(アイキャッチ画像出典:iPhonse SE公式)
長い間、出ると言われて出ることがなかった新型iPhone SEが2020年4月16日についに発表されました。
発売日は2020年4月24日(金曜日)です。
その名も「iPhone SE(第2世代)」です。
iPhone SE2やiPhone 9といった噂もありましたが、iPadに似た名前になりましたね。
本記事ではiPhone SE(第2世代)の特徴・スペックをまとめ、さらに初代SEや8と比較してみました。
追記:
iPhone SE2を購入しました。
iPhone SE(第2世代)のスペック・特徴
iPhone SE(第2世代)のスペックは以下の通りです。
販売価格 | 64GB:44,800円 128GB:49,800円 256GB:60,800円 |
---|---|
カラー | ブラック ホワイト レッド |
サイズ | 幅約67.3mm 高さ約138.4mm 厚さ約7.3mm |
重さ | 約148g |
ディスプレイ | 4.7インチ(1334×750) |
OS | iOS 13 |
CPU | A13 Bionic |
ストレージ | 64GB/128GB/256GB |
カメラ | アウト:1200万画素 イン:700万画素 |
バッテリー | ビデオ再生:13時間 オーディオ再生:40時間 |
SIMサイズ | nanoSIM + eSIM |
DSDS | 〇(DSDV) |
Wi-Fi | 802.11a/b/g/n/ac/ax |
Bluetooth | 5.0 |
防水・防塵 | IP67 |
Apple Pay | 〇 |
本体デザイン・サイズはiPhone 8に近い
iPhone SEという名前ですが、本体のデザインやサイズはiPhone 8のものを踏襲しています。
初代SEのサイズが好きな人には少し残念ですね。
とは言え、あのサイズにこのスペックは難しいのかもしれません。
それに、最新のiPhone 11などと比べると圧倒的に小さいです。

出典:iPhonse SE公式
よほど初代iPhone SEサイズにこだわる人以外なら問題ないでしょう。
ホームボタン&Touch IDも復活!
デザインがiPhone 8とほぼ同じということで、お馴染みのホームボタンが返ってきました。

出典:iPhonse SE公式
最新モデルでホームボタンがあるのは3年ぶり。
すでにiPhone XRやiPhone 11を使っている人には「今さら感」があるかもしれませんね。
逆にホームボタンがないことを理由に古いiPhoneを使い続けていた人にとっては、待ちに待った「ホームボタン搭載の最新モデル」です。
ホームボタン搭載なので、生体認証も指紋を使う「Touch ID」が搭載されています。
顔認証の「Face ID」は非搭載です。
指紋認証と顔認証どっちが良いかは好みもあります。
個人的には指紋認証の方が速いし正確なので好きです。
今みたいにマスクを使う時には指紋認証がありがたい。
約5万円でiPhone 11と同じA13 Bionicを搭載
iPhone SE(第2世代)はチップにA13 Bionicを搭載しています。
これは最新モデルのiPhone 11と同じです。
メモリなどはおそらく違うのでしょうが、単純な処理速度はiPhone 11や11 Proと全く同じ。
それにも関わらず価格はなんと44,800円(税抜き)~と激安です。
iPhone 11が74,800円(税抜き)~なのを考えると、iPhone SE(第2世代)が如何にコスパに優れているかが分かります。
イヤホンジャックはやはりなし
一部のリーク情報では「イヤホンジャックが復活するのではないか」と噂されていました。
しかし、残念ながら今回もイヤホンジャックはありません。
iPhone 7で撤廃されて以降、イヤホンジャックが搭載された機種は1つもなし。
Apple的にはAir Podsを売りたいでしょうし、今後もイヤホンジャックは搭載されないでしょう。
iPhone SE / iPhone 8と比較
iPhone SE(第2世代)がどれくらい進化したのか?
