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ZenFone Max (M2)とMoto G7 Powerはどっちがおすすめ?スペックで徹底比較してみた

ZenFone Max Moto G7 Power Android
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ASUSの「Zenfone Max(M2)」とモトローラの「Moto G7 Power」はどちらもバッテリー持ちに優れるエントリーモデルです。

価格・スペックが似ている両機種ですが、詳しく比較すると異なるポイントがいくつかありました。

本記事ではZenFone Max (M2)とMoto G7 Powerをスペックで比較してみました。

吾妻かずき
吾妻かずき

筆者のようにこの2機種のどちらを買おうか迷っている方は、ぜひ参考にしてください。

この記事を書いた人
吾妻かずき

格安SIM・スマホ(とくにモトローラ)が好きなライターです。格安SIM歴は9年を越え、その経験を生かしてスマホライターとして活動しています。

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ZenFone Max (M2)とMoto G7 Powerのスペックを比較

ZenFone Max(M2)とMoto G7 Powerのスペックをまとめてみました。

スペックZenFone Max(M2)Moto G7 Power
カラーミッドナイトブラック
スペースブルー
メテオシルバー
セラミックブラック
サイズ幅:約76.2mm
高さ:約158.4mm
厚さ:約7.7mm
幅:約75.3mm
高さ:約159.4mm
厚さ:約9.3mm
重さ約160g約193g
ディスプレイ約6.3インチ, HD+
(1,520×720)
約6.2インチ, HD+
(1,520×720)
OSAndroid 8.1Android 9.0
CPUSnapdragon 632
(オクタコア)
Snapdragon 632
(オクタコア)
メモリ4GB4GB
ストレージ32GB64GB
カメラアウト:
1300万+200万画素
イン:
800万画素
アウト:
1200万画素
イン:
800万画素
バッテリー4,000mAh5,000mAh
対応バンドFDD-LTE:B1、2、3、4、5、7、8、12、17、18、19、26、28
TD-LTE:B38、41
3G:B1、2、4、5、6、8、19
FDD-LTE:B1、2、3、4、5、7、8、19、20、28
TDD-LTE:B38、40、41
3G:B1、2、5、6、8、19
SIMサイズnanoSIM×2+microSDnanoSIM×2+microSD
DSDS〇(DSDV)
Wi-FiIEEE802.11b/g/nIEEE802.11b/g/n
Bluetooth4.24.2
USBmicro USBType-C

基本スペックはどちらもほぼ同じです。

ともにSoCにSnapdragon 632を採用し、4GBメモリを搭載しています。

軽いゲームやブラウジング、SNS、動画視聴くらいならどちらを選んでも差はありません。

カメラについては実際に撮ってみないと分からないので省略します。

スペックだけなら、デュアルレンズであるZenFone Max(M2)のほうが優秀です。

ただ、どちらもエントリー機なのでそこまで差は出ないでしょう。

このほか、スペックを比較すると以下のような違いがあります。

ZenFone Max (M2)とMoto G7 Powerの違い
  • ストレージ/バッテリーはMoto G7 Powerが多い
  • Moto G7 Powerはau VoLTE非対応
  • ZenFone Max (M2)はDSDV、Moto G7 PowerはDSDS
  • Moto G7 PowerはUSB端子にType-Cを採用

ストレージ:Moto G7 Powerが多い

ストレージ容量はZenFone Max(M2)が32GBなのに対し、Moto G7 Powerは2倍の64GBです。

Moto G7 Powerのほうが、より多くのアプリや画像を保存できます。

ストレージ重視ならMoto G7 Powerがおすすめです。

両機種ともトリプルスロット搭載なので、DSDSを利用しながらmicro SDカードで容量を増やせます。

バッテリー:Moto G7 Powerが大容量

ZenFone Max(M2)、Moto G7 Powerともに売りの1つがバッテリーです。

バッテリー容量
  • 一般的なスマホ:3,000~3,300mAh
  • ZenFone Max(M2):4,000mAh
  • Moto G7 Power:5,000mAh

