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LINEモバイル徹底レビュー!2年以上利用した管理人がメリット・デメリットを全公開

LINEモバイル その他の格安SIM
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LINEモバイルはメッセージアプリ「LINE」の格安SIMです。

SNSやLINEがデータ通信量を消費せず使い放題になるのが特徴で、最近はテレビCMも結構放映していますね。

本記事ではLINEモバイルを2年以上利用した僕が、実際に使って分かったメリット・デメリットを全公開しちゃいます。

LINEモバイルを検討している人は、ぜひ参考にしてみてください。

この記事を書いた人
吾妻かずき

格安SIM・スマホ(とくにモトローラ)が好きなライターです。格安SIM歴は9年を越え、その経験を生かしてスマホライターとして活動しています。

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LINEモバイルは受付終了!LINEユーザーはLINEMOがおすすめ

LINEMO

LINEモバイルは2021年3月31日で受付を終了しました。

既存ユーザーは継続できますが、新規契約はできません。

LINEユーザーはLINEモバイルの代わりにスタートした「LINEMO」がおすすめです。

LINEMOのおすすめポイント
  • 3GB/990円、20GB/2,728円で利用できる
  • ソフトバンクの高品質な回線をそのまま使える
  • LINEはデータ通信量消費なし
  • LINEスタンプ プレミアムが無料になる特典あり

LINEMOは格安SIMではなく、ソフトバンクの格安プランです。

ソフトバンクの回線そのものを使うため、通信速度が安定しています。

月額料金も安く、3GB/990円は格安SIMの中でも最安クラスです。

もっと安い格安SIMもありますが、通信品質を考慮するとコスパはピカイチと言えます。

LINEギガフリーによりLINEのトークや音声通話・ビデオ通話も使い放題です。

LINEだけで毎月数十GB使うようなヘビーユーザーに向いていますよ。

※以下はLINEモバイルを契約していた当時の情報です※


LINEモバイルのメリット・良かったところ

LINEモバイルを2年間使ってよかったと感じたところやメリットは以下の通りです。

良かったところ
  • 「データフリー」でLINEやSNSが使い放題
  • LINEのID検索ができる
  • 3キャリア対応で大手キャリアのスマホをそのまま使える
  • LINEアプリが公式アプリ代わりになる
  • クレジットカードなしで契約できる

「データフリー」でLINEやSNSが使い放題!

SNS

LINEモバイル最大のメリットはやはり「データフリー」でしょう。

データフリーは対象のサービスがデータ通信量を消費せずに使い放題になる機能です。

データフリーはオプションとして提供されており、どのオプションを選ぶかで対象となるサービスが決まります。

オプション名月額料金データフリー対象
LINEデータフリー無料LINE
SNSデータフリー308円LINE、Twitter、Facebook
SNS音楽データフリー528円LINE、Twitter、Facebook、Instagram、LINE MUSIC、Spotify、AWA

