Pixel 7aはPixelの廉価モデル「aシリーズ」の最新版です。
従来機も高コスパで人気でしたが、Pixel 7aはデザインやスペックがより上位モデルに近くなりました。

もはや廉価モデルと呼んで良いのか怪しいレベルです。
Pixelシリーズの売りである高品質なカメラは健在です。
さらに90Hzのリフレッシュレートや顔認証に対応するなど、Pixel 6aの不満点もしっかり改善されています。
そんなPixel 7aの評価は以下の通りです。
- デザイン:
- サイズ・重量:
- ディスプレイ:
- 処理性能:
- カメラ:
- バッテリー:
本記事ではPixel 7aの良かった点やイマイチな点を、実際に購入・利用している筆者が徹底レビューします。
上位モデルに近い上質なデザイン
さっそく、Pixel 7aのデザインからチェックしていきます。
筆者はブルー系のカラーリングであるSeaを購入しました。

派手すぎない爽やかなブルーです。
サイドフレームとカメラバーが金属製になり、従来のaシリーズより高級感が増しています。
デザインは上位モデルのPixel 7/7 Proにも負けていません。
右側面には電源ボタンと音量ボタンがあります。

一般的なAndroidスマホと配置が上下逆ですが、Pixelシリーズに慣れているなら違和感なく使えるでしょう。
左側面にはSIMカードスロットがあります。

本体上部はマイクのみです。

底部にはUSB-Cポートとスピーカーが配置されています。

Pixel 6aに続き、イヤホンジャックは非搭載です。
有線イヤホンを使いたい場合は、USB-C変換アダプタを購入してください。
重量がやや重くなった
Pixel 7aは、ここ最近のAndroidスマホとしてはサイズが小さめです。
- 幅:約72.9mm
- 高さ:約152mm
- 厚さ:約9.0mm
特別コンパクトではないものの、片手でもなんとか操作できます。
筆者のように「大きすぎるスマホは苦手」という人でも、許容範囲内です。


本体およびディスプレイのサイズは先代モデルのPixel 6aとほぼ同じです。

ただし、重量はPixel 6aの178gから193gへ増加しました。
「たった15gじゃん」と思うかもしれませんが、これが結構大きな差です。

Pixel 6aと交互に持ってみると、Pixel 7aのほうがズッシリ感じます。
200gを下回っているので、重過ぎるわけではありません。
しかし、Pixel 6aの重さがちょうど良い人だと、Pixel 7aは重く感じるでしょう。
今回もACアダプタは付属せず

Pixel 7aの付属品は以下の通りです。
- SIMピン
- クイックスイッチアダプター
- USB-Cケーブル
- サポートカード
ケースや保護フィルム、ACアダプタなどは付属しません。
必要なものは別途購入してください。
筆者は保護フィルムとケースを追加で購入しました。


安価なケースですが、純正ケースよりも軽量ですしフィット感もあります。
クリアケースを使いたい人におすすめです。
ケースについてはこちらの記事で詳しくレビューしています。
Pixel 7aのスペック

Pixel 7aのスペックは以下の通りです。
Pixel 7aのスペック | |
---|---|
カラー | Coral, Sea, Charcoal, Snow |
サイズ | 幅約72.9mm 高さ約152mm 厚さ約9.0mm |
重さ | 約193.5g |
ディスプレイ | 約6.1インチ, OLED FHD+(2,400×1,080) |
リフレッシュレート | 90Hz |
OS | Android 13 |
SoC | Google Tensor G2 |
メモリ | 8GB |
ストレージ | 128GB |
アウトカメラ | ①6400万画素(f/1.89、メイン) ②1300万画素(f/2.2、超広角) |
インカメラ | 1300万画素(f/2.2) |
バッテリー | 4,385mAh(急速充電) |
ワイヤレス充電 | 〇 |
対応SIM | nanoSIM + eSIM |
DSDV | 〇 |
5G | 〇 |
Wi-Fi | Wi-Fi 6E(802.11ax) |
Bluetooth | 5.3 |
生体認証 | 指紋認証、顔認証 |
防水・防塵 | IP67 |
おサイフケータイ | 〇 |
SoCにPixel 7/7 Proと同じ「Tensor G2」を搭載し、メモリも8GBと十分な容量です。
さらに90Hzリフレッシュレートやワイヤレス充電、顔認証にも対応しています。
過去のaシリーズに比べて、より上位モデルに近い構成です。
日本のユーザーから高いニーズがある防水・防塵とおサイフケータイにもしっかり対応しています。
Antutuスコアは約76万
Pixel 7aでいくつかベンチマークを実行してみました。
Antutuのスコアは約76万点です。
Snapdragon 888やA15 Bionicに近いスコアを記録しています。
Geekbench 6のスコアはシングルコアで1,396、マルチコアで3,330です。

