モトローラの国内未発表モデル「moto g56 5G」が技適を通過したことが判明しました。
「XT2529-3」と「XT2529-4」の2つの型式があり、moto g64/g64y 5Gと同じく1つはワイモバイル専売モデルとみられています。
さらに、日本における名称が「moto g66j 5G」「moto g66y 5G」となることも判明しました。
追記:moto g66j 5G/g66y 5Gが正式発表されました。
moto g56 5Gと見られるモデルが技適を通過
モトローラの未発表モデル、型番「XT2529-3」と「XT2529-4」が技適を通過しているのが確認できます。

海外ではXT2529-1およびXT2529-2といった「XT2529-*(数字)」のモデルがmoto g56 5Gとして発売中です。
そのため、今回技適を通過したモデルはmoto g56 5Gの日本向けモデルであるとみられています。
過去2年間を見ると、moto gシリーズの日本向けミドルスマホは2モデルずつ用意されていました。
ベースモデル | 国内SIMフリー版 | ワイモバイル版 |
---|---|---|
moto g53 5G | moto g53j 5G | moto g53y 5G |
moto g64 5G | moto g64 5G | moto g64y 5G |
moto g56 5Gも、SIMフリー版とワイモバイル版の2機種で展開される可能性が高いでしょう。


moto g56は高い防水・防塵性能が特徴のミドルスマホ

moto g56 5G(グローバル版)のスペックは以下の通りです。
スペック | moto g56 5G |
---|---|
カラー | PANTONE Gray Mist PANTONE Black Oyster PANTONE Dazzling Blue PANTONE Dill |
サイズ | 幅約76.26mm 高さ約165.75mm 厚さ約8.35mm |
重さ | 約200g |
ディスプレイ | 約6.72インチ, LCD FHD+(2,400×1,080) |
リフレッシュレート | 120Hz |
OS | Android 15 |
SoC | Dimensity 7060 |
メモリ | 8GB |
ストレージ | 256GB |
外部ストレージ | microSDカード |
アウトカメラ | 50MP(f/1.8、メイン) 8MP(f/2.2、超広角) |
インカメラ | 32MP(f/2.2) |
スピーカー | ステレオ |
イヤホンジャック | 〇 |
バッテリー | 5,200mAh(30W) |
ワイヤレス充電 | × |
対応SIM | nanoSIM+eSIM |
DSDV | 〇 |
5G | 〇 |
Wi-Fi | 不明 |
Bluetooth | 不明 |
防水・防塵 | IP68/69 |
Dimensity 7060、8GBメモリ、256GBストレージを備えるミッドレンジモデルです。
まだDimensity 7060の詳細が分かっていませんが、Dimensity 7025のmoto g64y 5Gよりは高性能だと思います。

メモリとストレージですが、8GB/256GBはあくまでもグローバル版です。
FCCの認証などから国内版はg64と同じくSIMフリー版が8GB/128GB、ワイモバイル版が4GB/128GBになるとみられています。
ストレージはともかく、メモリ4GBはそろそろキツイがしますねぇ。

ある程度スマホを使うなら、最低でも6GB以上のメモリが欲しいところです。
デザインはmoto g64から変更され、edgeシリーズやmoto g05に近いデザインになりました。
個人的には結構好きなデザインです。

また、mogo 64 5Gからの大きな変化として、防水・防塵がIP52からIP68/IP69へ大幅にアップしました。
従来のIP68に加えて、高温高圧の水にも耐えられるとしています。
防水性能の弱さはmoto g64 5Gの弱点だったので、ここが強化されたのは大きいですね。

その他にもバッテリー容量が5,000mAh→5,200mAhにアップ、マクロカメラが超広角になるなど、moto g64から着実にスペックアップされています。
moto g64/g64y 5Gはコスパの良さが高く評価されました。
僕もmoto g64y 5Gをサブとしてずっと使っていますが、一括1円スマホとは思えない出来です。
価格次第ではありますが、moto g56 5Gも売れ筋モデルになるような気がしますね。
国内での名称はmoto g66j/g66y 5Gに?
2025年6月19日にスマホ用電子証明書の対応スマホ一覧が更新されました。
そこに、「moto g66j 5G」および「moto g66y 5G (Y!mobile)」という未発表モデルの名前が掲載されています。

名前的に、moto g56 5Gの日本向けモデルの可能性が高いでしょう。
「g64」の後に「g56」だとグレードが下がったような印象になるため、名前を変更したのかもしれませんね。

筆者が調べた限りでは、海外でもmoto g66という端末はリリースされていないようです。
余談ですが、motoroa edge 50/50s proの後継である「motorola edge 60 pro」と「motorola edge 60s pro」の文字もありました。
日本でのリリースは確実だと想定していましたが、まさかこんな形でリークするとは。
2025年6月23日に正式発表か
モトローラの日本公式Xが、新モデルの予告と見られるティザー画像を投稿しました。
背景に「edge」「60s」「pro」の文字があることから、motorola edge 60/60s proが発表されるのは確定です。
そしてタイミング的に、moto g66j/g66y 5Gも発表されるでしょう。
発表時間が朝4時とのことなので、月曜日は早起き必須ですね(筆者は多分無理です)。
追記:moto g66j 5G/g66y 5Gが正式発表されました。
記事内画像引用元:総務省、motorola.com