どちらも一般的なスマホより大容量なバッテリーを搭載しています。

バッテリー容量が多い分、当然電池持ちも良好です。

吾妻かずき
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レビューでもバッテリーの評価は上々です。

容量で見ると、Moto G7 Powerのほうが1,000mAh多く積んでいます。

ZenFone Max(M2)のバッテリー持ちも良いですが、とにかくバッテリー持ちにこだわるならMoto G7 Powerがおすすめです。

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対応バンド:ZenFone Max(M2)は3キャリア対応

続いては対応バンドの比較です。

対応バンドの違い
  • ZenFone Max(M2):国内3キャリアすべて対応
  • Moto G7 Power:au VoLTEだけ非対応 

ZenFone Max(M2)は国内3キャリアすべてに対応しています。

ドコモ回線の格安SIMはもちろん、au回線やソフトバンク回線の格安SIMも利用可能です。

Moto G7 Powerはドコモとソフトバンクは大丈夫ですが、au VoLTEには対応していません。

Moto G7 Powerでは、au回線の格安SIMは利用不可です。

非公式ですが、データ通信は使えるという口コミもありました。

ただし、音声通話はやはり利用できません。

UQモバイルmineo(Aプラン)といったau回線の格安SIMを使うならZenFone Max(M2)にしましょう。

DSDV:ZenFone Max (M2)はDSDV対応

DSDS(デュアルSIMデュアルスタンバイ)は2つの電話番号で同時に待受けできる機能です。

音声通話SIMを2枚挿すことで、どちらの電話番号に電話がかかってきても着信できます。

仕事とプライベートで電話番号を分けたり、予備回線を保有したりするときに便利です。。

ZenFone Max(M2)とMoto G7 PowerはどちらもDSDSに対応しています。

ただ、厳密に言うとMoto G7 PowerはDSDSなのに対し、ZenFone Max(M2)はその上位互換である「DSDV」という違いがあります。

 1枚目のSIM2枚目のSIM
DSDS4G回線で待ち受け3G回線で待ち受け
DSDV4G回線で待ち受け4G回線で待ち受け

DSDSは片方で4G回線を使うと、もう片方は3G回線になってしまいます。

VoLTE必須なau系格安SIMは、2枚目のSIMとして指定できません。

DSDVの場合は2枚とも4Gによる待ち受けです。

ドコモ+au VoLTEやY!mobile + au VoLTEといった、DSDSでは出来ない組み合わせができます。

DSDSではなくDSDVを利用したいなら、ZenFone Max (M2)を選びましょう。

ちなみに両機種とも、2枚のnano SIMカードスロットとは別にmicro SDカードスロットがある「トリプルスロット」を搭載しています。

トリプルスロット搭載スマホは種類が少ないため、貴重ですね。

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USBポート:Moto G7 PowerはType-Cを採用

地味ですが、USBポートにも違いがあります。

USBポート
  • ZenFone Max(M2):micro USB
  • Moto G7 Power:Type-C

Moto G7 PowerはしっかりType-Cを採用しています。

充電するときにケーブルの上下を気にするストレスがありません。

ちょっとしたことですが、結構大きな差です。

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まとめ

以上、ZenFone Max(M2)とMoto G7 Powerをスペックで比較してみました。

ZenFone Max(M2)がオススメな人
  • 携帯性を重視する人
  • au回線の格安SIMを使いたい人
  • DSDV機能を使いたい人
Moto G7 Powerがオススメな人
  • ストレージ容量は多いほうが良い人
  • 少しでもバッテリー容量を重視する人
  • USB端子はType-Cがいい人

両機種とも低価格ながらそこそこのスペック、そして大容量バッテリーを搭載しています。

基本スペックはかなり近いですが、以下の3点に着目して選びましょう。

着目ポイント
  • au回線を使うかどうか
  • DSDVがいいか、DSDSで十分か
  • micro USBとType-Cのどちらがいいか

この2機種で悩んでいる人のために、この記事が少しでも参考になれば幸いです。

記事内画像引用元:ASUS