いずれも6万円のスマホとしては十分なスコアです。
ベンチマークはあくまでも参考程度ですが、実際の処理性能もハイエンドに近いものになっています。
動作はサクサク快適で、普段使いで困ることはまずありません。

スクロールやアプリの切り替えもスムーズです。
ゲームもできるが発熱しやすい
Pixel 7aでは多くのゲームを快適にプレイ可能です。
2Dゲームはもちろん、3Dゲームもサクサク動きます。
原神など、よほど動作の重いゲームでなければPixel 7aでも十分です。
実際に、いくつかゲームをテストプレイしてみました。
モンスト(モンスターストライク)

まずは2Dゲームのモンストです。
動作は全く問題なく、快適にプレイできます。
ストライクショットや複数の友情コンボが発動しても、カクつきは見られませんでした。


2Dゲームに関しては、処理性能が足りなくて困ることはないでしょう。
FGO(Fate/Grand Order)

続いてFGO(Fate/Grand Order)です。
倍速時の描画設定を「高品質」に設定してプレイしましたが、動作には全く問題ありません。

戦闘中の演出は滑らかに再生されますし、オダチェンもスムーズに実行できます。
画面の遷移や読み込みも高速です。


なお、一括DLしなくてもプレイできますが、通信量節約のためにも一括DLはしておきましょう。
PUBG MOBILE

次はPUBG MOBILEです。
「FHD」+「フレーム超高」設定で快適に動作しました。

とくにカクついたりすることなく、スムーズにプレイ可能です。


ただし、1戦やっただけで結構発熱し、バッテリーも15%ほど消費しました。
少し設定を下げてプレイした方が良さそうですね。
ウマ娘 プリティーダービー

続いてウマ娘 プリティーダービーです。
こちらも問題なくプレイできました。
「3Dレース表現の高品質化」をオンにしても余裕です。

固有スキルや勝利後のライブ演出、ガチャなどもスムーズです。


原神

最後に高負荷で知られる原神をプレイしてみました。
「中」設定かつフレームレート30なら、Pixel 7aでもなんとかプレイできます。
デフォルト設定は「低」になっており、中にしただけでも負荷が大きくなります。

数分のプレイでも結構発熱し、バッテリーがゴリゴリ減少しました。
また、敵に囲まれるとややカクつくこともあります。
原神を高画質でガッツリプレイしたい人は、ゲーミングスマホやハイエンドモデルを買った方が良いでしょう。

画質を落としてのんびりプレイするなら、Pixel 7aでもなんとか大丈夫そうです。
90Hzリフレッシュレート対応
Pixel 7aは90Hzのリフレッシュレートに対応しています。
ディスプレイが1秒間に描写できる画像の数のこと。リフレッシュレートが高いほど映像が滑らかになる。一般的なスマホは60Hz。
従来のaシリーズはいずれも60Hz止まりでしたが、Pixel 7aはaシリーズで初めて90Hzに対応しました。

実際に90Hzで利用してみると、ゲームはもちろんブラウジングやSNSでも画面がぬるぬるです。
スマホ全体の動作がスムーズに感じるので、ゲームをプレイしない人でも高リフレッシュレートの恩恵を受けられます。
高リフレッシュレート時はバッテリー消費も多くなります。電池持ち優先の場合は、60Hzにしておきましょう。
パワーアップしたカメラ

Pixel 7aは広角+超広角のデュアルカメラを搭載します。
- アウトカメラ①6400万画素
F1.89、広角、光学式/電子式手ぶれ補正 - アウトカメラ②1300万画素
F2.2、超広角(120°)
メインカメラは6400万画素の広角カメラです。
ピクセルビニングにより実際には1,600万画素相当で出力されます。
複数のピクセルをまとめ、1つのピクセルとして扱う技術。Pixel 7aの場合は1,600万画素の画像として出力される。
以下はオートモードの作例です。
いずれもサイズ変更以外の加工や修正は一切していません。









