本記事では、格安SIM「BB.exciteモバイル(旧エキサイトモバイル)」を本音でレビューします。
大手の格安SIMと比べるとやや地味ですが、従量制プランや容量シェアなど独自のサービスを展開しています。
「毎月のデータ通信量にばらつきがある」
「少量だけどタブレットやサブ端末でもデータ通信を使いたい」
など、どちらかというとニッチなニーズに答えてくれる格安SIMですね。
今回はそんなBB.exciteモバイルを実際に契約・利用した筆者が、メリット・デメリットや良かったところ、注意点などを本音でレビューします。
BB.exciteモバイルの料金プラン
BB.exciteモバイルの料金プランは大きく2種類あります。
- Fitプラン:従量制
- Flatプラン:定額制
どちらもドコモ回線とau回線の2回線に対応しており、月額料金も共通です。
ただし、データ専用SIMはドコモ回線のみ選べます。
使った分だけ支払う「Fitプラン」
Fitプランは1ヶ月に利用したデータ通信量の分だけ料金を支払う従量制プランです。
| 通信量 | 音声 | SMS | データ |
|---|---|---|---|
| 低速通信のみ | 495円 | 462円 | 385円 |
| ~3GB | 690円 | 690円 | 690円 |
| ~7GB | 1,190円 | 1,157円 | 1,080円 |
| ~12GB | 1,890円 | 1,857円 | 1,780円 |
| ~17GB | 2,750円 | 2,717円 | 2,640円 |
| ~25GB | 2,990円 | 2,957円 | 2,880円 |
例えば音声SIMの場合、2GBの月は月額690円、5GBの月は月額1,190円になります。
毎月のデータ通信量にばらつきがある人でも無駄がないのが特徴です。
定額制の「Flatプラン」
一方、Flatプランは定額で一定のデータ通信が使える一般的なプランです。
| 通信量 | 音声 | SMS | データ |
|---|---|---|---|
| 低速通信のみ | 660円 | 627円 | 550円 |
| 3GB | 1,210円 | 1,177円 | 1,100円 |
| 14GB | 1,650円 | 1,617円 | 1,540円 |
| 30GB | 2,068円 | 2,035円 | 1,958円 |
| 40GB | 2,970円 | 2,937円 | 2,860円 |
| 50GB | 4,400円 | 4,367円 | 4,290円 |
Fitプランに比べるとシンプルで分かりやすい反面、月額料金はやや割高です。
30GB以上の大容量プランもありますが、LinksMateやイオンモバイルのほうが安く使えます。
光回線とセットでさらにお得
BB.exciteモバイルでは、光回線とのセット割が用意されています。
対象の光回線とセットで使うと「BB.exciteモバイル 家族まるごとセット割」が適用され、BB.exciteモバイルの月額料金が1回線あたり220円割引されます。
- BB.excite光 10G
- BB.excite光 MEC
- BB.excite光 Fit
- BB.excite光 Classic(旧 エキサイト光)
BB.exciteモバイルを5回線契約すれば、毎月合計1,100円の割引です。
筆者は自宅でBB.excite光 MECを利用しており、毎月220円の割引を受けています。

BB.exciteの光回線はいずれもシンプルかつ安いので、BB.exciteモバイルを利用するなら光回線の乗り換えも検討しましょう。
筆者のおすすめは「BB.excite光 MEC」です。
工事費を含めた初期費用が完全無料、月額料金も安く、契約縛りもありません。

