iPhone 6は2014年に発売されたiPhoneです。
前モデルのiPhone 5sからデザインが大きく変更。
後継モデルであるiPhone 7や8の元となりました。
iPhone 6は少し古いですがゲームをしないならまだまだ現役で使えるし、価格も安いんですよね。
それにドコモ版は格安SIMとの相性もいいので、データSIMを挿して運用できます。
お得な格安SIMで、安くiPhoneを活用したい人におすすめです。
今回はドコモ版iPhone 6を格安SIMで安く運用する方法や、おすすめの格安SIMを紹介します。
ドコモ版のiPhoneは格安SIMとの相性抜群!
大手キャリアのiPhoneの中でもとくに格安SIMと相性がいいのがドコモ版です。
格安SIMのほとんどはドコモの回線を利用しているので、SIMロック解除せずにSIMカードを挿すだけで使えます。
この「SIMロック解除せずに」というのがポイント。
ドコモ版ならiPhone 6s以降のSIMロック対象機種はもちろん、5sや6といったSIMロック解除ができない古いiPhoneでも格安SIMが利用できるということです。
今回、ドコモ版iPhone 6を購入したのもこれが理由です。
まだまだ現役で使えるスペックですが、旧型なので格安で購入できる。
そして格安SIMも使えちゃうわけです。
au版・ソフトバンク版もau回線やソフトバンク回線を使う格安SIMなら利用できます。
でもドコモ回線の格安SIMと比べると数は少なく選択肢がほとんどありません。
とくにソフトバンク回線の格安SIMは種類が少ないです(以前よりは増えましたが)
iPhone 6はまだまだ現役で行ける
ドコモ版iPhone 6は格安SIMが使いやすいし、値段も安い。
しかし、世代的には最新モデルであるiPhone 11の5つも前になります。
そのため、性能的にちょっと不安という人もいるかもしれません。
確かに、最新世代のiPhoneやハイスペックなAndroid端末には勝てません。
でもSNSやブラウジング、動画視聴といったスペックを必要としない用途なら全然こなせます。
試しにベンチマークソフト「Antutu」でスコアを測ってみました。
スコアは66682。
ネット上では70000後半は出ていることが多いので、思ったより低い。
iPhoneは性能低下問題も話題になりましたが、このiPhone 6も少し性能が低下しているのかもしれません。
とは言えミドルクラスのスコアなので、ゲームでもしなければ問題ないでしょう。
ドコモ版iPhone 6で格安SIMを利用する手順
それでは実際にドコモ版iPhone 6で格安SIMを利用する手順を紹介します。
といっても、めちゃくちゃ簡単ですけどね。
ドコモ回線の格安SIMを契約する
まずは格安SIMを契約しましょう。
ドコモ版iPhoneで使える格安SIMの条件としては、
- ドコモ回線を利用
- nano SIMサイズのSIMカードが使える
- 動作確認が済んでいる
って感じですかね。
ただ、上2つに関してはほとんど気にしなくて良いでしょう。
格安SIMのほとんどはドコモ回線ですし、最近のスマホはnano SIMがメインなのでnano SIMが用意されていない格安SIMもない気がします。
一応、気にしないといけないのが最後の「動作確認が済んでいるか」です。
格安SIM会社がiPhone 6で使えるというテストをしているかどうかってことですね。
ぶっちゃけドコモ回線であれば問題ないと思いますが、動作確認が済んでいない場合は自己責任での使用となります。
そのため、なるべく動作確認済みのものを選びましょう。
ドコモ版iPhone 6が動作確認済の格安SIM
ドコモ版iPhone 6の動作確認が済んでいる主要な格安SIMは以下の通り。
- BIGLOBEモバイル(タイプD)
- DTI SIM
- LINEモバイル
- mineo(Dプラン)
- NifMo
- nuroモバイル(ドコモ回線)
- IIJmio(タイプD)
- OCNモバイルONE
- 楽天モバイル
- イオンモバイル
- エキサイトモバイル
主要な格安SIMはいずれも動作確認が済んでいますね。
これなら安心して使えそうです。
iPhone 6でAPN設定を行う
格安SIMを契約し、SIMカードが届いたらAPN設定を行いましょう。
初心者の人からするとこのAPN設定がとても難しく感じるみたいですね。
でも、名前とは裏腹にすることは簡単です。
とくにiPhoneの場合は「構成プロファイル」っていうのをインストールするだけなのでとても簡単です。
僕は楽天モバイルのSIMを使うので、ここでは楽天モバイルの構成プロファイルをインストールする手順を例として紹介します。
