UQモバイル「くりこしプラン」はお得?格安SIM15社と比較してみた

UQモバイルUQモバイル

(アイキャッチ画像はUQモバイル公式サイトより)

 

UQモバイルは2021年2月より、新プラン「くりこしプラン」をスタートします。

 

これまでのUQモバイルのプランはサービス内容が充実している代わりに、月額料金はやや高めでした。

くりこしプランではUQモバイルの良い所はそのままに、他のほとんどの格安SIMを下回るほど月額料金が安くなっています。

 

ほぼ同じ料金なら、通信速度が速いUQモバイルを選ぶ人はどんどん増えるでしょう。

くりこしプランにより、他の格安SIMの存続が脅かされるかもしれません。

 

今回はそんな「くりこしプラン」を他の格安SIMの料金プランと比較してみました。

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UQモバイルの新プラン「くりこしプラン」の概要

最初に、くりこしプランの概要をサッとおさらいしておきます。

プランSプランMプランL
月額料金1,480円2,480円3,480円
データ通信量3GB15GB25GB
低速通信の最大速度300kbps1Mbps1Mbps
かけ放題通話パック60(月額500円)
10分かけ放題(月額700円)
完全かけ放題(月額1,700円)
追加チャージ100MB/200円、500MB/500円

プランSは従来のスマホプランから500円割引され、1,480円になりました。

UQモバイルの高品質なデータ通信をこの価格で使えることはかなり驚異的ですね。

 

スマホプランRは名前がプランMになり、こちらも月額料金が500円割引されています。

さらにデータ通信量が10GBから15GBへアップしました。

 

また、25GBのくりこしプランLが新たに追加です。

スマホプランで弱かった大容量プランをカバーした形になります。

 

いずれのプランも複雑な条件や契約縛りは一切ありません。

シンプルで安く、そのうえで通信品質が良いのが「くりこしプラン」の強みでしょう。

 

今年の夏には5Gもスタートする予定です。

くりこしプランを他の格安SIMと徹底比較

かなり安くなったUQモバイルの「くりこしプラン」ですが、他社と比べてどれくらい安いのでしょうか?

主要な格安SIM14社と比較してみました。

くりこしプランSと他社の3GBプラン

まずはもっとも容量が少ない「くりこしプランS」を他社の3GBプランと比較してみました。

格安SIM月額料金月額料金
(+10分かけ放題)
UQモバイル1,480円2,180円
BIGLOBEモバイル1,600円2,430円
FiiMo1,600円2,450円
IIJmio1,600円2,430円
LIBMO1,580円2,430円
LINEモバイル1,480円2,360円
LinksMate1,620円2,470円
mineo(Aプラン)1,510円2,360円
NifMo1,600円2,430円
OCNモバイルONE1,480円2,330円
QTモバイル(A/D)1,550円2,400円
Y!mobile(2月以降)1,980円2,680円
イオンモバイル(4GB)1,580円2,430円
エキサイトモバイル1,600円
ロケットモバイル(A)1,400円

かけ放題なしの場合、最も安いのはロケットモバイルです。

しかし、ロケットモバイルに+80円すればUQモバイルを利用できます。

 

ロケットモバイルは個性が光る面白い格安SIMですが、通信速度やサービス内容ではUQモバイルには到底適いません。

この価格差ならまずUQモバイルを選んだ方が良いでしょう。

 

UQモバイルと同額なのがLINEモバイルとOCNモバイルONEです。

 

LINEモバイルはLINEやSNSがカウントフリーで使い放題になります。

速度が気にならないなら十分アリですが、ソフトバンクの新プラン開始に伴い新規契約の受付を終了する予定です。

 

となると、価格・サービスともに対抗できるのはOCNモバイルONEくらいでしょうか。

OCNモバイルONEは通信速度が比較的速く安定しており、端末セットを激安で購入できるというアドバンテージもあります。

 

ただ、通信速度ではやはりUQモバイルが上です。

5Gへの対応やキャリアメール・キャリア決済、完全かけ放題が利用可能などサービス内容でもサブブランドであるUQモバイルが一歩リードしています。

 

