格安SIMと言えばドコモ回線が主流でしたが、最近ではau回線を利用しているものもあります。
例えばCMでもおなじみのUQモバイルなんかもau回線を利用しています。
しかし、ドコモ回線と違ってau回線は対応しているSIMフリースマホが少ないです。
ちゃんと選ばないと、
「せっかく新しいSIMスマホを買ったのにau回線に対応してなかった….。」
なんてことになりかねません。
そこで今回はau回線の格安SIMが使えるSIMフリースマホをまとめてみました。
au系の格安SIMを使いたいと思っている人は、ぜひ参考にしてください。
au VoLTE対応SIMフリースマホ一覧
au回線の格安SIMを使うためには端末が「au VoLTE」に対応している必要があります。
au VoLTEはざっくり言うとauの4G LTE回線を使って音声通話(+データ通信)を利用する技術のことです。
以前と比べると対応端末は増えましたが、ドコモ回線・ソフトバンク回線と比べると使える端末が限られることに変わりはありません。
まずは、au VoLTE対応のSIMフリースマホをメーカー別にまとめてみました。
基本的には
- 2016年以降に発売のもの
- 技適マークのあるもの
の2つの条件を満たすスマホだけを掲載しています。
個人でやっているので間違っていたり、情報が古い可能性もあります。
端末を購入する際は、必ずご自身でもau VoLTEに対応しているかどうかを調べたうえで購入をお願いいたします。
万が一間違いがありましたらコメントや問い合わせからお知らせください。
①Apple
- iPhone 6 / 6 Plus
- iPhone 6s / 6s Plus
- iPhone SE
- iPhone 7 / 7 Plus
- iPhone 8 / 8 Plus
- iPhone X
- iPhone XR
- iPhone Xs / Xs Max
- iPhone 11 / 11 Pro / 11 Pro Max
- iPhone SE(新型)
②ASUS
- ZenFone Go
- ZenFone 3
- ZenFone 3 deluxe(ZS550KL)
- ZenFone 3 Laser
- ZenFone 3 Max(ZC553KL/ZC520TL)
- ZenFone 3 Ultra
- ZenFone AR
- ZenFone Zoom S
- ZenFone Live
- ZenFone 4
- ZenFone 4 Max
- ZenFone 4 Selfie
- ZenFone 4 Selfie Pro
- ZenFone 4 Pro
- ZenFone 5
- ZenFone 5Q
- ZenFone 5Z
- ZenFone Max (M1)
- ZenFone Max Pro (M1)
- ZenFone Live L1
- ZenFone Max Pro(M2)
- ZenFone Max (M2)
- ZenFone 6
③HUAWEI
- nova
- P10 lite
- nova 2
- P20 lite
- Mate 10 Pro※1
- P20※1
- nova 3※1
- Mate 20 lite※1
- Mate 20 Pro※1
- nova lite 3※1
- P30 lite
- P30
- nova 5T
※1 要アップデート
④SHARP
- AQUOS sense lite
- AQUOS R compact
- AQUOS sense plus
- AQUOS sense2
- AQUOS R2 Compact
- AQUOS zero
- AQUOS sense3 lite
- AQUOS sense3
- AQUOS sense3 plus
- AQUOS zero2
⑤モトローラ
- Moto X4
- Moto G5s Plus
- Moto G5s Plus
- Moto E5
- Moto G6
- Moto G6 Plus
- Moto G6 Play
- Moto Z3 Play
- Moto G7
- Moto G7 Plus
- Moto G8 Plus
⑥OPPO
- R11s
- R15 Neo
- R15 Pro
- Find X
- R17 Neo
- R17 Pro
- AX7
- Reno 10x Zoom
- Reno A
- A5 2020
⑦その他
- arrows M03
- arrows M04
- NuAns NEO[Reloaded]
- IDOL 4
- Blade V8
- Blade E02
- SHINE LITE
- Tommy 3 plus
- HTC U11
- HTC U12+
- Google Pixel 3
- Google Pixel 3a
- Google Pixel 4
- Mi Note 10
※一時期HTC U11 lifeも記載していましたが、au VoLTE非対応でした。
申し訳ございません。
問い合わせで質問してくれた方、ありがとうございます。
【注意】auの3G回線は使えない
ここまでに紹介した機種はいずれも「au VoLTE」に対応している機種です。
auの3G回線である「CDMA2000」は使えません。
というより、CDMA2000に対応しているSIMフリースマホは現状ほとんどありません。
ぱっと思いつく限りではg07++かZenFone 3 Deluxe(ZS570K)くらい。
どちらも古い機種ですので、買うとしても中古しかないでしょう。
SIMフリースマホでauの3GB回線を使うのは諦めたほうが良さそうです。
(今時そんな人は少ないかもしれませんが….)
au回線対応のおすすめSIMフリースマホ!
