いては充電速度のテストです。
先ほどのテストで電池残量が20%になった状態から、100%になるまでの時間を計測しました。
moto g13には充電ケーブルもACアダプタも付属していないため、別売りのAnker製品を利用しています。
テスト結果は以下の通りです。
バッテリー残量 | 充電にかかった時間 |
---|---|
50% | 27分 |
80% | 56分 |
90% | 1時間8分 |
100% | 1時間40分 |
20%から100%までにかかった時間は1時間40分でした。
可もなく不可もなく、といったところでしょうか。

1時間弱で80%まで充電できるので、時間がなくても最低限のバッテリーは確保できます。
moto g13は最大20Wの急速充電に対応しています。

今回の結果は20Wの急速充電時のものなので、出力が低い充電器だとさらに時間がかかります。
できる限り、20W以上の急速充電に対応するACアダプタを利用してください。
ワイヤレス充電には非対応
moto g13はワイヤレス充電に対応していません。
ワイヤレス充電に対応するスマホはミドル~ハイエンドばかりです。
2万円台のmoto g13で対応していないのは、仕方がありませんね。
指紋認証と顔認証に対応
moto g13は生体認証として指紋認証と顔認証に対応しています。
指紋認証は電源ボタン一体型です。
精度は文句なしで、指を触れただけでサッと解除できます。

一方、顔認証は精度こそ悪くありませんがスピードは遅めです。
認証まで一呼吸置く感じで、このあたりは「いかにもエントリー機だな」と感じます。

顔認証も悪くはありませんが、基本的には指紋認証の利用がおすすめです。
ステレオスピーカー&Dolby Atmos対応
moto g13はエントリー機ながらステレオスピーカーを搭載しています。

横持ちすると左右からバランスよく音が聞こえます。
エントリー機なのでは過度な期待は禁物ですが、モノラルスピーカーのモデルよりもクリアなサウンドです。
また、立体音響技術「Dolby Atmos」にも対応しています。


Dolby Atmosにより、臨場感のある音楽を楽しめます。
イヤホンジャック搭載、aptXにも対応
ステレオスピーカーを搭載するmoto g13ですが、イヤホン派の人にもおすすめです。
イヤホンジャックを搭載しており、有線イヤホンがそのまま使えます。
Bluetoothイヤホン(ワイヤレスイヤホン)ももちろん利用可能です。
対応コーデックは非公開ですが、筆者が試した限りではSBCとaptXをサポートしています。


対応イヤホンがあれば、aptX HDやLDACもいけるかもしれません(ほかにイヤホンがないため未検証)。
moto g13はFMラジオも使える

moto g13はFMラジオ機能を搭載しています。
ラジオ好きにはうれしい機能です。


FMラジオ機能を使う際は有線イヤホンが必要です。
有線イヤホンは同梱されていないので、持っていない人は別途購入しましょう。
貴重なトリプルスロット対応
moto g13はnanoSIM + nanoSIMによるDSDV(デュアルSIMデュアルVoLTE)に対応しています。
2枚のSIMカードを同時に待ち受ける機能。電話番号を使い分けたり、通信障害に備えたりするのに便利。
しかも、SIMカードスロットとmicroSDカードスロットが独立した「トリプルスロット」を採用しています。
トリプルスロット採用機は種類が少なく貴重です。

2枚のSIMカードをDSDVで利用しつつ、microSDカードを使いたい人におすすめです。
大手3キャリアのバンドをカバー
moto g13の対応バンドは以下の通りです。
moto g13の対応バンド | |
---|---|
5G | × |
4G | B1 / 2 / 3 / 5 / 7 / 8 / 18 / 19 / 20 / 26 / 28 / 38 / 40 / 41 |
3G | B1 / 2 / 5 / 8 |
2G | 850MHz / 900MHz / 1,800MHz / 1,900MHz |
5Gには対応していませんが、4Gは大手3キャリアの主要バンドをカバーしています。
対応バンド的にはどの格安SIMで利用してもOKです。
筆者はIIJmioとワイモバイルのSIMを利用しています。

