ここ最近、格安SIMの人気に伴い、SIMフリースマホの種類も続々と増えてきました。
選択肢が増えるのはいいことですが、逆に
「種類が多すぎて逆にどれが良いのか分からない!」
という人も多いのではないでしょうか?
そこで今回はSIMフリースマホを5年以上使っている僕が、数あるSIMフリースマホの中からおすすめのものを価格別にまとめました。
これからSIMフリースマホの購入を考えている人は、ぜひ参考にしてください。
3万円以下でおすすめのSIMフリースマホ
まずは3万円以下でおすすめのSIMフリースマホです。
最近では2万円台でも普通に使う分には全く不便のない性能になっており、驚くばかり。
おそらく、SIMフリースマホの中でもっとも人気なのはこの価格帯でしょう。
そういった背景もあり、各社ともコスパに優れたモデルをたくさん出しています。
HUAWEI P30 lite
メーカー | HUAWEI |
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実売価格 | 30,000円前後 |
ディスプレイ | 約6.15インチ、FHD+(2312 x 1080) |
CPU | HUAWEI Kirin 710 |
メモリ | RAM:4GB ROM:64GB |
カメラ | アウト:2400万画素+800万画素+200万画素 イン:2400万画素 |
バッテリー | 3,340mAh |
- 高品質なトリプルレンズカメラを搭載
- 処理性能もそこそこ高く、普通に使う分には問題なし
- P liteシリーズ初のDSDV対応
- これだけ充実して2万円台という高コスパ
国内で絶大な人気を誇る「P lite」シリーズの最新モデル。
約3万円と低価格ながらそこそこ性能が良いCPUとカメラを搭載しています。
とくにカメラは価格を考えると良い感じです。
背景がキレイにボケますし、普通のスマホでは撮りにくい夜景もまずまず撮れます。
さらにP liteシリーズで初めて2枚のSIMカードを同時待ち受けできる「DSDV」に対応しました。
前モデルよりスペックも少し向上し、使い勝手はますます良くなっています。
負荷の大きい3Dゲームをしない人やおサイフケータイは不要な人でこだわりがないなら、とりあえずP30 liteを買っておけばOKです。
OPPO A5 2020
メーカー | OPPO |
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実売価格 | 28,000円前後 |
ディスプレイ | 約6.5インチ、HD+(1600 x 720) |
CPU | Snapdragon 665 |
メモリ | RAM:4GB ROM:64GB |
カメラ | アウト:1200万画素+800万画素+200万画素+200万画素 イン:1600万画素 |
バッテリー | 5000mAh |
- 背面に4つのカメラを搭載
- そこそこスペックが高い
- DSDV対応µSD併用可能
- 大容量5000mAhバッテリー搭載
- これだけ充実して3万円以下
OPPOから発売されている高コスパスマホです。
特徴はなんといってもカメラ。
背面のアウトカメラは4つのレンズで構成される4眼カメラとなっています。
超広角写真やポートレート、夜景など多彩な写真が撮影可能です。
バッテリー容量が5000mAhと多いのも特徴。
使い方にもよりますが2~3日は充電不要で使えます。
他のデバイスを充電できるリバース充電機能も◎
P30 liteと悩むところですが、バッテリー持ちを重視するならこちらのほうがおすすめです。
3万円~5万円台でおすすめのSIMフリースマホ
続いては3万円~5万円台でおすすめのスマホを見ていきます。
この価格帯はいわゆる「ミドルレンジ」から「ミドルハイ」クラスにあたります。
「2万円台では物足りないけど10万円近くするようなハイエンドモデルには手が出ない」
そんな人におすすめの価格帯です。
この価格帯も比較的コスパに優れた機種がそろっていますよ。
AQUOS sense3
メーカー | SHARP |
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実売価格 | 32,000円前後 |
ディスプレイ | 約5.5インチ, FHD+(2160×1080) |
CPU | Snapdragon 630 |
メモリ | RAM:4GB ROM:64GB |
カメラ | アウト:1200万画素+1200万画素 イン:800万画素 |
バッテリー | 4000mAh |
- おサイフケータイ、防水に加えて耐衝撃に対応
- 普段使いなら問題ないスペック
- カメラの性能もそこそこ
- バッテリー容量もシリーズ最大
- AQUOS初のDSDV対応
高い人気を誇る「AQUOS sense」シリーズの最新モデルです。
約3万円でおサイフケータイ・防水対応というシリーズの特徴はそのままにスペックや機能がアップしました。
CPUにはミドルクラスのSnapdragon 630を搭載。
SNSや動画視聴、ブラウジング、軽いゲームなど普段使いならサクサク快適です。
AQUOSシリーズでは初めて2枚のSIMカードを同時待ち受けできる「DSDV」に対応。
おサイフケータイ・防水・DSDVに対応しているスマホはほぼないのでかなり貴重です。
OPPO Reno A
メーカー | OPPO |
