(画像はASUS Storeより)
ASUSがSIMフリースマホ「ZenFone Max Pro」を発表しました。
大容量バッテリーが特徴の「ZenFone Max」シリーズの最新モデルですね。
「またMaxシリーズのマイナーチェンジ版かぁ…。」
と最初は思いましたが、全然違いました。
今回はCPUにSnapdragon 636を搭載し、従来モデルより大幅に処理速度が向上。
さらにDSDV+3キャリアVoLTEにも対応しています。
これで価格は32,780円なので、かなりコスパが高いですね!
というわけでMax Proのスペックと特徴をざっくりまとめてみました。
スペックと特徴
ZenFone Max Proのスペックをまとめてみました。
カラー | ディープシーブラック スペースブルー メテオシルバー |
---|---|
サイズ | 幅約76mm 高さ約159mm 厚さ約8.4mm |
重さ | 約180g |
ディスプレイ | 約6インチ,FHD+ (2,160×1,080) |
OS | Android 8.1 |
CPU | Qualcomm Snapdragon 636 (オクタコアCPU) |
メモリ | 3GB |
ストレージ | 32GB |
カメラ | アウト:1600万画素+500万画素 イン:800万画素 |
バッテリー | 5,000mAh |
対応バンド | FDD-LTE:B1/2/3/5/7/8/18/19/26/28 TD-LTE:B38/39/41 CDMA:B1/2/3/5/6/8/19 GSM:850/900/1800/1900MHz |
SIMサイズ | nanoSIM×2 |
DSDS | 〇(DSDV) |
Wi-Fi | IEEE 802.11b/g/n |
Bluetooth | 5.0 |
スペック表から、ZenFone Max Proの特徴をざっくりまとめると、
- 32,780円という価格でスナドラ636を搭載
- 貴重なDSDV+3キャリアVoLTE+トリプルスロット
- バッテリー容量は5,000mAhと最大クラス
- ピュアAndroid搭載(ZenUIではない)
ってところでしょうか。
Snapdragon 636を搭載し、3Dゲームもプレイ可能
僕が最も驚いたのがCPUに「Snapdragon 636」を採用している点です。
これまでのZenFone Maxシリーズはエントリークラスのスマホでした。
そのためCPUも「Snapdragon 430」や「Snapdragon 450」といったエントリー向けのものが採用されていました。
それに対して、Max Proはミドルハイクラスのスナドラ636を搭載しています。
スナドラ636は夏に発売されたZenFone 5にも搭載されたCPUです。
比較的性能が高く、よほど重くなければ3Dゲームもプレイできます。
実際に同じスナドラ636を搭載したZenFone 5ではPUBGモバイルもプレイ可能です。
従来のMaxシリーズのスペックでは物足りないという人でも、十分満足できると思いますね。
DSDV+3キャリアVoLTE+トリプルスロット
ZenFone Max Proは4G+4Gで同時待受けできるDSDVに対応しています。
従来のMaxシリーズは4G+3GのDSDSに対応していましたが、DSDVは本機が初めてです。
しかも3キャリア(ドコモ、au、Y!mobile)のVoLTEに対応しています。
au VoLTEに対応しているのはありがたいですね。
さらにトリプルスロット仕様になっており、DSDVを使いながらmicro SDカードが使えます!
トリプルスロット仕様のスマホはかなり少なく、DSDV対応ともなるとOPPOのR15 NeoとAX7くらいしかないです。
バッテリー容量は5,000mAhと最大クラス
ZenFone Max Proのバッテリー容量は5,000mAhとかなり多いです。
一般的なスマホは3,000mAhくらい、Maxシリーズでも4,000mAhくらいが多いので、Max Proは最大クラスのバッテリーを持っていると言えます。
これだけ容量が多ければ2,3日は充電せずに使えそうですね。
ゲームをがんがんプレイする場合でも丸1日は持ちそう。
もちろん、他のスマホを充電できるリバースチャージも対応しています。
これだけ充実して32,780円というコスパ
スナドラ636にDSDV、そして大容量バッテリー。
これだけ色々詰め込んで価格はなんと32,780円!
かなりのコストパフォーマンスですね。
そもそもスナドラ636搭載で29,800円なだけでもかなり安い。
ZenFone 5は50,000円前後しますからね(それ以外で差がありすぎるけど)。
最近ではHUAWEIやOPPOなどの中国メーカーが強くてASUSはちょっと負け気味ですが、今回はかなり頑張っている気がしますね。
安い分だけ削られた機能や残念な点も
かなりのコスパを誇るZenFone Max Proですが、価格が安い分だけ削られた機能やイマイチなところもあります。
- Wi-Fi規格は11b/g/nのみ
- USB端子はmicro USB
- メモリ容量が最低限
- ZenFoneの証でもある「スピン加工」がない
個人的にはUSB端子がUSB type-Cじゃないのが残念。
一度type-Cを使うと、もうmicro USBなんて使いたくないほど快適ですからね。
もともとmicro USBなんて使いたくないけど。
あとはCPU性能がいいのにメモリが3GBしかないのが物足りない。
ゲームをするならせめて4GBあった方が安心ですね。
とは言え、どれも価格を考えたらしょうがないかなという感じです。
まとめ
というわけでZenFone Max Proについてざっくりまとめました。
近々OPPOのR15 NeoやAX7を買おうかなと思っていたのですが、ZenFone Max Proもかなり良さそうです。
この価格でスナドラ636搭載機はあまりありません。
- 手頃な価格で比較的スペックが高いスマホを使いたい
- バッテリー容量を重視する
- DSDV+トリプルスロットのスマホが欲しい
という人は検討してみてはいかがでしょうか。