鮮やかで美しい写真が撮影できています。
補正もちょうど良く、不自然さはありません。
初心者でも、難しいことを考ずシャッターを切るだけで高品質な写真が撮れます。
自然に背景をぼかせる
「ポートレート」モードにすると、被写体の背景をぼかせます。



Pixel 6aはややぼけすぎて不自然でしたが、Pixel 7aはちょうど良い感じにぼけてくれます。
境界がちょっと曖昧なこともありますが、十分なクオリティです。
最大8倍の超解像ズームに対応
Pixel 7aは超解像ズームに対応しています。
望遠レンズこそ搭載していませんが、最大8倍までほぼ画質を落とすことなくズーム可能です。








8倍は多少荒くなりますが、十分実用的です。
5倍くらいまでなら、劣化をほぼ気にせず写真を撮影できます。



被写体に近づく必要がないので、撮影の幅がより広がりますね。
超広角はさらに広くなった
Pixel 7aのセカンドカメラは1300万画素の超広角カメラを搭載しています。
画角がPixel 6aの114°から120°にアップし、より広い範囲を写真に収めることが可能です。




ビルなどの高い被写体を収めたいときにも便利です。


メインに比べると若干色味が変わりますが、そこまで不自然ではありません。
自然で美しい夜景を撮影できる
Pixel 7aは暗所専用の「夜景モード」を搭載しています。
暗い場所でも明るくてきれいな写真が撮影可能です。






ノイズも少なめですし、手ブレ補正も効いています。
強い光がやや白飛びすることがありますが、6万円台のスマホとしては上出来でしょう。
夜景モードでも、ズームや超広角カメラを使えます。


Pixel 7aの夜景モードは「夜景をキレイに撮りたい」という人でも満足できるクオリティです。
消しゴムマジックも使える
Pixel 7aではPixel 6以降のモデルで搭載されている「消しゴムマジック」も使えます。
写真に写りこんだ不要なものを、ワンタップで消去可能です。


シチュエーションにもよりますが、Pixel 6aよりさらにキレイかつ違和感なく消せるようになりました。




細かい話ですが、ブログ用の写真を物撮りでも便利です。
ホコリやチリが映ってしまったときも、キレイに消せます。


パソコンを起動したり、編集用のアプリを入れたりする必要はありません。
スマホ純正のアプリで、サクッと処理できるのが消しゴムマジックの魅力ですね。
ボケ補正でピンボケ・ブレも美しく
Pixel 7aはPixel 7/7Proで登場したボケ補正も使えます。
ボケ補正はピンボケや手ブレした画像をAIが補正してくれる機能です。
Pixel 7aはもちろん、他のスマホで撮影した画像も補正できます。






ボケ補正により、「失敗した」と思った写真もキレイになります。
ピンボケや手ブレも気になりませんね。

筆者のように撮影が下手な人にはうれしい機能です。
動画も手ブレを気にせず撮影できる
Pixel 7aなら動画撮影もお手のものです。
最大60fpsでの4K撮影に対応しているほか、強力な手ブレ補正も使えます。
実際に手振れ補正を「アクティブ」モードにし、手持ちで動画を撮影してみました。
動画撮影が下手な筆者ですが、手ブレがしっかり抑えられています。
全くブレないわけではないものの、手持ちでこれなら十分ですね。
Pixel 7aのバッテリーをチェック
Pixel 7aのバッテリー容量は4,385mAhです。
最近のAndroidスマホとしては標準的ですが、バッテリー持ちや充電速度はどうなのでしょうか。
実際に検証してみました。
- 電池持ちも良好
- 充電速度も速い(PD対応アダプタ推奨)
- シリーズ初のワイヤレス充電に対応
電池持ちは良好、発熱に注意
まずはバッテリー持ちのテストです。
バッテリー持ちはスマホの使い方で大きく異なります。テスト結果はあくまでも参考程度にしてください。
以下の状態のPixel 7aでYouTubeを再生し、電源が切れるまでの時間を計測しました。
- 電池100%
- 明るさMAX
- Wi-Fi接続
- 画面のスリープオフ
- リフレッシュレートは90Hzに設定
- YouTubeを全画面で再生
その結果がこちらです。
経過時間 | バッテリー残量 |
---|---|
1時間 | 97% |
2時間 | 90% |
3時間 | 84% |
4時間 | 77% |
5時間 | 71% |
6時間 | 65% |
6時間再生して65%残っています。
動画を長時間見ても、まだまだ余裕ですね。
最終的に、0%になるまで15時間40分かかりました。