ここまでau回線対応のSIMフリースマホを紹介しました。
ドコモ回線で使える端末と比べると少ないとは言え、結構多いですね。
これだけあるとどれを選べばよいか迷ってしまいます。
そこで!
5年以上に渡って様々なSIMフリースマホを使ってきた僕が、au VoLTE対応スマホの中からとくにおすすめだと思うものをピックアップしてみました。
- ZenFone Max Pro(M2):大容量バッテリー搭載
- HUAWEI P30 lite
:圧倒的なコスパ
- ZenFone 6:フリップカメラ搭載でノッチレス
- AQUOS sense3
:シリーズ初のDSDV対応&高コスパ
- OPPO Reno A:おサイフケータイとDSDV対応
- OPPO A5 2020
:2万円台で4眼カメラとスナドラ665
それぞれについて詳しく見ていきましょう。
ZenFone Max Pro (M2)
メーカー | ASUS |
---|---|
実売価格 | 4GB版:35,000円前後 6GB版:40,000円前後 |
CPU | Snapdragon 660 |
メモリ | RAM:4GB/6GB ROM:64GB |
カメラ | アウト:1200万画素+500万画素 イン:1300万画素 |
バッテリー | 5000mAh |
ZenFone Max Pro(M2)はバッテリー持ちが自慢の「ZenFone Max」シリーズの最新モデル。
これまでのZenFone Maxシリーズはスペックを控えめにして価格を抑えた「エントリークラス」ばかりでした。
ZenFone Max Pro(M2)はミドルハイクラスのCPU「Snapdragon 660」と4GBメモリを搭載しており、従来モデルよりスペックは高めです。
よほど重くなければ3Dゲームもサクサク動きます。
バッテリー容量は5000mAhと大容量で、ゲームや動画視聴を長時間利用しても大丈夫です。
3キャリアVoLTEに対応し、2枚のSIMカードを4G+4Gで同時待受け出来るDSDVにも対応。
しかもトリプルスロット仕様なのでDSDVを使いながらmicroSDカードも挿せます。
これだけ充実して価格は4GBメモリ版で約35,000円、6GBメモリ版で約40,000円とコスパはかなりのもの。
バッテリー容量を重視しつつ、ゲームもプレイしたい人におすすめ。
HUAWEI P30 lite
メーカー | HUAWEI |
---|---|
実売価格 | 30,000円前後 |
CPU | Kirin 710 |
メモリ | RAM:4GB ROM:64GB |
カメラ | アウト:2400万画素+800万画素+200万画素 イン:2400万画素 |
バッテリー | 3340mAh |
HUAWEI P30 liteはHUAWEIの主力シリーズである「Pシリーズ」の売れ筋モデルです。
2018年に最も売れた前モデル「P20 lite」に続き、売れに売れまくっています。
手ごろな価格ながら背面にはトリプルレンズカメラを搭載しています。
セカンドレンズは超広角レンズになっており、広い範囲を含めた写真を撮影可能です。
他にも夜景モードやポートレートモードなど、多彩な撮影モードを搭載。
さすがに10万円近い上位モデルには敵いませんが、3万円台のスマホではトップのカメラ性能でしょう。
オクタコアCPUと4GBメモリにより、動作もサクサクでスムーズ。
SNSやLINE、動画視聴など普段使いであれば全く問題ないです。
さらにP liteモデルでは初めてDSDVに対応。
複数のSIMを使い分けたい時に便利です。
これだけ充実して約3万円ですから、コストパフォーマンスはかなりのもの。
au回線うんぬん関係なく、SIMフリースマホを購入予定のすべての人に検討してほしい1台です。
ZenFone 6
メーカー | ASUS |
---|---|
実売価格 | 6GB版:75,000円前後 8GB版:89,000円前後 |
CPU | Snapdragon 855 |
メモリ | 6GB版:RAM6GB/ROM128GB 8GB版:RAM8GB/ROM256GB |
カメラ | 4800万画素+1300万画素 |
バッテリー | 5000mAh |
ZenFone 6はASUS製のSIMフリースマホ「ZenFone」シリーズの最新モデルです。
背面のアウトカメラが180°クルっと回転する「フリップカメラ」になっています。
アウトカメラをインカメラとしても使うため、インカメラは搭載していません。
インカメラがないことで、ディスプレイにノッチがなくとってもスッキリしています。
カメラ自体の性能も高く、夜景も広角な写真も撮影可能です。
その高性能なカメラで自撮りを撮るため、他のスマホより高品質な自撮りを撮影できます。
CPUには最高クラスの性能を持つSnapdragon 855を搭載。
動作の重い3Dゲームもサクサク快適にプレイ可能です。