10分かけ放題込みなら、くりこしプランSが単独で最安値です。

もはや他社を使う理由がほぼありませんね。

 

これまでのUQモバイルは通信速度が速い代わりに、月額料金は他社より300~500円ほど高く設定されていました。

しかし、くりこしプランは他社より速くて安いという、もはや手が付けられない最強プランです。

 

他の格安SIMにとってはかなりの脅威と言えるでしょう。

くりこしプランMと他社の10~15GBプラン

続いてはくりこしプランMです。

3GBと違い15GBのプランは用意されていない格安SIMも多いので、10~15GBの範囲のプランで比較してみました。

格安SIMデータ通信量月額料金月額料金(+10分かけ放題)
UQモバイル15GB2,480円3,180円
BIGLOBEモバイル12GB3,400円4,230円
FiiMo10GB3,350円4,200円
IIJmio15GB(従量制)4,000円4,830円
LIBMO10GB2,980円3,830円
LINEモバイル12GB3,200円4,080円
LinksMate15GB3,950円4,800円
mineo(Aプラン)10GB3,130円3,980円
NifMo13GB3,500円4,330円
OCNモバイルONE10GB2,880円3,730円
QTモバイル(A/D)10GB3,250円4,100円
Y!mobile(2月以降)10GB2,980円3,680円
イオンモバイル14GB3,580円4,430円
エキサイトモバイル10GB(従量制)3,080円
ロケットモバイル(A)

他社の10GBプランと比べても約500円安いですね。

かけ放題込みで他社のかけ放題なしより安いケースもあります。

 

旧プランであるスマホプランRも10GB/2,980円で十分安いプランでした。

そこから500円値下げし容量が5GBも増えたわけですから、こうなるのは当然ですよね。

 

ちなみに、大容量プランを使うならauの新プラン「povo」もあります。

povoはくりこしプランMと同じ価格で容量が5GB多いです。

 

ただし、povoは申し込みやサポートがオンラインに限定されます。

また、キャリアメールも利用できません。

 

UQモバイルは店舗でサポートを受けられますし、有料ですがキャリアメールサービスもありますよ。

くりこしプランLと他社の20~25GBプラン

最後にくりこしプランLです。

こちらは他社の20~25GBプランと比較してみます。

格安SIMデータ通信量月額料金月額料金(+10分かけ放題)
UQモバイル25GB3,480円4,180円
BIGLOBEモバイル20GB5,200円6,030円
FiiMo20GB4,900円5,750円
IIJmio20GB(従量制)5,000円5,830円
LIBMO20GB4,680円5,530円
LINEモバイル
LinksMate25GB5,400円6,250円
mineo(Aプラン)20GB4,590円5,440円
NifMo
OCNモバイルONE20GB4,400円5,250円
QTモバイル(A/D)20GB4,900円5,750円
Y!mobile(2月以降)20GB3,780円4,480円
イオンモバイル20GB3,980円4,830円
エキサイトモバイル20GB4,680円
ロケットモバイル(A)20GB4,580円

他社の20GBプランより300~1,000円ほど安いですね。

低・中容量だけでなく、大容量プランでもUQモバイル一強と言えます。

 

従来のスマホプランは最大10GBしかなく、大容量プランを使いたい人には不向きでした。

くりこしプランLは25GBのデータ通信を利用できるので、たくさんデータ通信を使う人でも安心です。

 

容量的にはauの「povo」と「データMAX」の間を埋めてくれます。

プランMより人気が出るのではないでしょうか。

安いだけではない「くりこしプラン」の魅力

従来のスマホプランより大幅に安くなったくりこしプランですが、その魅力は安さだけではありません。

  • 低速通信が他社より速い
  • 音声通話の完全かけ放題あり
  • 口座振替で支払える

低速通信が他社より速い

UQモバイルは高速通信だけでなく、低速通信も他社より速いです。

大手キャリアでも格安SIMでも、契約したプランで定められたデータ通信量を使い切ると翌月まで速度制限にかかります。

 

