motorola edge 50s proはソフトバンク限定で販売されているモトローラ製のミドルスマホです。
edgeシリーズの特徴である大型ディスプレイと薄型ボディはそのままに、処理性能やカメラが大幅に強化されています。
高級感のあるレザー風ボディも必見です。
発売当初の定価は85,584円でしたが、現在は値下げされて31,824円で買えます。
元の価格でも悪くはありませんでしたが、約3万円のスマホとしては破格の性能です。
「なるべく性能が良いスマホを買いたい、けどハイエンドは高くて手が出ない」という人にうってつけの機種だと感じました。
本記事では、motorola edge 50s proの実機を自腹で購入した筆者が、良かったところやイマイチなところをレビューします。
motorola edge 50s proの特徴
motorola edge 50s proの特徴は以下の通りです。
Snapdragon 7 Gen 3と8GBメモリ、256GBストレージを備えたミドルスマホです。
144Hzのリフレッシュレートにも対応しており、サクサク快適に動作します。
その他にも望遠を含む3眼カメラを搭載、125Wの急速充電に対応するなどスペックは充実していますよ。
国内ユーザーからの需要が高いおサイフケータイ、IP68の防水・防塵にもしっかり対応しています。
欠点が少なく、幅広い人におすすめできる1台です。
motorola edge 50s proのデザイン
さっそくmotorola edge 50s proのデザインからチェックしていきましょう。
今回は「リュクスラベンダー」を購入しました。
ここ最近のモトローラスマホではお馴染みとなったヴィーガンレザーを採用。
手触りも非常に良く、ガラスボディとは違った高級感があります。
指紋も目立ちません。
ただしホコリが付きやすく手汗でべたつくので、基本的にはケースの利用がおすすめです。
リュクスラベンダーはパープル系統ですが、どちらかというと青紫っぽい感じです。
爽やかな色合いで、どぎつい紫が苦手な人でも使えるでしょう。
右側面は音量ボタンと電源ボタンがあります。
左側面には、ボタン類はありません。
本体上部にはマイクと、これまたモトローラスマホではお馴染み「Dolby Atmos」のロゴがあります。
本体底部にはスピーカー、USB Type-Cポート、SIMカードスロットがあります。
残念ながらイヤホンジャックはありません。
有線イヤホンを使う場合は変換アダプタを用意しましょう。
明るくてきれいな有機ELディスプレイ
motorola edge 50s proは6.7インチの有機ELディスプレイを搭載しています。
解像度はSuper HD(2,712×1,220ドット)です。
有機ELなので発色が良く、美しい映像を楽しめます。
ピーク輝度も2,000nitsと十分明るく、明るい日中の屋外でも見づらさは感じません。
最大144Hzのリフレッシュレートに対応
motorola edge 50s proは最大144Hzのリフレッシュレートに対応します。
144Hzに設定すると、画面の動きが滑らかになります。
SNSやブラウジングなどもヌルヌル動くようになるので、ゲームをしない場合も144Hzにするのがおすすめです。
ただし、144Hzにするとバッテリー消費も激しくなります。
正直120Hzでも十分なので、気になる人は120Hzにするのがおすすめです。
残念なポイントは”エッジディスプレイ”
画面の品質が良い一方で、残念なのがエッジディスプレイであることです。
エッジディスプレイは画面の左右が大きく湾曲しています。
そのため、フィルム選びが難しいのが大きなデメリットです。
- ガラスフィルム
端っこが浮く、または平面部分しかカバーされない - ソフトフィルム
貼るのが難しい、ケースとの干渉で剝がれやすい
筆者はガラスフィルムが好きですが、エッジディスプレイなので断念しました。
仕方がなくソフトフィルムにしているものの、貼るのが難しかったですし、ケースと干渉してすでに端っこが剥がれかけています。
フィルムの剥がれはケースとの相性もありますが…。
あくまでも好みの問題であり、むしろエッジディスプレイが良い!という人もいるでしょう。
気になる人は、家電量販店などで実機をチェックするのがおすすめです。
大画面ながら軽量・薄型で持ちやすい
大画面のmotorola edge 50s proですが、重量は約186gと比較的軽めです。
本体も約161.23mm x 72.4mm x 8.19mmとスリムかつ薄いため、長く持っても手が疲れません。
筆者は腱鞘炎持ちなので、重過ぎるスマホは苦手です。
かといって、コンパクトすぎるスマホは画面が小さくて見づらくなります。
motorola edge 50s proは大画面の快適さを維持しつつ、重すぎないちょうど良いスマホです。
motorola edge 50s proの付属品
motorola edge 50s proの付属品は以下の通りです。