他の格安SIMでも手順はほぼ同じです。
- STEP 1iPhone 6をWi-Fiに接続し、格安SIMの構成プロファイルダウンロードページにアクセスします。
Safariを起動して「格安SIM名 構成プロファイル」みたいな感じで検索すればOK
- STEP 2
- STEP 3
- STEP 4
- STEP 5
これで構成プロファイルがインストールされ、iPhone 6で格安SIMが使えるようになります。
ドコモ版iPhone 6をサブ端末として使う際におすすめの格安SIM
ドコモ版iPhone 6はさまざまな格安SIMが使えます。
でも、初心者だと逆に迷ってしまいますよね。
そこで、ドコモ版のiPhone 6をサブ用途として使う際におすすめの格安SIMを用途別にまとめました。
- とにかく安く済ませたい人:イオンモバイル
- SNSをたくさん使う人:LINEモバイル
- 動画をたくさん見る人:BIGLOBEモバイル
- 通信速度重視:LinksMate or OCNモバイルONE
とにかく安く済ませたいなら「イオンモバイル」
サブにお金をかけたくない、とにかく安く済ませたいという人は「イオンモバイル」がおすすめです。
1GBのデータSIMなら月480円で使えます。
その他のプランもかなり安いです。
DTI SIMやロケットモバイルなど、他にも安いものはいくつかありますが、
- 速度切り替えができる
- バースト転送対応
- 公式アプリあり
など、使い勝手を考えるとイオンモバイルが一番いい気がします。
SNSをたくさん使うなら「LINEモバイル」

TwitterやInstagramといったSNSをたくさん使う人におすすめなのが「LINEモバイル」です。
対象のサービスがデータ通信量を消費しなくなる「データフリーオプション」により、人気のSNSが使い放題になります。
データフリーオプションは全部で3つ。
それぞれで月額料金と対象サービスが異なります。
オプション名 | 月額料金 | データフリー対象 |
---|---|---|
LINEデータフリー | 無料 | LINE |
SNSデータフリー | 280円 | LINE、Twitter、Facebook |
SNS音楽データフリー | 480円 | LINE、Twitter、Facebook、Instagram、LINE MUSIC |
例えばTwitterをよく使う人はSNSデータフリーを選べばOKです。
今なら新プランスタート記念のキャンペーンも実施中!
動画をたくさん見るなら「BIGLOBEモバイル」
動画をたくさん見る人におすすめなのが「BIGLOBEモバイル」です。
動画・音楽サービスがデータ通信量を消費しなくなる「エンタメフリー・オプション」が使えます。
とくにYouTubeなどの動画サービスを頻繁に見る人なら、他社の大容量プランを契約するより圧倒的に安いですよ。
通信速度重視なら「LinksMate」か「 OCNモバイルONE」
通信速度を重視する人には「LinksMate」か「OCNモバイルONE」がおすすめです。
LinksMateは対象のゲームがデータ通信量を消費しなくなるという特徴を持っています。
基本的にはゲーマー向けなのですが、実は通信速度もかなり安定しています。
OCNモバイルONEは格安SIMの老舗です。
僕も4年以上に渡って利用しています。
2019年11月に新しい料金プランをスタートさせたのですが、通信速度がかなり速いです。
速度の速さはさきほどのLinksMate以上。
ドコモ回線で速度重視なら、今一番おすすめなのはOCNモバイルONEですね。

ただし、まだ新プランがスタートしたばかりなので今後もこの速度を維持できるかは分かりません。
安定感を取るならLinksMateのほうがいいでしょう。
まとめ
ドコモ版のiPhone 6は価格が安く、格安SIMとの相性も抜群!
iPhoneを使ってみたい人や、格安SIMで安くサブ端末を運用したい人におすすめです。
もちろん最新のiPhoneと比べるとスペックは劣りますが、普段使いなら問題なし。
中古のiPhone 6はフリマアプリなら1万円前後で気軽に購入できます。
iPhone 6で使える格安SIMは多いですが、とくにおすすめなのが以下の5つです。
- とにかく安く済ませたい人:イオンモバイル
- SNSをたくさん使う人:LINEモバイル
- 動画をたくさん見る人:BIGLOBEモバイル
- 通信速度重視:LinksMate or OCNモバイルONE
迷ったときは、この5つから選んでみてくださいね。
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