BB.excite光 MECは別記事で詳しくレビューしているので、ぜひ参考にしてください。
BB.exciteモバイルのメリット・良かったところ
まずはBB.exciteモバイルのメリットや、実際に使ってみてよかったところから見ていきます。
- Fitプランの3GBが業界最安クラス
- 初期費用が無料
- 従量制プランも容量シェア可能
- 低速通信の使い勝手が良い
- 最低利用期間・違約金なし
Fitプランの3GBが業界最安クラス
BB.exciteモバイルの料金プランのうち、Fitプランは月額料金が割安です。
とくに~3GBで690円は業界最安クラスの安さを誇ります。
| 格安SIM | 3GBの月額料金 |
|---|---|
| BB.exciteモバイル(Fitプラン) | 690円 |
| BIGLOBEモバイル | 1,320円 |
| H.I.Sモバイル | 770円 |
| LinksMate | 902円 |
| NUROモバイル | 792円 |
| イオンモバイル | 1,078円 |
| 日本通信SIM | 710円 |
毎月3GB未満なら、BB.exciteモバイルにするとスマホ代を大きく節約できます。
ただし、従量制なので使いすぎには注意しましょう。
初期費用が無料
BB.exciteモバイルは初期費用が無料です。
通常、格安SIMを申し込むと3,300〜3,850円前後の初期費用がかかります。
BB.exciteモバイルも以前は3,733円の初期費用がかかっていましたが、2025年10月1日から撤廃されました。
余計な費用をかけずに契約できるのは嬉しいですね。
従量制プランも容量シェア可能

BB.exciteモバイルは最大5枚のSIMカードによる容量シェアに対応しています。
| 追加するSIMタイプ | 追加SIMの月額料金 |
|---|---|
| 音声 | 528円 |
| SMS | 462円 |
| データ | 220円 |
家族で使う場合はもちろん、1人で複数のスマホやタブレットを使う際に便利です。
しかも、BB.exciteモバイルでは従量制であるFitプランもシェアできます。

従量制プランをシェアできる格安SIMは珍しいですね。
かなりニッチですが「家族みんなのデータ通信量にばらつきがある」ような人に向いています。
低速通信の使い勝手が良い
BB.exciteモバイルは低速通信の使い勝手がまずまず良いです。
速度切り替えに対応しており、いつでも高速通信と低速通信を切り替えられます。
低速通信の最大通信速度は200kbpsと遅めです。
しかしバースト転送対応なので、LINEやちょっとした調べもの、音楽ストリーミングくらいなら割と使えます。
バースト転送対応で軽い用途ならそこそこ使える
BB.exciteモバイルは低速でも最初の読み込みだけ高速通信が使えるバースト転送に対応しています。

バースト転送により、軽い用途なら低速通信でもそこそこ使えます。
例えばTwitterは画像や動画の読み込みは遅いですが、ツイートの読み込み自体はスムーズです。

音楽ストリーミングサービスも、高音質でなければスムーズに再生されます。
あとはカーナビアプリや、ドラクエウォークなどの位置情報ゲームも利用可能です。
ただし、詳しくは後述しますがBB.exciteモバイルの低速通信には直近3日間制限があります。
使いすぎには注意してください。
高速通信と低速通信の切り替えが可能
BB.exciteモバイルは速度切り替えに対応しています。
マイページまたは専用アプリから高速通信と低速通信の切り替えが可能です。

低速通信にすればデータ通信量を消費しません。
普段は低速通信にしておき、ここぞという時だけ高速通信にすればデータ通信量を賢く節約できます。
最低利用期間・違約金なし
BB.exciteモバイルでは、2022年7月に最低利用期間と違約金が撤廃されました。
この度、2022年2月22日に改正されました「電気通信事業法施行規則」が施行されることに伴い、2022年7月1日よりエキサイトモバイルの解約事務手数料を廃止いたします。
引用元:エキサイトモバイル
音声通話SIMをいつ解約しても、違約金は発生しません。
合わなかったらすぐに解約できるので、安心です。
BB.exciteモバイルのデメリット・気になったところ
続いてはBB.exciteモバイルを使っていて気になったところやデメリットを見ていきます。
- 混雑時の通信速度は遅い
- 初月も解約月も日割りなし
- 低速通信は直近3日間の速度制限あり
- 対面サポートは受けられない
混雑時の通信速度は遅い
BB.exciteモバイルは混雑時の通信速度が遅めです。
実際にBB.exciteモバイルの通信速度を図ってみました。
測定にはGoogleスピードテストを利用しています。
| 時間帯 | 下り速度 | 上り速度 |
|---|---|---|
| 朝(9:00) | 19.3Mbps | 8.35Mbps |
| 昼(12:00) | 0.41Mbps | 13.9Mbps |
| 夕方(18:00) | 1.22Mbps | 18.4Mbps |
| 夜(22:00) | 21.8Mbps | 19.3Mbps |
お昼は0.41Mbpsと、もはや低速通信と変わらない速度まで低下しています。
SNSやブラウジングがやっとで、ゲームや動画視聴は厳しいでしょう。
夕方はなんとか1.22Mbpsを維持しており、標準画質の動画視聴もなんとか利用できます。

