本記事ではXiaomi「Redmi Note 13 Pro 5G」のファーストインプレッションをお届けします。
Redmi Note 13 Pro 5GはSnapdragon 7s Gen 2に8GBメモリ、256GBストレージ、2億画素カメラなどを搭載するミドルスマホです。
コスパの高さが光りますが、ここでは付属品やデザイン、ディスプレイなどを中心に解説していきます。
レビュー記事も公開しました。詳しくはこちらをご覧ください。
Redmi Note 13 Pro 5Gのスペック・特徴
ファーストインプレッションの前に、Redmi Note 13 Pro 5Gのスペック・特徴をざっくりおさらいしておきます。
スペック | Redmi Note 13 Pro 5G |
---|---|
カラー | ミッドナイトブラック オーロラパープル オーシャンティール |
サイズ | 幅約74mm 高さ約161mm 厚さ約8.1mm |
重さ | 約189g |
ディスプレイ | 約6.7インチ, AMOLED 1.5K(2,712×1,220) |
リフレッシュレート | 120Hz |
OS | HyperOS(Android 14) |
SoC | Snapdragon 7s Gen 2 |
メモリ | 8GB |
ストレージ | 256GB |
外部ストレージ | 利用不可 |
アウトカメラ | ①2億画素(f/1.65、メイン、OIS) ②800万画素(f/2.2、超広角) ③200万画素(f/2.4、マクロ) |
インカメラ | 1600万画素(f/2.45) |
スピーカー | ステレオ |
バッテリー | 5,100mAh(67W) |
対応SIM | nanoSIM+eSIM |
DSDV | 〇 |
5G | 〇 |
Wi-Fi | Wi-Fi 5(802.11ac) |
Bluetooth | 5.2 |
生体認証 | 指紋認証(画面内)、顔認証 |
防水・防塵 | IP54 |
おサイフケータイ | 〇 |
3万円台中ごろで買えるミドルスマホですが、スペック的にはミドルハイに近い部類です。
ディスプレイ品質やメモリ・ストレージ容量、67Wの急速充電対応などは同価格帯のライバル機種より一歩リードしています。
定価でも十分割安ですが、au/UQモバイルにMNPで乗り換えれば14,400円です。
コストパフォーマンスはかなり高いと言えるでしょう。
Redmi Note 13 Pro 5Gの付属品
Redmi Note 13 Pro 5Gの付属品は以下の通りです。
保護フィルムが画面に貼り付けてあるほか、ソフトケースも付属します。
ケースはよくある透明な安っぽいものではなく、黒色の割としっかりとしたケースです。
ただ、筆者的は本体の色を活かすためにスマホのケースは基本的にクリアケースを使います。
当分はこのケースを使いますが、どこかのタイミングでクリアケースを買う予定です。
黒以外の色を使いたい人や、ハードケースを使いたい人も別途買いましょう。
USBケーブルやACアダプタは付属しません。
Redmi Note 13 Pro 5Gは67Wの急速充電に対応しますが、急速充電を利用するためにはアダプタを用意する必要があります。
純正充電器は公式サイトから購入可能です。
Redmi Note 13 Pro 5Gのデザイン
続いて、Redmi Note 13 Pro 5Gのデザインを見ていきましょう。
今回はオーロラパープルのカラーリングを選びました。
パープルからブルーっぽい色へ変化していくグラデーションがキレイですね。
淡いパステルカラーを採用した、可愛い背面に仕上がっています。
部分的に異なるカラーを採用しているカメラフレームもおしゃれです。
ハイエンドモデルのような高級感はありませんが、華やかなデザインのおかげで安っぽさも感じません。
サラサラしていて、手触りも良好です。
本体上部にはイヤホンジャックとスピーカーです。
本体底部にはスピーカー、USB Type-Cポート、SIMカードスロットです。
本体右側面には音量ボタンと電源ボタンがあります。
本体左側面には、ボタン類やポート類はありません。
1.5Kの有機ELディスプレイ
Redmi Note 13 Pro 5Gのディスプレイサイズは6.7インチです。
3~4万円前後のスマホだと、ディスプレイはFHD+解像度かつ液晶が一般的です。
Redmi Note 13 Pro 5Gは1.5K解像度(2712 x 1220)の有機ELディスプレイを搭載しています。
発色が良く、YouTubeなどの動画もめちゃくちゃキレイに再生されます。
ピーク輝度が1,800nitsとそこそこ高いのに加えて、屋外専用の「サンライトモード」も搭載しています。
そのため、炎天下の視認性も悪くありません。
低価格なミドルスマホながら、ディスプレイの品質はなかなか良いと言えます。
重量はやや重め
Redmi Note 13 Pro 5Gの重量は約189gです。
最近のAndroidスマホとしては標準的だと思いますが、持つと“ズッシリとした重さ”を感じます。
200gオーバーのハイエンド機に慣れている人だと、軽く感じるかもしれません。
筆者は160~170g前後のスマホをよく使うので、少し重く感じます。
横幅がスリムなので、片手でも楽に持てます。
ただ本体サイズはそこそこ大きいので、片手で操作すると画面の上までは手が届きません。
キャリア系アプリはほぼなし
Redmi Note 13 Pro 5Gはau/UQモバイル専売です。
au/UQモバイルのキャリア系アプリが大量にインストールされているのだろう…と思いきや、キャリア系アプリは全くプリインストールされていませんでした。
起動直後のストレージ容量を見ても、アプリとデータは2.28GBしかありません。
不要なキャリアアプリをアンインストール・無効化する手間が省けるのはありがたいですね。
ただし、Redmi Note 13 Pro 5G(というかXiaomiのスマホ)では、Googleなどの初期アプリを無効化・削除できません。
どうしても初期アプリを削除したい場合は、ADBコマンドを利用するなどの対策が必要です。
指紋認証と顔認証に対応
Redmi Note 13 Pro 5Gは指紋認証と顔認証、2つの生体認証に対応しています。
指紋認証は画面内蔵型です。
画面内蔵型は精度が良くないことも少なくありません。
しかし、Redmi Note 13 Pro 5Gの指紋認証は認証速度が速く、精度も良好です。
認証に失敗することが少ないため、ストレスがありません。
顔認証もかなりスピーディで、画面を覗き込むと即座に画面ロックが解除されます。
セキュリティ的には指紋認証のほうが良いみたいですが、顔認証なら手汗をかいている時や、手袋をしている時も使えます。
状況に応じて使い分けましょう。
まとめ
以上、Redmi Note 13 Pro 5Gのファーストインプレッションでした。
なんといってもグラデーションカラーを採用した背面ボディが素敵ですね。
3つの異なるカラーを採用したカメラフレームも、他のスマホにはないデザインと言えます。
カラフルなデザインで、安っぽさを感じにくくなっています。
ミドルクラスながら、1.5K解像度/120Hz対応の有機ELディスプレイを採用しているのもポイントです。
発色が非常に良いので、動画をよく見る人にも向いていると思いました。
SoCやカメラ性能も必要十分以上ですし、かなりコスパの良い1台と言えるでしょう。