au VoLTE対応はもちろん、DSDV対応なので2枚のSIMカードを同時に待受けることができます。
しかもフラグシップモデル初のトリプルスロット採用で、microSDカードも併用可能です。
これだけ充実して価格はメモリ6GB版が7万円台半ば、8GB版が8万円代後半と、Snapdragon 855搭載モデルとしてはかなり安いです。
AQUOS sense3
メーカー | SHARP |
---|---|
実売価格 | 36,000円前後 |
CPU | Snapdragon 630 |
メモリ | RAM:4GB ROM:64GB |
カメラ | アウト:1200+1200万画素 イン:800万画素 |
バッテリー | 4000mAh |
AQUOS sense3はシャープの大ヒットシリーズ「AQUOS sense」の最新モデルです。
防水&おサイフケータイの特徴はそのままに、スペックが先代AQUOS sense2から大幅進化。
CPUはSnpadragon 450から630になり、動作はサクサクです。
3Dゲームをしないのであれば十分でしょう。
最大の進化は2枚のSIMを同時に待受けるDSDVに対応したこと。
AQUOSシリーズでDSDV対応は初めてです。
そもそも国内メーカー製でDSDV対応モデルは皆無。
DSDV対応スマホを使いたいけど海外製はちょっと…という人でも安心ですね。
価格も3万円台半ばとお手頃でコスパも◎
次のOPPO Reno Aがかなり売れていますが、AQUOS sense3はそれ以上に売れそうです。
OPPO Reno A
メーカー | OPPO |
---|---|
実売価格 | 39,000円前後 |
CPU | Snapdragon 710 |
メモリ | RAM:6GB ROM:64GB |
カメラ | アウト:1600万画素+200万画素 イン:2500万画素 |
バッテリー | 3600mAh |
OPPO Reno Aは中国のスマホメーカー「OPPO」から発売されているミドルハイクラスのスマホ。
防水・防塵、おサイフケータイ、そしてDSDVに対応しているのが最大の特徴です。
とくにDSDVとおサイフケータイの両方に対応しているモデルを出しているメーカーはOPPOだけです。
ミドルハイクラスのCPU「Snapdragon 710」と6GBメモリを搭載し、スペックは比較的高め。
よほどスペックにこだわらない限りは問題ないでしょう。
これだけ充実して価格は約39,000円とコスパはかなり高いですね。
防水とおサイフケータイ、DSDV対応でスペックやカメラも重視する欲張りな人におすすめです。
OPPO A5 2020
メーカー | OPPO |
---|---|
実売価格 | 28,000円前後 |
CPU | Snapdragon 665 |
メモリ | RAM:4GB ROM:64GB |
カメラ | アウト:1200万画素+800万画素+200万画素+200万画素 イン:1600万画素 |
バッテリー | 5000mAh |
OPPO A5 2020もOPPOから発売されたばかりのモデルで、低価格ながら充実したスペックなのが特徴です。
最大の特徴は4つのレンズを搭載したアウトカメラ。
広角な写真やポートレート、夜景などハイエンドモデル顔負けの写真が撮影できます。
CPUには比較的性能が高いSnapdragon 665を搭載しています。
評価の高いSnapdragon 660の後継モデルで、よほど重くなければ3Dゲームもプレイ可能です。
バッテリー容量は5,000mAhと大容量。
電池持ちはトップクラスです。
さらにDSDVに対応。
au、ドコモ、Y!mobileのVoLTEにもバッチリ対応済みです。
おまけにトリプルスロットなので、DSDVとmicroSDの併用が可能。
これだけ充実して価格は3万円を切っています。
恐ろしいコスパですね。
まとめ
以上、au回線の格安SIMが使えるSIMフリースマホをまとめました。
改めて、僕がおすすめするau回線対応スマホをおさらいしておきます。
- ZenFone Max Pro(M2):大容量バッテリー搭載
- HUAWEI P30 lite
:圧倒的なコスパ
- ZenFone 6:フリップカメラ搭載でノッチレス
- AQUOS sense3
:シリーズ初のDSDV対応&高コスパ
- OPPO Reno A:おサイフケータイとDSDV対応
- OPPO A5 2020
:2万円台で4眼カメラとスナドラ665
以前と比べ、au VoLTE対応スマホも種類が増えてきて選択肢が多くなってきました。
嬉しい限りですね。
今後も、新しくau回線対応のSIMフリースマホが発売されたらどんどん追記していきたいと思います。
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