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実売価格 | 39,000円前後 |
ディスプレイ | 約6.4インチ, FHD+(2340×1080) |
CPU | Snapdragon 710 |
メモリ | RAM:6GB ROM:64GB |
カメラ | アウト:1600万画素+200万画素 イン:2500万画素 |
バッテリー | 3600mAh |
- スナドラ710と6GBメモリでゲームもサクサク
- おサイフケータイ、防水、DSDV対応
- カメラ性能も◎
- これだけ充実して3万円台後半の高コスパ
人気の秘密はバランスの良さ。
高性能なCPUと6GBメモリを搭載し、おサイフケータイ・防水・DSDVに対応しています。
とくに海外製スマホでおサイフケータイ対応はかなり貴重です。
カメラ性能もなかなかいい感じ。
とくにOPPOはインカメラの評判が良く、美しい自撮りが撮影できます。
これだけ充実して価格は3万円台後半とコスパはかなりのもの。
売上ランキングでも常に上位を占めている人気機種です。
HUAWEI nova 5T
メーカー | HUAWEI |
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実売価格 | 55,000円前後 |
ディスプレイ | 約6.26インチ, FHD+(2340 x 1080) |
CPU | HUAWEI Kirin 980 |
メモリ | RAM:8GB ROM:128GB |
カメラ | アウト:4800万画素+1600万画素+200万画素+200万画素 イン:3200万画素 |
バッテリー | 3750mAh |
- 高性能な4眼カメラ搭載
- Kirin 980と8GBメモリで3Dゲームもサクサク動く
- 独特なカラーリング
- 超急速充電対応で充電が速い
スペック的にはハイスペックスマホですが、価格が5万円台半ばとお手ごろなのが特徴です。
背面には高性能な4眼カメラを搭載。
超広角写真にマクロ写真、ポートレート、夜景など多彩な写真を撮影できます。
3万円前後のスマホでも複数のレンズを搭載するモデルが増えていますが、それらと比べても別格です。
CPUにはHUAWEI製のハイエンドモデル向けCPU「Kirin 980」を搭載しています。
処理性能が高く、重たい3Dゲームも快適にプレイ可能です。
メモリも8GBとハイエンドモデル並み。
ハイエンドスマホが欲しいけどできる限り価格を抑えたい、という人におすすめです。
ZenFone Max Pro (M2) 6GB版
メーカー | ASUS |
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実売価格 | 40,000円前後 |
ディスプレイ | 約6.3インチ, FHD+(2280×1080) |
CPU | Snapdragon 660 |
メモリ | RAM:6GB ROM:64GB |
カメラ | アウト:1200万画素+500万画素 イン:1300万画素 |
バッテリー | 5,000mAh |
- 5,000mAhの大容量バッテリー搭載
- スナドラ666と6GBメモリでゲームもサクサク
- AI対応カメラでそこそこきれいな写真が撮れる
- 3キャリアVoLTE + DSDV対応
- トリプルスロット搭載
電池持ちが売りのミドルレンジスマホです。
5,000mAhの大容量バッテリーを搭載しており、電池持ちに優れます。
電池持ちを重視するならまず検討したいですね。
トリプルスロット仕様なので、DSDVとmicroSDカードを併用できるのも◎
CPUにはSnapdragon 660を採用。
よほど重くなければ3Dゲームもサクサク快適です。
これまではメモリが4GBでしたが、新たに6GBモデルが登場しました。
よりスペックにこだわるなら6GBモデルがおすすめです。
逆にそこまでゲームをしないなら価格が安い4GBモデルでも十分でしょう。
AQUOS R2 compact
メーカー | SHARP |
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実売価格 | 55,000円前後 |
ディスプレイ | 約5.2インチ, FHD+(2280×1080) |
CPU | Snapdragon 845 |
メモリ | RAM:4GB ROM:64GB |
カメラ | アウト:2260万画素 イン:800万画素 |
バッテリー | 2,500mAh |
- 最近では貴重なコンパクトモデル
- おサイフ&防水対応スマホではトップクラスの性能
- カメラはシングルだがAI対応で比較的高性能
- ダブルノッチとベゼルレスデザインで画面は比較的大きい
SHARP製のコンパクトスマホです。
サイズ的にはiPhone SEとiPhone 8の間くらいで、片手でもらくらく操作ができます。
大画面化がどんどん進む昨今において、このサイズは大変貴重です。
おサイフケータイと防水・防塵にもしっかり対応。
CPUにはSnapdragon 845を搭載するなどパフォーマンスも問題なし。
発売からやや時間が経ち、価格も5万円ほどまで落ち着きました。
コンパクトで高性能なスマホを探している人におすすめです。
6万円台以上でおすすめのSIMフリースマホ
最後は6万円以上でおすすめなスマホの紹介です。
