モトローラが日本向けの「motorola edge 40 neo」を正式発表しました。
Dimensity 7030、8GBメモリ、256GBストレージなどを備えたミドル機で、直売価格は54,800円です。
昨年発売されたedge 40に続き、おサイフケータイとIP68の防水・防塵にも対応します。
このタイミングでedge 50じゃないのはちょっと驚きましたが、コスパは悪くありませんね。
本記事ではmotorola edge 40 neoのスペック・特徴と、edge 40との違いをざっくり解説します。
motorola edge 40 neoのスペック概要
motorola edge 40 neoのスペック概要は以下の通りです(参考:モトローラ公式)。
スペック | motorola edge 40 neo |
---|---|
販売価格(直売) | 54,800円 |
カラー | カリビアンブルー ブラックビューティ |
サイズ | 幅約71.99mm 高さ約159.63mm 厚さ約7.89mm ※ブラックは7.79mm |
重さ | 約172g ※ブラックは170g |
ディスプレイ | 約6.55インチ, pOLED FHD+(2,400×1,080) |
リフレッシュレート | 144Hz |
OS | Android 13 |
SoC | MediaTek Dimensity 7030 |
メモリ | 8GB |
ストレージ | 256GB |
アウトカメラ | ①5000万画素(f/1.8、メイン) ②1300万画素(f/2.2、マクロ) |
インカメラ | 3200万画素(f/2.4) |
スピーカー | ステレオ |
バッテリー | 5,000mAh(68W) |
対応SIM | nanoSIM + eSIM |
DSDV | 〇 |
5G | 〇 |
Wi-Fi | Wi-Fi 6E(802.11ax) |
Bluetooth | 5.3 |
防水・防塵 | IP68 |
おサイフケータイ | 〇 |
SoCにはMediaTek製のDimensity 7030を採用しています。
Dimensity 1050のリネームで、Antutuスコアは約60万です。
スペック的にはミドルクラスですが、ゲームをしないなら性能不足で困ることはないでしょう。
edge 40 neoの特徴の1つがデザイン。
Pantoneカラーを採用したカリビアンブルーとブラックビューティの2色が用意されています。
ただし、海外版にあるSoothing Sea(水色と緑の中間)とPeach Fuzz(ピンクとオレンジの中間)は、残念ながら国内版にはありません。
デザインを売りにするなら、この2色も用意して欲しかったのが本音です。
バッテリー容量は5,000mAhで、最大68Wの急速充電にも対応します。
XiaomiやOPPOほどではありませんが、モトローラも少しずつ高速充電に対応する機種が国内でも増えてきましたね。
日本国内で需要が高いおサイフケータイと防水・防塵もしっかり対応。
メインスマホとしても十分使えそうです。
motorola edge 40との違い
モトローラはすでに日本国内でmotorola edge 40をリリース済みです。
motorola edge 40 neoとedge 40を比較すると、スペックはあまり変わらないことが分かります。
スペック | motorola edge 40 neo | motorola edge 40 |
---|---|---|
販売価格(直売) | 54,800円 | 64,800円 |
カラー | カリビアンブルー ブラックビューティ | イクリプスブラック ルナブルー |
サイズ | 幅約71.99mm 高さ約159.63mm 厚さ約7.89mm ※ブラックは7.79mm | 幅約71.99mm 高さ約158.43mm 厚さ約7.58mm ※ブラックは7.49mm |
重さ | 約172g ※ブラックは170g | 約167g ※ブラックは171g |
ディスプレイ | 約6.55インチ, pOLED FHD+(2,400×1,080) | 約6.55インチ, pOLED FHD+(2,400×1,080) |
リフレッシュレート | 144Hz | 144Hz |
OS | Android 13 | Android 14 ※要アップデート |
SoC | Dimensity 7030 | Dimensity 8020 |
メモリ | 8GB | 8GB |
ストレージ | 256GB | 256GB |
アウトカメラ | ①5000万画素(f/1.8、メイン) ②1300万画素(f/2.2、マクロ) | ①5000万画素(f/1.4、メイン) ②1300万画素(f/2.2、マクロ) |
インカメラ | 3200万画素(f/2.4) | 3200万画素(f/2.4) |
スピーカー | ステレオ | ステレオ |
バッテリー | 5,000mAh(68W) | 4,400mAh(68W) |
対応SIM | nanoSIM + eSIM | nanoSIM + eSIM |
DSDV | 〇 | 〇 |
5G | 〇 | 〇 |
Wi-Fi | Wi-Fi 6E(802.11ax) | Wi-Fi 6(802.11ax) |
Bluetooth | 5.3 | 5.2 |
防水・防塵 | IP68 | IP68 |
おサイフケータイ | 〇 | 〇 |
motorola edge 40はSoCにDimensity 8020を搭載しています。
Dimensity 8020はDimensity 1100のリネーム品で、Antutuスコアは約70万です。
Antutuスコアで比較した場合、edge 40 neoはedge 40から処理性能が15%ほど下がることになります。
とはいえ、ゲームをしないならそこまでの性能差は感じないでしょう。
一方で、motorola edge 40 neoはバッテリー容量が5,000mAhにアップしました。
それでいてサイズや重量はほとんど変わっていません。
価格(定価)が1万円安くなっていることも考慮すると、今から買うならedge 40 neoのほうが良さそうです。
価格は54,800円、IIJmioなら一括19,800円に
motorola edge 40 neoは2024年5月24日に発売される予定です。
定価は54,800円で、直売サイトのほかAmazonなどでも購入できます。
MVNO各社でも取り扱われる予定です。
格安SIM | edge 40 neoの価格 |
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HISモバイル | 51,800円 |
IIJmio | 53,700円 ※6/3までに乗り換えで一括19,800円 |
LIBMO | 未定 |
QTモバイル | 未定 |
イオンモバイル | 未定 |
とくに安いのがIIJmioで、6/3までの期間限定でMNP乗り換えなら一括19,800円で買えます。
IIJmioだとedge 40と同じ価格ですが、バッテリー重視ならedge 40ではなくedge 40 neoを選んでも良いでしょう。
海外でedge 50シリーズが発売された後なので、最初は正直「今さらedge 40 neo?」と思いました笑
ただ、仮に日本でedge 50シリーズが発売される場合は、円安なども相まってそれなりに高価になりそうです。
「edge 50シリーズとmoto gシリーズの間を埋めるモデル」としては、edge 40 neoがちょうど良いのかもしれません。
記事内画像引用元:モトローラ