昨今のスマホでは珍しく、ACアダプタとUSBケーブルが付帯します。
しかもACアダプタは最大125Wの超高速充電に対応。
詳しくは後述しますが、わずか20分足らずでmotorola edge 50s proを満充電可能です。
edge 50s proの魅力の1つですね。
一方でケースや保護フィルムなどは付帯しません。
ベースモデルであるmotorola edge 50 proはケースが付いていますが、edge 50s proには付かないので注意しましょう。
個人的には、エッジディスプレイを採用するなら保護フィルムを貼っておいて欲しかったですね。
motorola edge 50s proのスペック
motorola edge 50s proのスペックは以下の通りです。
スペック | motorola edge 50s pro |
---|---|
カラー | ブラックビューティ リュクスラベンダー バニラクリーム |
サイズ | 幅約72.44mm 高さ約161.23mm 厚さ約8.19mm |
重さ | 約186g |
ディスプレイ | 約6.7インチ, pOLED Super HD(2,712×1,220) |
リフレッシュレート | 144Hz |
OS | Android 14 |
SoC | Snapdragon 7 Gen 3 |
メモリ | 8GB |
ストレージ | 256GB |
外部ストレージ | × |
アウトカメラ | ①5000万画素(f/1.4、メイン) ②1300万画素(f/2.2、超広角/マクロ) ③1000万画素(f/2.0、望遠) |
インカメラ | 5000万画素(f/1.9) |
スピーカー | ステレオ |
バッテリー | 4,500mAh(125W) |
ワイヤレス充電 | 〇(15W) |
対応SIM | nanoSIM + eSIM |
DSDV | 〇 |
5G | 〇 |
Wi-Fi | Wi-Fi 6E(802.11ax) |
Bluetooth | 5.4 |
防水・防塵 | IP68 |
おサイフケータイ | 〇 |
生体認証 | 指紋認証(画面)、顔認証 |
Antutuスコアは約80万
motorola edge 50s proでベンチマークアプリを実行した結果を見てみましょう。
まずはAntutuですが、スコアは約80万を記録しました。
続いてGeekbench 6ですが、シングルコアは約1,140、マルチコアは約3,070のスコアです。
いずれも、普段使いなら十分なスコアです。
実際にmotorola edge 50s proを使ってみても、SNSやブラウジング、電子書籍の閲覧などの用途はストレスなく使えます。
3Dゲームもそれなりに動く
motorola edge 50s proでいくつかゲームも試してみました。
軽い2Dゲームはもちろんですが、負荷の大きい3Dゲームもそれなりに動きました。
以下は原神をプレイしてみた動画です。
画質「最高」+フレームレート60でも、あまりカクつきを感じません。
発熱もそこまで酷くないため、3Dゲームも想像以上にプレイできそうです。
とはいえあくまでもミドルクラスなので、画質を上げると負荷も大きくなります。
原神をプレイするなら「中」設定くらいがおすすめです。
最高画質でストレスなくプレイしたいなら、ハイエンドモデルを買いましょう。
ゲームはPCやPS5などがメインで、スマホはすき間時間ちょっとするだけ、という人なら問題なさそうです。
motorola edge 50s proのカメラ性能
続いては、アウトカメラを中心にmotorola edge 50s proのカメラ性能をチェックします。
アウトカメラは広角+超広角/マクロ+望遠のトリプルカメラです。
ミドルスマホで望遠レンズ搭載は珍しい気がしますね。
カメラアプリは最近のモトローラスマホ(rezr 40sやg64y 5Gなど)と同じで、ショット最適化(AI機能)や画像のスタイル設定にも対応しています。
本記事の作例は「ナチュラル設定」かつ「ショット最適化はオフ」で撮影しています。
メインカメラは自然で解像感も良好
まずはメインカメラを使い、明るい場所で撮影した画像を見ていきます。
5,000万画素のメインカメラでは、明るく自然な写真が撮れています。
見たままに近い画像だと思いました。
解像感も良好ですね。
ちなみに、motorola edge 50s proのカメラ(とディスプレイ)はアメリカの色見本企業「Pantone(パントン)」の評価基準を満たしているとのこと。
motorola edge 50 proは、Pantone™ Validatedカメラとディスプレイを搭載した世界初のスマートフォンです。Pantone Validated color / skinで、見たままの世界を自信を持って撮影し、忠実に再現できます。 Pantone Validatedスマートフォンは、実際のPantone Colorの範囲を忠実にシミュレーションすることで、Pantoneの評価基準を満たしています。