初代SEと、本体デザインがほぼ同じiPhone 8と比較してみました。
iPhone SEと比較
まずは2016年に発売された初代SEと比較してみました。
iPhone SE(第2世代) | iPhone SE | |
カラー | ブラック ホワイト レッド | スペースグレイ シルバー ゴールド ローズゴールド |
---|---|---|
サイズ | 幅約67.3mm 高さ約138.4mm 厚さ約7.3mm | 幅約58.6mm 高さ約123.8mm 厚さ約7.6mm |
重さ | 約148g | 約113g |
ディスプレイ | 4.7インチ (1334×750) | 4 インチ (1136×640) |
OS | iOS 13 | iOS 13 |
CPU | A13 Bionic | A9 |
ストレージ | 64GB/128GB/256GB | 16GB/32GB 64GB/128GB |
カメラ | アウト:1200万画素 イン:700万画素 | アウト:1200万画素 イン:120万画素 |
バッテリー | ビデオ再生:13時間 オーディオ再生:40時間 | 連続通話:14時間 ネット:13時間 ビデオ再生:13時間 |
SIMサイズ | nanoSIM + eSIM | nanoSIM |
DSDS | 〇(DSDV) | × |
Wi-Fi | 802.11a/b/g/n/ac/ax | 802.11a/b/g/n/ac |
Bluetooth | 5.0 | 4.2 |
防水・防塵 | IP67 | × |
Apple Pay | 〇 | × |
CPUはA9からA13へ大幅グレードアップ。
ストレージも最大256GBまでアップしています。
カメラはアウトカメラこそ画素数は同じですが、広角レンズ搭載にポートレートやスマートHDR対応など、中身は全く別ですね。
eSIMや防水・防塵、Apple Pay搭載など最新iPhoneのトレンドもバッチリ。
強いて悪い点を挙げるなら本体サイズが大きくなったことでしょうか。
それでもここ最近のスマホの中では十分コンパクトな部類に入ります。
iPhone 8と比較
続いては最後のホームボタン搭載モデルとして長期間売れ続けたiPhone 8と比較です。
iPhone SE(第2世代) | iPhone 8 | |
カラー | ブラック ホワイト レッド | スペースグレイ シルバー ゴールド |
---|---|---|
サイズ | 幅約67.3mm 高さ約138.4mm 厚さ約7.3mm | 幅約67.3mm 高さ約138.4mm 厚さ約7.3mm |
重さ | 約148g | 約148g |
ディスプレイ | 4.7インチ (1334×750) | 4 .7インチ (1334×750) |
OS | iOS 13 | iOS 13 |
CPU | A13 Bionic | A11 Bionic |
ストレージ | 64GB/128GB/256GB | 64GB/128GB/256GB |
カメラ | アウト:1200万画素 イン:700万画素 | アウト:1200万画素 イン:700万画素 |
バッテリー | ビデオ再生:13時間 オーディオ:40時間 | ビデオ再生:13時間 オーディオ:40時間 |
SIMサイズ | nanoSIM + eSIM | nanoSIM |
DSDS | 〇(DSDV) | × |
Wi-Fi | 802.11a/b/g/n/ac/ax | 802.11a/b/g/n/ac |
Bluetooth | 5.0 | 5.0 |
防水・防塵 | IP67 | IP67 |
Apple Pay | 〇 | 〇 |
サイズと重量は全く同じですね。
これまでiPhone 8を使っていた人ならほぼ違和感なく使えます。
バッテリーや防水・防塵、Apple Payへの対応なども全く同じ。
異なるのはチップセット、そしてeSIMとWi-Fi6(ax)への対応です。
A11からA13に進化しているので、処理速度はかなり向上しています。
すでにiPhone 8を2年以上利用しているなら、乗り換えも十分「アリ」ですね。
新型iPhone SEのよくある質問
最後に、新型iPhone SEに関するよくある質問をまとめておきます。
- 大手キャリアでも取り扱いはある?
- ドコモ・au・ソフトバンクでは取り扱いあり。いずれも5月11日発売です。
- 楽天モバイル(MNO)でも使える?
- eSIMならおそらく使えます。ただしiPhone XRや11同様、利用は自己責任です。
- 新型iPhone SEとiPhone 11ならどっちを買うべき?
- カメラや本体のカラーにこだわる人はiPhone11がおすすめです。なるべく安く買いたい人やできる限り小さいiPhoneを使いたい人は新型iPhone SEを買いましょう。
- iPhone 8持ってるけど買い替えるべき?
- 見た目は似てますが性能は大幅アップしています。スペックにこだわる人や、購入から1年くらい経っているなら新型iPhone SEへの乗り換えもありです。
- iPhone 8のケースって使える?
- iPhone 8と新型SEのサイズは同じなので、使える可能性は高いです。ただし、ハードケースなど硬めのケースは合わない可能性もあります。
- 5G対応のiPhoneを待つべき?
- 5G対応のiPhoneは高額なモデルになると思います。5Gに興味がない人や高いiPhoneには手が出ない人は新型iPhone SEを買って大丈夫です。
まとめ
ついにiPhone SE(第2世代)が発表されましたね。
最新モデルと同じチップセットにeSIM・防水・Apple Pay対応。
これで44,800円(税抜き)~と驚異的なコスパです。
割と真面目に、2020年に一番売れたスマホになる可能性もありますね。
iPhone SE(第2世代)は2020年4月17日(金)予約開始、発売日は2020年4月24日(金曜日)です。
僕も購入予定なので、購入したらレビューしますね。
追記:
iPhone SE2を購入しました。
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