例えば毎月のデータ消費が10GBで、そのうち7GBをLINEとSNSだけで消費している人がいるとしましょう。

他社の場合、当然10GBのプランを契約する必要がありますね。

しかし、LINEモバイルの場合はデータフリーでLINEとSNSによる消費は考えなくて良いので、3GBプランで済みます。

  • 他社の場合:10GBのプランを契約しないといけない
  • LINEモバイル:LINEとSNSによる7GBの消費が0→3GBプランで済む

一般的な格安SIMの10GBプランはだいたい3,300円くらいです。

LINEモバイルの3GBプラン+SNSデータフリーは1,936円なので、約半額になりますね。

ちなみに僕は他社で5GBのプランを使っていましたが、ほぼLINEしか使わないので1GBのLINEフリープラに乗り換えました。

これだけで月額770円ほどの節約です。

LINEやSNSをたくさん使う人ほど、節約額は大きくなりますよ。

LINEのID検索ができる

LINEモバイルはLINEのID検索ができるのも大きなメリットです。

LINEのID検索を使うには年齢確認をしないといけませんが、年齢確認は大手キャリアのシステムを利用します。

本来なら大手キャリアのユーザーしかID検索ができないわけですね。

しかし、LINEモバイルは専用の年齢確認方法が用意されおり、ID検索が可能になっています。

2024年12月現在は、一部の格安SIMでもID検索が使えます。

実際に筆者も年齢確認をしており、ID検索が利用できる状態になっています。

LINEモバイル ID検索

ID検索ができなくても、QRコードや招待などほかの方法で代用はできます。

ただ、遠方の友達や知り合いを追加する場合はやはりID検索が一番楽ですね。

3キャリア対応で大手キャリアのスマホをそのまま使える

SIMロックがかかったスマホ

LINEモバイルは大手キャリアすべての回線に対応しています。

どのキャリアから乗り換える場合も端末をそのまま使えるのがメリットです。

大手キャリアのスマホには「SIMロック」と呼ばれる制限がかかっており、他社のSIMが使えません。

例えばドコモのスマホにはドコモのSIMロックがかかっており、auやソフトバンクのSIMを挿しても電話やネットができないようになっています。

「SIMロック解除」という手続きをすればSIMロックを外せますが、条件がありますし手間もかかります。

LINEモバイルなら同じ回線のプランを選べば、SIMロック解除せずに端末をそのまま利用可能です。

SIMロック解除できない古いスマホも活用できますね。

LINEアプリが公式アプリ代わりになる

LINEモバイルではLINEアプリが公式アプリの代わりになります。

格安SIMによっては公式アプリが用意されており、

  • データ通信残量の確認
  • 契約内容の確認
  • 契約変更(プラン変更や支払い情報変更など)
  • 速度切り替え

といった本来ならマイページで行うべき手続きをアプリから簡単に行えます。

わざわざマイページにログインする手間を省くことが可能です。

LINEモバイルには公式アプリはありませんが、LINEアプリがその役目を果たします。

例えば、データ通信量の確認もLINEアプリのトーク画面から手続きが可能です。

LINEモバイル データ通信量確認

また、トーク画面のメニューから「マイページログイン」をタップすればID/パスワードの入力不要でマイページにログインできます。

LINEモバイル マイページログイン

お問い合わせや、他のユーザーへのデータ通信量プレゼントもLINEアプリから可能です。

普段から利用しているLINEアプリが公式アプリ代わりになるので、別途アプリをインストールする手間がかかりません。

クレジットカードなしで契約できる

LINE Payカード

一般的に格安SIMの契約はクレジットカードに限定されています。

対して、LINEモバイルはクレジットカード以外に「LINE Payカード」で契約できます。

LINE Payカード

LINEが発行するプリペイドカード

LINE Payカードで契約すれば、クレジットカードなしでLINEモバイルが利用できます。

手数料はかからず、申し込み方法や申し込めるプランはクレジットカードと全く同じです。

筆者も実際にLINE Payカードで支払っています。

LINE Payで支払い

LINE Payカードで支払う場合は残高不足にならないように注意が必要です。

ただ、引き落とし日の2~3日前にLINEモバイルから通知が来ます。

LINEモバイル 通知

これのおかげで「チャージしなきゃ」と気づくので安心です。

なお、LINE Payカードでは端末の分割購入ができません。

LINEモバイル契約時に端末を分割でセット購入したい人はクレジットカードで支払いましょう。

LINEモバイルのデメリット・注意点

メリットが多いLINEモバイルですが、使っていて不満に思うところやデメリットもありました。

こちらもしっかりチェックしておきましょう。

イマイチなところ
  • 混雑時の通信速度は遅い
  • 速度切り替えができない

混雑時の通信速度は遅い

LINEモバイルは回線が混雑した時の通信速度が遅いです。

とくに平日のお昼(12:00~13;00)と夕方(18:00~19:00)は極端に速度が遅くなります。

実際にLINEモバイル(au回線)で上記の時間帯に速度を測定してみました。

なお、測定にはアプリ「Speedtest.net」を使用しています。

Speedtest - インターネット速度

Speedtest - インターネット速度

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まずはお昼ですが、最低限必要と言われる「1Mbps」を下回っていますね。