引用元:モトローラ公式
正直良く分かっていませんが(おい)、美しい写真が撮れるのは事実です。
ミドルスマホのカメラとしては、かなりクオリティが高いと言えるのではないでしょうか。
最大30倍/光学3倍ズームに対応
motorola edge 50s proは1,000万画素の望遠レンズを搭載。
光学3倍、デジタル最大30倍のズームに対応しています。
3倍ズームは若干暗くなる時があるものの、劣化が少なくキレイですね。
個人的には2倍は物足りないけど5倍は過剰なので、3倍がちょうど良いと思います。
10倍はやや粗くなりますが、それでも十分実用的です。
30倍は流石にかなり荒くなり、少しのっぺりした感じになります。
見られなくはないものの、あくまでもメモ程度ですね。
光学3倍、デジタル10倍は十分キレイで、ミドルスマホとしては十分すぎるズーム性能と言えます。
望遠付きのスマホが欲しいけどハイエンドは手が出ない、という人には有力な選択肢と言えますね。
超広角/マクロもそれなりに使える
motorola edge 50s proは1,300万画素の超広角/マクロカメラも備えています。
超広角カメラを使えば、広範囲を含めた写真を撮影できます。
シチュエーションによっては色味が変わってしまうこともありますが、概ね良好です。
マクロカメラなら、被写体に数cmの距離まで寄れます。
他のモトローラスマホだとマクロはおまけ程度なことが多いですが、edge 50s proのマクロカメラは割と実用的です。
夜景もしっかり撮れる
motorola edge 50s proは暗所撮影用の「ナイトビジョン」モードを搭載。
暗所でも通常モードより明るく、かつノイズの少ない写真を撮れます。
シチュエーションによっては看板の明かりなどが白飛びするときもあります。
それでも、ミドルスマホとしては十分すぎるクオリティです。
ナイトビジョンモードでも光学ズームが可能。
メインカメラには劣るものの、暗所でこれだけキレイにズームできれば十分でしょう。
手ブレ補正で動画性能も〇
motorola edge 50s proは光学式手ブレ補正(OIS)を搭載しているほか、AIによる手ブレ補正機能にも対応しています。
手持ちで適当に撮影しても、そこそこブレを抑えられています。
総じて、motorola edge 50s proのカメラはミドルクラスの中でも高い性能を持っていると感じました。
カメラ性能が良いミドルスマホを買いたいなら、motorola edge 50s proは十分おすすめできますね。
motorola edge 50s proのスピーカー
motorola edge 50s proはステレオスピーカーを搭載しています。
肝心の音も、ミドル帯としてはクリアで良好だと感じました。
やや本体下部のスピーカーに偏ってはいるものの、気になるほどではありません。
立体音響技術「Dolby Atmos」にも、もちろん対応していますよ。
音量も大きいので、内蔵スピーカーでも迫力のある音を楽しめます。
LDACやaptX adaptiveにも対応
motorola edge 50s proはワイヤレスイヤホンももちろん使えます。
対応コーデックは以下の通りです。
実際に筆者も手持ちのEarFun Air Pro 3を接続したところ、aptX-Adaptiveで接続されました。
LDACにも対応しているので、音質にこだわる人にもおすすめです。
イヤホンジャックは非搭載
motorola edge 50s proはイヤホンジャックを搭載していません。
有線イヤホンを使いたい場合は、変換アダプタを利用しましょう。
motorola edge 50s proのバッテリーをチェック
続いてはmotorola edge 50s proのバッテリーをチェックしましょう。
motorola edge 50s proのバッテリー容量は4,500mAhです。
最近の機種としては標準的ですが、電池持ちは良好でした。
また、最大125Wの超高速充電に対応しているので、バッテリーがなくなってもすばやく充電できます。
edge 50s proを使ってからは、バッテリーに関する悩みがほぼなくなりました。
バッテリー持ちは良好
最初にバッテリー持ちのテストです。
ベンチマークソフト「PCMark for Android」を利用して、バッテリー持ちをテストします。
PCMark for Android Benchmark
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バッテリーテストの条件は以下の通りです。
テストの結果は12時間52分でした。
半日以上使いっぱなしでも20%のバッテリーが残る計算なので、電池持ちは良好と言えます。
参考までに、直近で同じテストを実施した他の端末と比較してみました。
機種名 | 容量 | リフレッシュレート | テスト結果 |
---|---|---|---|