どちらも正常に使えていますが、ワイモバイルではmoto g13の動作確認が実施されていません。

実際に格安SIMを選ぶ際は、念のためmoto g13の動作確認が実施されている事業者を選びましょう。
eSIMには非対応

moto g13はeSIMに対応していません。
端末に埋め込まれているタイプのSIMのこと。物理的なSIMカードを挿し替えることなく契約・利用できる。
対応しているSIMはnanoSIMサイズの物理SIMのみです。
eSIMを利用したい場合は別の端末を利用しましょう。

eSIMが不要なら、moto g13でも問題ありません。
他のモトローラスマホと比較
モトローラはmoto g13以外にもエントリー~ミドルクラスのスマホを多数リリースしています。
そこで、moto g13とスペック・価格が近い機種を比較してみました。
moto g13とmoto g32の比較
moto g32は2022年9月に発売されたエントリー機です。
名前やスペックがmoto g13によく似ていますが、どのような違いがあるのでしょうか。
比較してみました。
スペック | moto g13 | moto g32 |
---|---|---|
価格(直売) | 22,800円 | 28,800円 |
カラー | マットチャコール ラベンダーブルー | ミネラルグレイ サテンシルバー |
サイズ | 幅約74.66mm 高さ約162.7mm 厚さ約8.19mm | 幅約73.84mm 高さ約161.78mm 厚さ約8.49mm |
重さ | 約184g | 約184g |
ディスプレイ | 約6.5インチ, LCD HD+(1,600×720) | 約6.5インチ, LCD FHD(2,400×1,080) |
リフレッシュレート | 90Hz | 90Hz |
OS | Android 13 | Android 12 |
SoC | MediaTek Helio G85 | Snapdragon 680 |
メモリ | 4GB | 4GB |
ストレージ | 128GB | 128GB |
アウトカメラ | ①5000万画素(メイン) ②200万画素(マクロ) ③200万画素(深度) | ①5000万画素(メイン) ②800万画素(超広角) ③200万画素(マクロ) |
インカメラ | 800万画素(f/2.0) | 1,600万画素(f/2.4) |
スピーカー | ステレオ | ステレオ |
バッテリー | 5,000mAh(20W) | 5,000mAh(30W) |
対応SIM | nanoSIM + nanoSIM | nanoSIM + nanoSIM |
DSDV | 〇 | 〇 |
5G | × | × |
Wi-Fi | Wi-Fi 5(802.11ac) | Wi-Fi 5(802.11ac) |
Bluetooth | 5.1 | 5.2 |
防水・防塵 | IP52(防滴) | IP52(防滴) |
おサイフケータイ | × | × |
スペックだけで比較するなら、旧モデルのmoto g32が優れています。
- 処理性能が少し高い
- FHD解像度のディスプレイ
- 800万画素の超広角カメラ搭載
- 充電速度が速い
どちらもエントリー機ですが、処理性能はSnapdragon 680を搭載するmoto g32がやや優秀です。
ディスプレイ解像度も高いですし、カメラはmoto g13にない超広角カメラを搭載しています。
少しでもスペックを重視するなら、moto g32がおすすめです。
新品価格ではmoto g13とmoto g32で6,000円の差があります。
スペックの違いがあるとはいえ、どちらもエントリー機です。
そこまで大きな差ではないので、とにかく新品を安く買いたいならmoto g13でも良いでしょう。

中古でも良いなら、moto g32は17,000円前後で買えます。
スペックが近いので、カラーリングで選ぶのもアリだと思います。
シルバー系統ならmoto g32、ブルー(実際はパープルっぽい)系統がほしいならmoto g13がおすすめです。
moto g13とmoto e32sの比較