それでも朝や夜に20Mbps前後出ているのと比べると遅いですね。
学校や会社の昼休みにスマホを使う、という人だとストレスが溜まります。
通信速度を重視する場合は、他の格安SIMも検討してください。
ワイモバイルやLINEMO、povo2.0などがおすすめです。
初月も解約月も日割りなし
BB.exciteモバイルは初月も解約月も月額料金の日割りがありません。
月途中で契約および解約をしても丸々1ヶ月分の月額料金がかかります。
解約月に日割りがないのは他社も同じです。
しかし、初月は多くの格安SIMで日割りされる、もしくは無料で使えます。
| 主要な格安SIM | 初月の料金 |
|---|---|
| BIGLOBEモバイル | 無料 |
| IIJmio | 日割り |
| LINEモバイル | 日割り |
| mineo | 日割り |
| OCNモバイルONE | 無料 |
| UQモバイル | 日割り |
| Yモバイル | 日割り |
契約が月末だと「ほとんど使っていないのに1ヶ月分の料金を支払う」ことになります。
BB.exciteモバイルの契約は、できる限り月初めがおすすめです。
ちなみに解約はいつ申し込んでも月末になります。
月末まではBB.exciteモバイルが利用できるため、いつ解約しても損をすることはありません。
低速通信は直近3日間の速度制限あり
BB.exciteモバイルでは、低速通信を使いすぎるとさらに制限されます。
具体的な条件は「直近3日間で低速通信を366MB以上使う」です。
3日あたりの低速データ通信量が366MBを超えると、通信速度を終日制限する場合があります。
引用元:エキサイトモバイル
音楽ストリーミングやカーナビアプリなど、長時間利用することが多いアプリは向きません。
そこそこ快適に使える低速通信なのに、制限があるのは残念です。
低速通信を思う存分使いたい人はロケットモバイルかmineoを検討しましょう。
対面サポートは受けられない
BB.exciteモバイルでは、実店舗での対面サポートを受けられません。
サポートは電話もしくはメールのみです。
どうしても対面サポートが必要な人は、実店舗が多いワイモバイルやUQモバイルを選びましょう。
BB.exciteモバイルのキャンペーン
2026年8月現在、BB.exciteモバイルではキャンペーンを実施していません。
その代わりに、初期費用が一切かかりませんし月額料金も割安です。
キャンペーンの有無を気にせずいつでも申し込めるのも、BB.exciteモバイルのメリットといえます。
BB.exciteモバイルのよくある質問
- QBB.exciteモバイルはeSIMに対応している?
- A
対応していません。
今後対応予定ではありますが、いつ対応するかは分かっていません。
- QBB.exciteモバイルは5Gに対応している?
- A
5Gには対応していません。
- QBB.exciteモバイルの解約方法は?
- A
Webからマイページにログインして解約できます。
契約解除料などはかかりません。
- QBB.exciteモバイルの問い合わせ方法は?
- A
まとめ
以上、BB.exciteモバイルの本音レビューでした。
- Fitプランの3GBが業界最安クラス
- 初期費用が無料
- 従量制プランも容量シェア可能
- 低速通信の使い勝手が良い
- 最低利用期間・違約金なし
- 混雑時の通信速度は遅い
- 初月も解約月も日割りなし
- 低速通信は直近3日間の速度制限あり
- 対面サポートは受けられない
従量制プランを使いたい人や容量シェアを活用したい人など、ニッチなニーズに答えてくれる格安SIMと言えます。
「毎月のデータ通信量にばらつきがある」
「SNSやちょっとした調べものをタブレットやサブ端末でもする」
上記のような人は、BB.exciteモバイルを検討してみてはいかがでしょうか。