一般的な格安SIMでは、速度制限がかかった場合の最大通信速度は200kbpsです。

UQモバイルのくりこしプランでは低速通信の速度がこの200kbpsよりも速く設定されています。

  • プランS:300kbps
  • プランM/L:1Mbps

プランM/Lの低速通信の最大速度は1Mbpsです。

1Mbps出れば、よほど速度を必要とする用途でなければ快適に利用できます。

 

以前、スマホプランRで1Mbpsの低速通信を検証したところ、SNSや動画視聴(標準画質)、音楽ストリーミング、位置情報を利用するゲームなどは快適に使えました。

音声通話の完全かけ放題あり

UQモバイルは音声通話の完全かけ放題に対応しています。

月額1,700円で、時間や回数を気にせずに好きなだけ電話が可能です。

 

10分かけ放題のような制限つきかけ放題はどの格安SIMにもあります。

しかし、完全かけ放題を利用できる格安SIMはほとんどありません。

 

今回取り上げた中ではUQモバイル以外だとY!mobile、QTモバイル、日本通信SIMくらいです。

完全かけ放題込みの月額料金で比較しても、やはりUQモバイルが一番安くなります。

完全かけ放題込みの月額料金
3GB10~15GB20~25GB
UQモバイル3,180円4,180円5,180円
QTモバイル4,050円5,750円7,400円
Y!mobile3,680円4,680円5,480円
日本通信SIM2,480円5,480円7,980円

3GBに限っては日本通信SIMの「合理的かけほプラン」が一番安いです。

サポートやサービス内容はUQモバイルに到底敵いませんが、とにかく安く3GB+かけ放題を使いたい人に向いています。

 

それ以外についてはUQモバイルが圧倒的に安くなります。

UQモバイルはたくさん電話を掛けたい人にもおすすめです。

 

かけ放題メインでとにかく安く利用したいなら楽天モバイルも視野に入ります。

 

なお、日本通信SIMには3GBと70分の無料通話がついて1,580円の「Wスマートプラン」もあります。

10分かけ放題や完全かけ放題でなく70分の無料通話で良いならWスマートプランもおすすめです。

口座振替で支払える

UQモバイルは口座振替による支払いに対応しています。

ほとんどの格安SIMではクレジットカード払いしかできません。

クレジットカードを持っていない人には、UQモバイルは貴重な選択肢になるでしょう。

 

口座振替手数料がかからない、端末代を口座振替で支払えるのも大きなポイント。

 

ただし、口座振替ができるのは以下のいずれかの条件を満たした場合のみです。

  • ①オンラインからMNPで申し込む
  • ②店舗から申し込む

オンラインから口座振替で申し込めるのはMNPで他社から乗り換える場合のみです。

MNPを使わない完全新規で口座振替を利用する場合は店舗から申し込まないといけません。

 

ちょっと面倒ですが、口座振替使えるだけでもありがたいですね。

まとめ

以上、UQモバイルのくりこしプランを他の格安SIMと比較してみました。

  • くりこしプランは従来のスマホプランから大幅値下げ
  • プランRは容量が5GB増えてプランMに変更
  • 新たに25GBのプランLも追加
  • プランSは他社の3GBと比べても最安値クラス
  • プランM/Lは他社の同容量プランよりも大幅に安い
  • 低速通信の速さや完全かけ放題など、安さ以外の魅力もある

通信速度の速さや充実したサービス内容はそのままに、月額料金が大幅に安くなりました。

このままだと「よほどこだわりがないならUQモバイルでOK」ってなりそうですね。

 

利用者からすれば安くて快適に使えるので大歓迎。

ただ、他の格安SIMからするとかなりの脅威です。

 

大手キャリアの新料金プランも次々登場していますし、今年はスマホ業界が大きく動く年でしょう。

格安SIMでも体力がある大手は大丈夫でしょうが、小さなところはどんどん淘汰されていくかもしれません。

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