motorola edge 50s pro | 4,500mAh | 144Hz | 12時間52分 |
Redmi Note 13 Pro 5G | 5,100mAh | 120Hz | 12時間24分 |
moto g64y 5G | 5,000mAh | 120Hz | 9時間52分 |
moto g24 | 5,000mAh | 90Hz | 11時間58分 |
moto g53y 5G | 5,000mAh | 120Hz | 12時間22分 |
Redmi 12C | 5,000mAh | 60Hz | 12時間55分 |
motorola razr 40s | 4,200mAh | 144Hz | 11時間59分 |
moto g52j 5G II | 5,000mAh | 120Hz | 15時間19分 |
容量がやや少ない&高リフレッシュレートにもかかわらず、直近でテストした端末の中では比較的良好な結果でした。
Snapdragon 7 Gen 3の省エネ性能が優れているのかもしれませんね。
実際に使っていても電池持ちは良いと感じており、筆者の使い方だとフル充電から17時間経っても50%以上残ります。
実際の電池持ちはスマホの使い方にもよります。
それでも、極端な使い方(1日中ソシャゲで周回するなど)をしなければ丸1日は普通に持つでしょう。
充電は爆速!20分で100%に
次はmotorola edge 50s proの特徴の1つでもある「充電速度」のテストです。
motorola edge 50s proは最大125Wの急速充電に対応しており、約20分で0%から100%まで充電できます。
実際に、0%から100%まで充電してみました。
ACアダプタとUSBケーブルは、edge 50s proに付属しているものを利用しています。
125W充電対応のACアダプタが付いているので、別途買う必要がありません。
テストの結果、0%から100%の充電にかかった時間は21分でした。
モトローラの宣伝文句通りといっても差し支えないでしょう。
バッテリー残量 | 充電にかかった時間 |
---|---|
0%→50% | 8分 |
50%→80% | 14分 |
80%→90% | 17分 |
90%→100% | 21分 |
これなら朝起きてバッテリー残量が全くなくても、身支度している間に充電できそうですね。
急速充電は発熱が酷いので注意
急速充電を利用するとめちゃくちゃ速く充電できますが、その代わりに急速充電中はかなり発熱します。
冗談抜きでカイロみたいというか、火傷するのではないか?と思うレベルです。
実際に火傷することはないでしょうが、そう思うくらいホッカホカです。
充電時間は20分足らずなので、バッテリーへの負荷はそこまで大きくないとは思います。
ただ、スマホにとって発熱は良くないことですし、個人的にはちょっと気になりました。
急速充電オフでも充電は超速い
発熱が気になる場合は、急速充電をオフにしましょう。
motorola edge 50s proは設定画面から急速充電のオン/オフを切り替えられます。
急速充電をオフにしても、充電速度は十分高速です。
先ほどの「PCMark for Android」のテストでバッテリー残量が20%になった状態から、100%になるまでの時間を計測しました。
今回もACアダプタとUSBケーブルは付属品を利用していますが、急速充電をオフにしています。
バッテリー残量 | 充電にかかった時間 |
---|---|
20%→50% | 7分 |
50%→80% | 15分 |
80%→90% | 19分 |
90%→100% | 22分 |
急速充電オフの状態でも、20%から100%まで22分しかかかりませんでした。
ぶっちゃけ、よほど急いでいる時以外は急速充電を使わなくても良いでしょう。
実際、筆者は急速充電をずっとオフにしていますが、全く困っていません。
急速充電オフでも充電が速いので、バッテリーを気にするストレスがほとんどなくなりました。
15Wのワイヤレス充電に対応
motorola edge 50s proは15Wのワイヤレス充電にも対応しています。
充電速度は有線よりだいぶ遅いですが、立てかけるだけでサッと充電できるのは楽ですね。
また、10Wのワイヤレス給電にも対応しています。
出先でワイヤレスイヤホンの充電が切れた際などに便利ですね。
モトローラの独自機能も搭載
motorola edge 50s proはモトローラ独自の機能を多数搭載しています。
たとえば「ジェスチャー」は、簡単なジェスチャーでスマホを操作できる機能です。
筆者は3本指でのスクリーンショットや、簡易ライトなどを良く使います。
「ゲームタイム」はゲームに役立つ機能をまとめたものです。
ゲームに合わせてパフォーマンスモードを変えたり、通話や通知をブロックしたりできます。
不要な場合は、ゲームタイムをオフにすることも可能です。
いずれも必須機能ではないものの、あると便利な機能ばかりです。
motorola edge 50s proの対応バンド
