いつでもカエドキプログラムはドコモでお得に端末を購入できるサービスです。
端末を24回払いで購入し、23ヶ月目までに返却すると24回目(残価)の支払いが免除されます。
24回目の支払い額が高めなので、端末代が大幅に安くなるという仕組みです。
端末代が高騰している昨今、お得なサービスとしていつでもカエドキプログラムを紹介するメディアも多くあります。
一方で、いつでもカエドキプログラムで端末を返却する手順や注意点について書かれている記事はそんなに多くありません。
「どうやって返却するのか」「注意すべき点はないのか」といった疑問を抱いている人もいるでしょう。
そこで本記事では、実際にいつでもカエドキプログラムで端末を返却した筆者が返却方法や注意点を解説します。
「いつでもカエドキプログラム」の返却方法(郵送)
郵送による「いつでもカエドキプログラム」の返却方法は以下の通りです。
My docomoから返却手続き
まずはMy docomoから返却手続きをします。
ブラウザまたはアプリからMy docomoへアクセスし、手続きを進めてください。
- STEP 1
My docomoの上部メニューの[お手続き]をタップします。
- STEP 2
[割引・優待]の中にある[いつでもカエドキプログラム/いつでもカエドキプログラム(プラス対象機種)ご利用(郵送)]から[お手続きする]をタップしてください。
- STEP 3
[いつでもカエドキプログラムを利用する]にチェックを入れます。
- STEP 4
本人確認方法の選択です。
運転免許証やマイナンバーカードを持っている人は[オンラインでの本人確認(eKYC)]にチェックを入れて[オンラインでの本人確認へ進む]をタップしてください。
- STEP 5
[次へ]をタップします。
- STEP 6
利用する本人確認書類を選択し、[注意事項を確認しました。]にチェックを入れて[次へ進む]をタップしてください。
- STEP 7
カメラへのアクセスを求められるので[アプリの使用時のみ]か[今回のみ]のどちらかをタップします。
- STEP 8
- STEP 9
- STEP 10
- STEP 11
- STEP 12
- STEP 13
- STEP 14
My docomoでの利用申し込みが完了したら、返送キットが郵送で届くのを待ちましょう。
端末を返送する
返送手続きから1週間ほどで、ドコモから返送キットが届きます。
オンライン(eKYC)で本人確認を実施している場合は普通郵便で届きますが、そうでない場合は「本人限定受取郵便」での受け取りです。
利用申込書に必要事項を記入してください。
といっても住所や端末名などはすでに記載されています。
筆者の場合、右上の職業と下部の署名欄しか記入しませんでした。
続いて返送する端末からSIMカードを抜き、初期化しましょう。
初期化が終わったら同梱されているプチプチに包みます。
あとは利用申込書と端末をレターパックに入れ、ポストもしくは郵便局から発送すればOKです。
箱や取扱説明書など、付属品を同梱する必要はありません。
返す必要があるのは端末本体だけです。
発送が終わったら、ドコモからの連絡を待ちましょう。
ドコモからSMSが届けば返却完了
端末を発送してから1週間ほどで、ドコモからSMSで連絡が届きます。
これでいつでもカエドキプログラムによる端末の返却が完了です。
とくに査定結果の詳細などは書いておらず、かなりあっさりとしていますね。
申し込みから返却までは約2週間かかった
筆者の場合、「いつでもカエドキプログラム」の利用を申し込んでから返却手続きが終わるまで16日間かかりました。
郵送を2回挟むので、それなりに時間がかかりますね。
いつでもカエドキプログラムでの返却はドコモショップでもできるので、急ぐ場合は店舗へ行きましょう。
ちなみに、筆者は「早期利用特典」を使って13ヶ月目に返却したため、端末は手元にないものの支払いはまだ続いています。
返却して以降、ドコモから紙の利用明細が届くようになり、これで支払い状況を確認できています。
ドコモ契約中は紙の利用明細は一切届かなかったので、端末返却後もドコモを継続している場合はたぶん届かないと思います。
いつでもカエドキプログラムで端末を返却する際の注意点
いつでもカエドキプログラムで端末を返却する際は、以下の点に注意しましょう。
端末が故障していると故障時利用料が発生する
いつでもカエドキプログラムで端末を返却した際、端末が故障していると故障時利用料が発生する可能性がある点に注意しましょう。
端末を返却するとドコモ側で査定が行われ、査定結果によって故障時利用料の有無が決まります。
「機能不良品」と判断されると、故障時利用料を支払う必要があります。
ケータイ補償サービスまたはsmartあんしん補償に加入していると2,200円、加入していない場合は22,000円です。
さらに状態が酷い場合は「受付不可品」となります。
プログラムを利用できずに端末が返却され、残りの分割払いも免除されません。
機能不良品の例 | 受付不可品の例 |
---|---|
・筐体が破損している ・電源が入らない ・画面割れや焼き付きがある ・カメラやボタンが機能しない ・SIMトレイが不足 | ・初期化されていない ・メーカー保証の対象外 ・ネットワーク利用制限が× ・基盤が断裂している |
受付不可品になった場合、本来免除されるはずだった金額と同額の違約金を支払う必要があります。
いつでもカエドキプログラムで購入した端末は、なるべく丁寧に扱いましょう。
返却申し込み後はキャンセルできない
いつでもカエドキプログラムで返却を申し込むと、それ以降は一切キャンセルできません。
利用申込みを受けた時点でご利用時期に応じた分割支払金を不要とするため、利用申込みの後のキャンセル、返却方法の変更などは出来ませんのでご注意ください。
引用元:NTTドコモ
「やっぱりもう少し使いたい」と思っても、申し込み完了後だと手遅れです。
本当に返却するか、慎重に判断してくださいね。
翌月末までに返却しないと違約金がかかる
郵送の場合、返却を申し込んだ翌月末日までに端末を返送しないと違約金がかかります。
返送キットが届いたら、速やかに返送手続きを進めましょう。
いつでもカエドキプログラムの返却に関するQ&A
- Qいつでもカエドキプログラムは店舗でも返却できる?
- A
ドコモショップ、d garden、ドコモ取扱店(Apple Store除く)でも返却できます。
ただし、ドコモ取扱店では機種の購入との同時利用のみ可能です。
- Qahamoユーザーはどうやって返却手続きすれば良い?
- A
ドコモユーザー同様、My docomoで手続きできます。
- Qいつでもカエドキプログラムが終了したらドコモの契約はどうなる?
- A
いつでもカエドキプログラムが終了しても、ドコモの契約はそのままです。
まとめ
本記事では、いつでもカエドキプログラムで端末を返却する方法や注意点を解説しました。
返却自体はとても簡単でした。
My docomoから手続き後、返送キットで端末を発送するだけです。
端末を丁寧に扱っていたので、とくに追加料金もかかりませんでした。
実際に返却したという記事があまり見つからなくてちょっと不安でしたが、やってみるとなんてことありませんね。
本記事が、いつでもカエドキプログラムの特典を利用して端末を返却する人のお役に立てば幸いです。