Pixel 7aなら、動画を半日以上に渡って再生し続けることが可能です。
バッテリー持ちは良好であると言えますね。
スマホの使い方にもよりますが、丸1日は普通に持つでしょう。

筆者はSNSや写真撮影がメインですが、朝充電すれば夜になっても50%ほど残っています。
発熱すると減りが早くなる
そこそこ電池持ちの良いPixel 7aですが、ゲームプレイ時は本体が発熱し、バッテリーの減りが早くなります。
先代のPixel 6aと同じ傾向です。

長時間ゲームをプレイする場合は、発熱・バッテリーの減りに注意しましょう。
PCMarkのバッテリーテスト結果
ベンチマークソフト「PCMark for Android Benchmark(以下PCMark)」でもバッテリーテストを実施しました。
PCMarkではブラウジングや動画編集などの操作を繰り返し、バッテリー残量が20%になるまでの時間を計測します。
今回は、以下の条件でPCMarkのバッテリーテストを実行しました。
- 電池100%でスタート
- 明るさ50%
- Wi-Fi接続
- リフレッシュレートは90Hzに設定
バッテリーテストの結果は以下の通りです。
参考までに、2023年6月時点でのバッテリーテストランキング(上位)も掲載しておきます。


テストの結果は「12時間58分」でした。
休みなしで半日操作し続けても20%の電池が残るということなので、まずまずの結果と言えます。
ランキング上位を見ると20時間近く持った機種も多いので、それらに比べるとやや物足りないかもしれません。
充電速度はそこそこ
続いて充電速度のテストです。
先ほどの実験で電池が0%になった状態から、100%になるまでの時間を計測しました。
充電ケーブルはPixel 7aの付属品を、ACアダプタは付属していないためAnker 511 Charger Nano 3を利用しています。
テストの結果、0%から満充電まで1時間46分かかりました。
バッテリー残量 | 充電にかかった時間 |
---|---|
50% | 39分 |
80% | 1時間7分 |
90% | 1時間21分 |
100% | 1時間46分 |
詳しい規格は分かりませんが、Pixel 7aは最大18Wの急速充電に対応しています。
急速充電対応のACアダプタを使えば、素早い充電が可能です。
特別速いわけではありませんが、実用的な速度と言えます。
ワイヤレス充電に対応

Pixel 7aはaシリーズで初めてワイヤレス充電に対応しました。
Qi規格のワイヤレス充電器なら、立てかけるだけでPixel 7aを充電できます。

ケーブルを抜き差ししなくて良いのは楽ですね。
ただし、Pixel 7/7 Proと違いワイヤレス急速充電には対応しておらず、充電速度は遅めです。
素早く充電したい時は、有線で充電しましょう。
指紋認証の精度UP&顔認証対応

Pixel 7aは指紋認証と顔認証、2つの生体認証に対応しています。
指紋認証は他のPixelシリーズと同じ画面内指紋認証です。

Pixel 7aの指紋認証は、Pixel 6aよりも良くなったと感じています。
認証に失敗してロックを解除できないケースがかなり減りました。
ただ、Twitterを見ていると「指紋認証の精度が悪い」と感じている人もいます。

多少の個体差・個人差はあるのかもしれません。
Pixel 7aはaシリーズ初の顔認証にも対応しました。
精度も非常に良く、指紋認証がなくても困らないくらいです。

実際、筆者はほとんど顔認証ばかり使っています。
マスク着用時に使えないのが難点ですが、それ以外は不満がありません。
Pixelシリーズの指紋認証に不満がある人でも、顔認証があるPixel 7aならノーストレスでしょう。
ステレオスピーカー搭載で音質も〇
Pixel 7aはステレオスピーカーを搭載しています。

先代のPixel 6aもステレオスピーカーでしたが、Pixel 7aではより音質が良くなりました。
Pixel 7のような空間オーディオには対応しないものの、本体のスピーカーでも十分音楽を楽しめます。

