HUAWEIのスマホはコストパフォーマンスの高さで知られています。
「HUAWEI nova lite 2」も2万円台前半でハイスペックスマホのトレンドを取り入れた高コスパモデルです。
本記事はそんなHUAWEI nova lite 2のレビューです。
実際に使って感じた良いところやイマイチなところをまとめました。
HUAWEI nova lite 2の外観チェック
早速外観からチェックしていきましょう。
こちらが本体背面です。
素材はアルミですが、落ち着きのある深いブルーで安っぽさはありません。
サラサラしていて質感も良好です。
流行の18:9縦長ディスプレイを採用しており、本体も縦長です。
特別手が大きくない筆者でもわりとしっかり持てます。
HUAWEI P10 liteと並べてみました。
左がnova lite 2、右がP10 liteです。
相変わらずP10 liteはキラッキラしています。
横幅はほぼ同じです。
nova lite 2のほうが縦に長く、その分ディスプレイもかなり大きめです。
ベゼルが狭いディスプレイ
続いては前面です。
左右のベゼルがかなり狭く、上下のベゼルも比較的狭くなっています。
起動してみると、より画面の大きさが分かります。
そして写真では分からないかもしれませんが、最初から保護フィルムが貼ってあります。
質はそこまで良くないので、後からちゃんとした保護フィルムを買うほうがいいでしょう。
とは言え、箱から取り出してそのまま使えるのは助かります。
付属品も充実
次は付属品です。
- 専用ケース
- ACアダプター
- USBケーブル
- イヤホン
- クイックスタートガイド
もう専用ケースがつくのが当たり前になっていますね。
専用ケースは薄い紺色のハードケースです。
専用ケースなので当たり前ですが、しっかりフィットします。
nova lite 2はアウトカメラが少し出っ張っていますが、ケースを付ければ気になりません。
割としっかりしたケースで、質感も良好です。
ただし側面は守ってくれません。
気になる人は別途ケースを買いましょう。
HUAWEI nova lite 2のスペック
HUAWEI nova lite 2のスペックは以下の通りです。
HUAWEI nova lite 2 | スペック |
---|---|
サイズ | 約幅72.05mm 縦150.1mm 厚さ7.45mm |
重さ | 約143g |
ディスプレイ | 5.65インチ (2160×1080) |
OS | Android 8.0 |
CPU | Kirin 659 オクタコアCPU (4×2.36GHz+4×1.7GHz) |
メモリ | 3GB |
ストレージ | 32GB |
バッテリー | 3,000mAh |
カメラ | アウト:1300万画素+200万画素 イン:800万画素 |
Wi-Fi | 802.11b/g/n |
SIMカードスロット | Nano SIM × 2 |
認証方式 | 指紋認証、顔認証 |
nova lite 2はエントリーモデルですが、スペック的にはミドルスペックと言っても過言ではありません。
オクタコアCPUに3GBメモリ、32GBストレージはミドルスペックとしては標準的です。
ただ、本体価格が20,000円前半であることを考えると、それだけでコスパは高いといえますね。
SNSやブラウジングといった軽い用途なら全く問題ありません。
HUAWEI nova lite 2の良いところ
HUAWEI nova lite 2を実際に使って良いと思ったところは次の通りです。
- 動作はサクサク快適
- 18:9の縦長ディスプレイを搭載
- 値段を考えると十分な性能のカメラ
- 顔認証と指紋認証の両方に対応
動作はサクサク快適
nova lite 2は20,000円台前半で購入できるエントリーモデルのスマホです。
しかし、価格の割にはスペックが高く、サクサク快適に動作します。
ベンチマークソフト「Antutu」でスコアを測ってみました。
スコアは88623でした。
このスコアなら動作の重い3Dゲームとかでなければ問題ありませんね。
実際に使ってみても動作は快適で、スクロールやスワイプでつっかかることもありません。
動作の重い3Dゲームを除けば、ゲームもそれなりにプレイできそうです。
18:9の縦長ディスプレイを搭載
HUAWEI nova lite 2はアスペクト比が18:9の縦長ディスプレイを採用しています。
縦長ディスプレイはハイスペックスマホでトレンドになっていますが、エントリーモデルにも採用するとはさすがですね。
18:9のディスプレイには、従来の16:9のディスプレイよりもより多くの情報を表示できるというメリットがあります。
全く同じ画面を16:9のP10 liteと、18:9のnova lite 2で表示してみました。
左がnova lite 2、右がP10 liteです。
わずかですが、nova lite 2のほうがより下のページまで表示されていますね。
縦に長いページをスクロールするスマホでは、このわずかな差が結構大きいです。
横画面にすればワイドディスプレイとなり、大画面で動画を視聴できます。
動画をよく見るという人にもうれしいですね。
縦長なので、画面が大きいのに持ちやすいというメリットも生まれています。
大画面が良いけど、携帯性も重視したいという人にも向いていますね。
値段を考えると十分な性能のカメラ
HUAWEI nova lite 2のアウトカメラは1300万画素+200万画素のダブルレンズカメラになっています。
上位機種では標準になりつつあるダブルレンズカメラですが、2万円台のスマホに搭載されるとはすごい時代です。
実際にnova lite 2のカメラでいくつか写真を撮影してみました。
約2万円のエントリースマホのカメラ、ということを考えると十分ですね。
ちょっと補正がキツイときもありますが、HUAWEIらしい色鮮やかな写真が撮影できます。
背景を自由にぼかす「ワイドアパーチャ」もしっかり使えます。
こちらはワイドアパーチャを利用して撮影した作例です。
結構しっかりボケていますね。
境目の処理はやや甘いですが、2万円台のスマホなら上出来でしょう。
顔認証と指紋認証の両方に対応
HUAWEI nova lite 2は背面に指紋センサーがあり、指紋認証によるロック解除ができます。
HUAWEI P10 liteの指紋認証も爆速でしたが、nova lite 2もめちゃくちゃ速くて精度がも良好です。
さらに、アップデートで顔認証にも対応しました。
状況に合わせて生体認証を使い分けられます。
HUAWEI nova lite 2のイマイチなところ
続いてHUAWEI nova lite 2のイマイチなところです。
- Wi-Fi 5(11ac)には非対応
- au VoLTEも非対応
Wi-Fi 5(11ac)には非対応
HUAWEI nova lite 2が対応しているWi-Fi規格は「802.11b/g/n」です。
Wi-Fi 5(11ac)には対応していません。
価格が近いHUAWEI P10 liteは11acに対応していました。
どうせならnova lite 2も対応してほしかったですね。
au VoLTEも非対応
HUAWEI nova lite 2はau VoLTEに非対応です。
au系の格安SIMでは使えません。
公式サイトにも「KDDIの電波には対応していない」とはっきり明記されています。
本端末はKDDIの移動体通信網を利用した通信サービスには対応しておりません。
引用元:HUAWEI
au系の格安SIMを使いたい場合は、au VoLTE対応のSIMフリースマホを選びましょう。
まとめ
以上、HUAWEI nova lite 2のレビューでした。
2万円台前半という価格ながら充実したスペックを持っています。
コスパの良いSIMフリースマホを探している人におすすめですよ。