HUAWEI P10 liteは2016年にコスパの高さで大ヒットした「HUAWEI P9 lite」の後継機です。
2万円台中ごろというお手頃な価格でありながら、デザイン・性能ともにかなり高いクオリティに仕上がっています。
本記事ではそんなHUAWEI P10 liteの良かったところやイマイチなところをレビューしています。
「HUAWEI P10 liteってどんな機種?」
「P10 liteのメリット・デメリットを知りたい」
このような疑問を持っている方は、ぜひ参考にしてくださいね。
外観をチェック!
では本体を見ていきましょう。
まずは背面から。
カッコいいですねぇ。
単に青いだけでなく、デザインも素晴らしい。
本体両面が2.5D加工(少し角を丸くする)されたガラスで出来ています。
角度によって光の反射が代わり、とてもきれいです。
続いて前面です。
前面も2.5D曲面ガラスを使っており、エッジ部分が丸みを帯びています。
左右のベゼル(縁)も意外と狭いですね。
こちらは本体上部。
イヤホンジャックがあります。
こちらは本体下部。
microUSB端子とスピーカーがあります。
本音を言うとUSB type-Cを採用してほしかった。
でも価格の安さを考えるとあまり文句は言えませんね。
付属品も充実
本体の次は付属品を確認しましょう。
- 取扱説明書
- USBケーブル
- ACアダプタ
- イヤホン
- 本体ケース
標準でケースがついてるってかなり嬉しいですね。
今まではスマホと同時にケースを購入していましたが、その手間とコストが省けます。
ケースは透明なプラスチックのケースです。
ただ、完全に透明ではなくドットみたいな模様が付いています。
さらに、側面については覆う部分が少なく、4角のみです。
側面全体をガードしないと不安な人は別途ケースを購入したほうが良さそうです。
HUAWEI P10 liteのスペック
HUAWEI P10 liteのスペックは以下の通りです。
HUAWEI P10 liteのスペック | |
---|---|
OS | Android 7.0 |
CPU | Kirin 658 |
メモリ | 3GB |
ストレージ | 32GB |
ディスプレイ | 5.2インチ、FHD(1920×1080) |
カメラ | アウト:1200万画素 イン:800万画素 |
バッテリー | 3000mAh |
DSDS | × |
防水・防塵 | × |
おサイフケータイ | × |
オクタコアCPUに3GBメモリと32GBストレージを搭載。
いわゆるミドルスペックというやつですね。
ハイスペックスマホには敵いませんが、ヘビーな使い方をしないのであれば全く問題ないでしょう。
SNSやLINE、ブラウジング、動画視聴、軽いソシャゲあたりがメインの人なら問題ありません。
むしろこれだけのスペックで約2万円というのはかなりの高コスパと言えます。
動作はサクサク快適
一通りP10 liteを使ってみましたが、かなりサクサクと動作します。
アプリの起動や切り替えは速いですし、文字入力時の素早いフリック動作にちゃんとついてきます。
普通に使っていて、ストレスは感じません。
負荷が大きい3Dゲームなど、よほど重たいアプリでなければ快適に使えそうです。
Antutuスコアは約70,000
続いて、ベンチマークソフト「Antutu」を使って性能を測ってみました。
スコアは72538でした。
このスコアなら、普通に使う分には全く問題ないですね。
軽い2Dゲームならプレイ可能
続いて、HUAWEI P10 liteでいくつかゲームを試してみました。
ゲーム名 | 動作 | 備考 |
---|---|---|
モンスト | 〇 | 全く問題なし |
艦これ | 〇 | 全く問題なし |
白猫プロジェクト | 〇 | サクサク動いた |
ポケモンGo | 〇 | ややカクつくがプレイ可能 |
いくつかアプリを動かしてみましたが、どれも問題なく動きました。
上記のような軽いゲームなら、P10 liteでもプレイ可能ですね。
指紋認証がとにかく快適
HUAWEI P10 liteは指紋認証に対応しています。
スマホで指紋認証は初めてでしたが、かなり快適ですね。
とにかく速いし、精度も良好です。
ある程度適当にタッチしても反応してくれます。
使うまでは「PINでよくね?」とか思ってましたが、一度使うと病みつきですね。
カメラも普通に使うには十分すぎる性能
HUAWEIと言えばカメラの性能が良いことで知られています。
P10 liteも、下位モデルとは思えないほどカメラの性能が高いです。
オートで適当に撮影してみましたが、まずまずキレイではないでしょうか。
SNSに投稿したり、旅行先で記念撮影くらいなら十分です。
全部で9種類のフィルタが用意されており、ワンタッチで普段とは違う雰囲気の写真が撮影できますよ。
他にも細かい設定をしながら撮影できる「プロ写真」モードや、スロー撮影モードなんかもあります。
ダブルレンズではないですし、背景をぼかすワイドアパーチャも使えません。
でも2万円台前半のスマホのカメラとしては十分すぎる性能です。
バッテリーはかなり長持ち
2週間ほど使ってみましたが、バッテリー持ちはかなり良いです。
夜寝る前に充電しておけば翌日の夜でも60%くらいあります。
さらにその次の日の夕方くらいまでは使えます。
ただし、これはゲームをせず、なおかつ省エネ設定をしっかりした場合です。
HUAWEI P10 liteの設定についてはこちらをどうぞ。
当たり前ですが、ゲームをプレイすると結構減ります。
なので、ゲームをしない人であれば安心して使えますし、逆にゲームを長時間する人は要注意です。
デュアルSIMだがDSDSは不可能
HUAWEI P10 liteはnanoサイズのSIMを2枚挿せます。
いわゆるデュアルSIMというやつですね。
SIMカードスロット2はmicro SDカードスロットも兼ね備えています。
ただし、2スロットは日本では使われていない「2G回線」のみ対応しています。
したがって、2枚のSIMを同時に待ち受けするDSDS(デュアルSIMデュアルスタンバイ)やDSDVはできません。
現在は2万円台でもDSDVに対応しているモデルが増えているので、そちらを検討しましょう。
まとめ
というわけで、今回はSIMフリースマホ「HUAWEI P10 lite」のレビューでした。
手ごろな価格ながら高級感あふれるデザインとサクサクと快適な動作性を兼ね備えた高コスパモデルに仕上がっています。
メインのスマホとしても十分に使えますし、これから格安SIMを使ってみたいという初心者にもおすすめです。