クリアでキレイな音がなりますし、低音も割としっかり聞こえますよ。
音にこだわる場合はワイヤレスイヤホンも利用しましょう。
BluetoothコーデックはaptX Adaptiveこそ対応していませんが、aptXやLDACには対応しています。
実際にaptX対応イヤホンを接続したところ、確かにaptXをサポートしていました。


イヤホンジャックは非搭載です。
有線イヤホンを使う場合は変換アダプタを用意してください。
Pixel 7aの対応バンド【n79対応】
Pixel 7aの対応バンドは以下の通りです。
Pixel 7aの対応バンド | |
---|---|
5G | n1 / 2 / 3 / 5 / 7 / 8 / 12 / 20 / 25 / 28 / 38 / 40 / 41 / 66 / 75 / 76 / 77 / 78 / 79 |
4G | B1 / 2 / 3 / 4 / 5 / 7 / 8 / 12 / 17 / 18 / 19 / 20 / 21 / 25 / 28 / 32 / 38 / 39 / 40 / 41 / 42 / 66 |
Pixelシリーズで初めて、ドコモの5Gバンドであるn79に対応しました。
n79に対応したことで、ドコモやドコモ系格安SIMの5G通信を使いやすくなるでしょう。

もちろん、au/ソフトバンク/楽天モバイルのバンドもカバーされています。
国内の主要キャリアであれば、いずれもPixel 7aで問題なく使えるでしょう。
nano SIM + eSIMのDSDVに対応
Pixel 7aはnano SIM + eSIMのDSDVに対応しています。
2枚のSIMカードを同時に待ち受ける機能。電話番号を使い分けたり、通信障害に備えたりするのに便利。
4キャリアすべてのバンドをカバーしているので、好きなキャリア・格安SIMを自由に組み合わせられます。
実際に筆者はpovo2.0の物理SIMとIIJmioのeSIMでデュアルSIM運用中です。

microSDカードは利用不可
Pixel 7aのSIMカードスロットはnano SIM1枚だけを挿せるシングルスロットです。
nano SIM2枚によるDSDVはもちろん、microSDカードも利用できません。

Pixel 7aのストレージは128GBです。
足りない場合はPixel 7の256GB版など、よりストレージ容量が多い機種も検討してください。
なお、Pixel 7aでは付属のアダプタを経由してUSBメモリが使えます。

microSDカードのように挿しっぱなしにはできませんが、定期的に画像などのバックアップを取るのに便利ですね。
価格は69,300円、3キャリアも取り扱い
Pixel 7aはGoogleストアの他、大手3キャリアでも購入できます。
販売場所 | 価格(定価) | 実質価格(プログラム利用時) |
---|---|---|
Googleストア※ | 69,300円 | – |
ドコモ | 75,350円 | 46,310円 |
au | 47,500円 | 22,047円 |
ソフトバンク | 64,080円 | 22,008円 |
大手キャリアは端末を途中で返却する端末購入プログラムを利用すると、実質負担額を減らせます。
一括購入の場合はauがおすすめです。
定価が47,500円に値下げされたため、単体購入でもGoogleストアより割安になっています。
さらに他社からMNPで22,000円、機種変更でも5,500円の割引を受けられます。

一括で安く買うならauも検討してみましょう。
2023年12月からはサブブランドであるUQモバイルでも、auと同じ価格で購入できますよ。
Pixel 7aの価格は別記事で詳しくまとめています。
まとめ
以上、Pixel 7aのレビューでした。
- Pixel 7に近い上質なデザイン
- 必要十分以上の処理性能
- 90Hzリフレッシュレート対応
- カメラも上位モデル並み
- ワイヤレス充電に対応
- 顔認証対応、指紋認証の精度も改善
- スピーカーの音質も良くなった
- ドコモの5Gバンド、n79に対応
- 重量は約193gとやや重くなった
- イヤホンジャック非搭載
- 3Dゲームプレイ時は発熱しやすい
- microSDカード非対応
90Hzリフレッシュレートやワイヤレス充電、顔認証など上位モデルのみだった機能に対応しました。
処理性能やカメラ性能もアップしていますし、ドコモのn79もサポートします。
廉価版とは思えない、完成度の高い1台ですね。

「こだわりがないならPixel 7aで良いじゃん」と言える、新たなAndroidの定番になると感じました。
なお、Pixel 7aとPixel 6aの違いはこちらの記事に詳しくまとめています。
どちらにするか迷っている人は、ぜひ参考にしてくださいね。