LINEモバイル 速度(昼)

続いて夕方です。

こちらも1Mbpsを大きく下回っています。

LINeモバイル 速度(夕方)

1Mbpsを下回ると、ブラウジングやSNSでも読み込むのにやや時間がかかります。

動画視聴(標準画質以上)やアプリのダウンロードなど、重たい用途はまず利用できません。

学校や会社のお昼休み、帰宅途中の電車などでスマホをよく使う人はストレスがたまるかもしれません。

ただ、これはLINEモバイル特有のデメリットではなくほぼすべての格安SIMが当てはまります。

混雑時も快適にスマホを使いたい人はUQモバイルYモバイルOCNモバイルONEのいずれかをおすすめします。

混雑していない時間帯は比較的速い

ちなみに、LINEモバイルでも混雑していない時間帯は比較的速い速度が出ます。

通学ラッシュを過ぎた朝(10:00前後)や深夜などは大手キャリアに負けないぐらい速いです。

LINEモバイル 速度(朝)
LINEモバイル 速度(夜)

お昼や夕方にスマホを使わない人なら、LINEモバイルでも問題ありません。

速度はどの回線を選んでもあまり変わらない

LINEモバイルは3キャリアすべての回線に対応していますが、速度的にはどこを選んでもあんまり変わりません。

僕はLINEモバイルのドコモ/au/ソフトバンクすべての回線プランを契約しました。

その経験から言うといずれも「昼夕方は遅くてそれ以外はそこそこ」って感じです。

強いて言うならソフトバンク回線はドコモ/au回線と比べると昼や夕はやや速く、ほかの時間帯は少し遅かったかな?

でも体感ではさほど変わらないので、回線ごとの速度差はあまり気にしなくていいでしょう。

速度切り替えができない

個人的にLINEモバイルを使っていて不便だったのが「速度切り替え」ができないことです。

速度切り替え

任意のタイミングで高速通信と低速通信を切り替える機能

低速中は通信速度が遅くなります(通常200kbps)が、データ通信量を一切消費しません。

例えばOCNモバイルONEは専用アプリからいつでも速度切り替えが可能です。

OCNモバイルONE 公式アプリ

低速でもブラウジングや音楽ストリーミング、カーナビといった軽い用途は結構普通に使えます。

うまく活用することでデータ通信量の消費を抑えられるわけですが、LINEモバイルはこの速度切り替えに対応していません。

筆者は普段低速にしてApple MusicやLINEを使っており、どうしても速度が必要な時は高速に戻していました。

そのため、速度切り替えができないLINEモバイルはちょっと不便に感じています。

そもそも速度切り替えをしない人にとってはデメリットではないでしょう。

また、低速時によく使う用途であるLINEやSNSはLINEモバイルなら高速通信が使い放題です。

そう考えると、速度切り替えは必要ないのかもしれません。

どうしても速度切り替えを利用したい人はmineoかOCNモバイルONE(旧コース)がおすすめです。

まとめ

以上、LINEモバイルを実際に使って感じたメリットとデメリットをまとめました。

良かったところ
  • 「データフリー」でLINEやSNSが使い放題
  • LINEのID検索ができる
  • 3キャリア対応で大手キャリアのスマホをそのまま使える
  • LINEアプリが公式アプリ代わりになる
  • クレジットカードなしで契約できる
イマイチなところ
  • 混雑時の通信速度は遅い
  • 速度切り替えができない

メリットはたくさんありますが、やはり一番の魅力はデータフリーですね。

SNSやLINEをたくさん使う人は、LINEモバイルにするだけでスマホ代をかなり節約できます。

ID検索ができたり、LINE Payカードで契約できたりと他社にはない独自のサービスも魅力です。

キャンペーンもお得ですし、格安SIMに乗り換えるならまずLINEモバイルを検討してみてはいかがでしょうか。