この価格帯はハイエンドモデルが目白押しで、中には10万円越えの高価格モデルもあります。
その分だけスペックは高くカメラも高品質なものばかりです。
スペックやカメラにこだわる人はこの価格帯がおすすめです。
HUAWEI P30
メーカー | HUAWEI |
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実売価格 | 68,000円前後 |
ディスプレイ | 約6.1インチ, FHD+(2340×1440) |
CPU | HUAWEI Kirin 980 オクタコア |
メモリ | RAM:6GB ROM:128GB |
カメラ | アウト:4000万画素+1600万画素+800万画素 イン:3200万画素 |
バッテリー | 3650mAh |
- 美しいグラデーションカラー
- スマホ離れした写真が撮れるトリプルレンズカメラ
- Kirin 980で重たい3Dゲームもサクサク
- 充電速度が速い
HUAWEI P30 liteの上位モデルです。
特徴は何といってもカメラ。
背面にはドイツの老舗カメラメーカー「Leica」と共同開発しているLeicaトリプルレンズカメラを搭載しています。
同じHUAWEIの5Tもカメラ性能が良かったですが、Leicaの名を関するP30はさらに性能が上です。
凄すぎて全部は説明できませんが、とくにすごいのがズーム機能。
ハイブリッドズームなら5倍、デジタルズームなら30倍という驚異的な倍率を実現しています。
さすがに30倍ズームは画質が悪くなりますが、それでもこの倍率はすごいですね。
満月の写真もかなり大きく撮影できます。
ポートレートや夜景、広角な写真、自撮りなどもかなりクオリティが高いです。
とにかくカメラにこだわりたいならP30を選びましょう。
ZenFone 6
メーカー | ASUS |
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実売価格 | 6GB版:75,000円前後 8GB版:89,000円前後 |
ディスプレイ | 約6.4インチ, FHD+(2340×1080) |
CPU | Snapdragon 855 |
メモリ | 6GB版:RAM6GB/ROM128GB 8GB版:RAM8GB/ROM256GB |
カメラ | 4800万画素+1300万画素 |
バッテリー | 5000mAh |
- アウトカメラが180°回転する「フリップカメラ」
- インカメラもノッチもないのでディスプレイがスッキリ
- スナドラ855と大容量メモリでゲームもサクサク
- バッテリー容量が多く充電も速い
ZenFoneシリーズの最新フラグシップモデル。
特徴は何といっても縦方向に180°回転する「フリップカメラ」です。
ZenFone 6にはインカメラがありません。
インカメラを使おうとするとアウトカメラがクルっと回ってインカメラの役目を果たします。
これだけでも楽しすぎて飽きないくらい(笑
でもただ楽しいだけではなく、
- ノッチが不要になり、ディスプレイがすっきりした
- 高性能なアウトカメラでキレイな自撮りを撮れる
というメリットも生まれています。
フラグシップモデルらしく、CPUはハイエンド向けのSnapdragon 855を搭載。
メモリも6GB or 8GBと大容量で、3Dゲームもサクサク快適です。
ROG Phone II
メーカー | ASUS |
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実売価格 | 111,000円前後 |
ディスプレイ | 約6.59インチ, FHD+(2,340×1,080) |
CPU | Snapdragon 855 Plus |
メモリ | RAM:12GB ROM:512GB |
カメラ | アウト:4800万画素+1300万画素 イン:2400万画素 |
バッテリー | 6,000mAh |
- スナドラ855 Plus、12GBメモリ、512GBストレージという最強スペック
- 専用ケースと外付けクーラーが標準で付属
- その他にも専用周辺機器を多数用意
- 応答速度が速くなめらかなディスプレイ
- バッテリー容量は驚異の6000mAh
ASUS製のゲーミングスマホの第2弾です。
売りでもあるスペックはスナドラ855 Plus、12GBメモリ、512GBストレージと、かなり高性能だった先代からさらにアップ。
ROG Phone IIで快適にプレイできないゲームはないと言えるでしょう。
さらにバッテリー容量は6000mAhとスマホ離れした大容量。
もはやタブレット並み。
急速充電にも対応しており、ゲームを長時間プレイするヘビーユーザーでも安心です。
標準搭載の外付けクーラーをはじめ、コントローラーやデュアルスクリーンなどゲームを快適にプレイするための専用アクセサリが豊富。
とにもかくにも、ゲーミングに特化した1台。
価格も111,000円前後と破格ですが、スマホのゲームを極めたい人におすすめです。
まとめ
今回はおすすめのSIMフリースマホを価格別に紹介しました。
いろいろあって迷いますが、とりあえず本記事で紹介した機種を購入すれば間違いないと思います。
今後もおすすめの新しい機種が登場した際には、どんどん記事も更新していく予定です。
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