moto e32sは2022年7月に発売されたエントリー機です。
国内のモトローラ気ではもっともスペックを抑えた「moto eシリーズ」の最新機種ですが、moto g13とはどれくらいスペックが違うのでしょうか。
比較してみました。
スペック | moto g13 | moto e32s |
---|---|---|
価格(直売) | 22,800円 | 21,800円 |
カラー | マットチャコール ラベンダーブルー | スレートグレイ ミスティシルバー |
サイズ | 幅約74.66mm 高さ約162.7mm 厚さ約8.19mm | 幅約73.84mm 高さ約161.78mm 厚さ約8.49mm |
重さ | 約184g | 約185g |
ディスプレイ | 約6.5インチ, LCD HD+(1,600×720) | 約6.5インチ, LCD HD+(1,600×720) |
リフレッシュレート | 90Hz | 90Hz |
OS | Android 13 | Android 12 |
SoC | MediaTek Helio G85 | MediaTek Helio G37 |
メモリ | 4GB | 4GB |
ストレージ | 128GB | 64GB |
アウトカメラ | ①5000万画素(メイン) ②200万画素(マクロ) ③200万画素(深度) | ①1600万画素(メイン) ②200万画素(マクロ) ③200万画素(深度) |
インカメラ | 800万画素(f/2.0) | 800万画素(f/2.0) |
スピーカー | ステレオ | モノラル |
バッテリー | 5,000mAh(20W) | 5,000mAh(15W) |
対応SIM | nanoSIM + nanoSIM | nanoSIM + nanoSIM |
DSDV | 〇 | 〇 |
5G | × | × |
Wi-Fi | Wi-Fi 5(802.11ac) | Wi-Fi 5(802.11ac) |
Bluetooth | 5.1 | 5.0 |
防水・防塵 | IP52(防滴) | IP52(防滴) |
おサイフケータイ | × | × |
本体サイズやディスプレイの仕様はほぼ同じです。
しかし、その他のスペックではmoto g13が大きくリードしています。
- 処理性能が少し高い
- ストレージが多い
- 5,000万画素のメインカメラ搭載
- ステレオスピーカー内蔵
- 充電速度が少し速い
それでいて公式ストアの直売価格は1,000円しか差がありません。
これから買うなら、基本的にはmoto g13がおすすめです。
moto e32sは中古なら14,000円ほどで買えます。
「中古でも良いから、少しでも安いサブ機が欲しい」という人はmoto e32sを購入しても良いかもしれません。
moto e32sはこちらの記事で詳しくレビューしています。
購入できる格安SIM(MVNO)
moto g13を購入できる主な格安SIM(MVNO)は以下の通りです。
格安SIM | 価格(一括) |
---|---|
H.I.Sモバイル | 21,800円 |
IIJmio | 19,800円 |
mineo | 21,384円 |
Nifmo | 21,120円 |
QTモバイル | 22,704円 |
イオンモバイル | 21,780円 |
おすすめはIIJmioです。
通常価格が19,800円と安く、MNPで乗り換えるとさらに割引を受けられます。
筆者が購入したときも、MNP一括2,480円でした。

moto g13を安く買うならIIJmioがおすすめです。
まとめ
以上、moto g13のレビューでした。
- 大画面の割には薄くて軽い
- ステレオスピーカー搭載
- Dolby Atmosも対応
- イヤホンジャックあり
- 普段使いなら問題ない処理性能
- 明るい所ではキレイな写真を撮れる
- 指紋認証は精度◎
- FMラジオ対応
- トリプルスロット採用、対応バンドも充実
- 解像度はHD+止まり
- 3Dゲームなど負荷の大きいアプリは×
- おサイフケータイ非対応
- 防水性能は防滴(IP52)止まり
- 夜景の撮影はイマイチ
- ワイヤレス充電は使えない
- eSIMや5Gも非対応
moto g13は2万円台で買えるエントリーモデルです。
半導体不足や原材料の高騰などにより、以前ほど「高コスパ」と呼べる機種ではないかもしれません。
しかし、普段使いなら問題ない性能ですし、カメラも明るい所なら十分なクオリティです。

ステレオスピーカーとイヤホンジャック搭載、Dolby Atmos対応などオーディオ面も良い感じです。
重たい3Dゲームのプレイには向きませんし、カメラにこだわる人だと物足りません。
なんでもこなせる訳ではありませんが、用途を割り切ればそれなりに使えるでしょう。