motorola edge 50s proの対応バンドは以下の通りです。
motorola edge 50s proの対応バンド | |
---|---|
5G | n1 / 3 / 8 / 28 / 41 / 77 / 78 |
4G | B1 / 2 / 3 / 4 / 5 / 7 / 8 / 11 / 12 / 17 / 18 / 19 / 26 / 28 / 38 / 39 / 40 / 41 / 42 |
3G | B1 / 2 / 4 / 5 / 8 |
国内大手3キャリア+楽天モバイルのバンドにしっかり対応しています。
ソフトバンク専売モデルですが、その他のキャリアも問題なく使えるでしょう。
実際に筆者はUQモバイルのSIMを入れていますが、電話・SMS・データ通信のいずれも問題なしです。
ただし、ドコモの5Gバンドである「n79」には対応していません。
ドコモ回線のSIMを利用する場合は要注意です。
motorola edge 50 proとの違い
motorola edge 50 proは、motorola edge 50s proのベースとなるモデルです。
基本スペックは共通ですが、販路、メモリ容量、カラーなどが異なります。
項目 | edge 50 pro | edge 50s pro |
---|---|---|
販路 | IIJmio ネット通販 家電量販店など | ソフトバンク |
価格 | 79,800円 (販路によって異なる) | 31,824円 |
カラー | ブラックビューティー リュクスラベンダー | ブラックビューティー リュクスラベンダー バニラクリーム |
メモリ | 12GB | 8GB |
キャリアアプリ | なし | あり |
edge 50s proはソフトバンク専売で単体購入できず、メモリも少なめです。
その代わりに価格(定価)はedge 50 proの半額以下、さらに限定カラーの「バニラクリーム」も選べます。
とにかく安く買いたいソフトバンクユーザーや、ホワイト系統の色が好きならedge 50s proがおすすめです。
メモリは多いに越したことはありませんが、edge 50s proの処理性能なら8GBでも困らないと思います。
単体購入したい人や、「メモリは少しでも多い方が良い」という人はedge 50 proを買いましょう。
販路が多いですし、IIJmioなら乗り換え割引もお得です。
motorola edge 50s proの価格は約3万円
ソフトバンクオンラインショップにおけるmotorola edge 50s proの販売価格は31,824円です。
一時期はMNPによる割引で一括1万円以下でしたが、現在は契約方法に関係なくこの価格で買えます。
正直、このスペックなら31,824円でもかなり安いと言えます。
新規契約やMNPだけでなく、機種変更でもこの価格なのはありがたいですね。
白ロムは3.5万円前後
motorola edge 50s proを単体で買うなら、ネット通販などで白ロムの未使用品を買いましょう。
楽天市場では、3.5万円前後で未使用品を買えます。
定価より少し高いですが、ソフトバンク回線を契約せずに買えるのでおすすめです。
SIMフリー版は7万円前後
motorola edge 50s proはソフトバンク回線とのセット、もしくは既存契約者の機種変更でしか購入できません。
単体購入したい場合はSIMフリー版のmotorola edge 50 proを検討しましょう。
定価は79,800円ですが、Amazonなどのネット通販なら6万円台後半で買えます。
IIJmioなら約5.7万円から
motorola edge 50 proはIIJmioでも購入できます。
IIJmioでの価格 | 一括払い | 24回払い |
---|---|---|
通常価格 | 57,800円 | 2,410円×24回 |
定価よりも安く買えますが、在庫切れが続いています。
入荷されたらすぐ買えるように、公式サイトをこまめにチェックしましょう。
まとめ
以上、motorola edge 50s proの実機レビューでした。
motorola edge 50s proはレザー風のおしゃれなボディデザインと、充実したスペックが魅力のミドルスマホです。
超高速充電は一度体感すると普通の充電に戻れないレベルですし、カメラも良い意味で予想を裏切ってくれました。
おサイフケータイに加えてIP68の防水・防塵対応もうれしいですね。
キャリア専売モデルとはいえ、ハイエンドに近いこの仕様で約3.1万円はかなり安いと言えます。
今年発売されたミドルスマホでも、随一のコスパではないでしょうか。
個人的に、唯一残念なのがエッジディスプレイ。
フィルム選びに苦労するため、次期モデルではフラットディスプレイを採用してほしいところです。
逆に言えば、それ以外に大きな弱点は見当たりません。
エッジディスプレイが気にならず、コスパに優れるミドルスマホを使いたいならmotorola edge 50s proがおすすめです。