「DSDV」は2枚のSIMカードを同時に4G回線で待ち受けできる機能です。
2枚のSIMを4G+3Gで同時待ち受けできるDSDSの上位互換にあたります。
両方のSIMでVoLTEによる高品質な通話ができるだけでなく、
- au系格安SIM(au VoLTE)+ au系格安SIM(au VoLTE)
- ドコモSIM + au系格安SIM(au VoLTE)
といった従来のDSDSでは出来なかった柔軟な組み合わせができるのが特徴です。
2017年発売のHUAWEI Mate 10 Pro以降、国内でもDSDV対応機が続々登場しています。
今回はDSDVに対応しているSIMフリースマホをまとめ、その中からとくにおすすめの機種を紹介します。
おすすめのDSDV対応スマホ5選!
以前と比べ、DSDV対応モデルが続々と登場しています。
選択肢が増えるのは良い事ですが、逆にどれにすればいいのか迷ってしまう人も多いはず。
そこで、5年以上に渡って格安SIM&SIMフリースマホを使っている筆者が、DSDV対応スマホの中からとくにおすすめのものをピックアップしてみました。
- AQUOS sense4
:大容量バッテリー搭載&おサイフ対応
- Redmi Note9S
:2万円台でSDM720G&4眼カメラ、トリプルスロット
- Pixel 4a
:超高性能カメラ搭載でeSIM対応のミドルハイ
- ZenFone 7
:ハイエンドでは貴重なトリプルスロット
- Xperia1 II
:5G&DSDVに対応したXperia
AQUOS sense4
メーカー | SHARP |
---|---|
実売価格 | 35,000円前後 |
CPU | Snapdragon 720G |
メモリ | RAM:4GB ROM:64GB |
カメラ | アウトカメラ: 1200万画素+1200万画素+800万画素 インカメラ:800万画素 |
DSDV | nanoSIM + nanoSIM |
VoLTE | ドコモ au ソフトバンク(Y!mobile) 楽天モバイル |
コスパ重視でおサイフケータイと防水を使いたい人におすすめなのがAQUOS sense4です。
最大の特徴は電池持ち。
大容量バッテリーとIGZO液晶により、電池持ちも良好です。
CPUにはミドルハイ向けのSnapdragon 720Gを搭載しています。
処理性能が高く、よほど重くなければゲームのプレイも可能です。
もちろんおサイフケータイと防水に対応しています。
おサイフケータイ・防水対応スマホではトップクラスのコスパです。
前モデル同様、DSDVも利用できます。
VoLTEは大手3キャリアに加えて、楽天モバイルも対応済みです。
なお、僕はスペックがほぼ同じAQUOS sense5Gを利用しています。
ドコモ版なのでDSDVは使えませんが、電池持ちの良さはかなりのものですよ。
Redmi Note 9S
メーカー | Xiaomi |
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実売価格 | 25,000円前後 |
CPU | Snapdragon 720G |
メモリ | RAM:4GB ROM:64GB |
カメラ | アウトカメラ: 4800万画素+800万画素+500万画素+200万画素 インカメラ:1600万画素 |
DSDV | nanoSIM + nanoSIM(トリプルスロット) |
VoLTE | ドコモ au ソフトバンク(Y!mobile) 楽天モバイル |
おサイフケータイ不要でコスパ重視ならRedmi Note 9Sがおすすめです。
AI対応の4眼カメラを搭載しています。
広範囲を含めた写真やポートレート、最短距離2cmでのマクロ撮影など、多彩な写真を撮影可能です。
SoCにはSnapdragon 720Gを採用しています。
処理性能が高く、3Dゲームもプレイ可能です。
DSDVが利用可能で、VoLTEも3キャリア+楽天モバイルにしっかり対応しています。
しかもトリプルスロット構成なので、DSDVを利用しつつmicroSDカードの利用で容量を増やすことが可能です。
これだけ充実して価格は2万円台と、コストパフォーマンスに優れます。
おサイフケータイは不要な人、トリプルスロット仕様のスマホが欲しい人におすすめです。
Pixel 4a
メーカー | |
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実売価格 | 42,900円 |
CPU | Snapdragon 730G |
メモリ | RAM:6GB ROM:128GB |
カメラ | アウトカメラ: 1200万画素+1200万画素 インカメラ:800万画素 |
DSDV | nanoSIM + eSIM |
VoLTE | ドコモ au ソフトバンク(Y!mobile) 楽天モバイル |
Googleが開発しているPixelシリーズの廉価モデルです。
42,900円という手ごろな価格ながら、ハイエンドモデル顔負けの高性能カメラを搭載しています。
とくに夜景をキレイに撮りたい人におすすめです。
Snapdragon 730Gと6GBメモリで処理性能が高く、よほど重くなければ3Dゲームもサクサク動作します。
Pixel 4aはnanoSIM + eSIMによるDSDVが利用可能です。
今話題の楽天モバイルのeSIMも使えますよ。
楽天モバイル以外だとIIJmioでデータ専用のeSIMを契約可能です。
大手キャリアや他の格安SIMをメインで使いつつ、サブで楽天モバイル or IIJmioを利用したい人に向いています。
ZenFone 7
メーカー | ASUS |
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実売価格 | 90,000円前後 |
CPU | Snapdragon 865 5G |
メモリ | RAM:8GB ROM:128GB / 256GB |
カメラ | 1200万画素+6400万画素+800万画素 |
DSDV | nanoSIM + nanoSIM(トリプルスロット) |
VoLTE | ドコモ au ソフトバンク(Y!mobile) 楽天モバイル |
前モデルの特徴でもあった、180度回転するフリップカメラがフリップトリプルカメラに進化。
より高品質な写真を撮影可能です。
アウトカメラがインカメラも兼ねており、高性能なアウトカメラで自撮りが撮れるという特徴も持っています。
Snapdragon 865搭載、メモリ8GBと基本スペックも高いです。
3Dゲームもなんなくプレイできますよ。
DSDV対応で、3キャリア+楽天モバイルのVoLTEも対応済みです。
ハイエンドモデルでは珍しいトリプルスロット仕様なので、microSDカードで容量を増やせます。
写真をたくさん撮っても安心ですね。
Xperia 1 II
メーカー | ソニー |
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実売価格 | 120,000円前後 |
CPU | Snapdragon 865 5G |
メモリ | RAM:12GB ROM:256GB |
カメラ | アウトカメラ: 1,220万画素+1,220万画素+1,220万画素 インカメラ:800万画素 |
DSDV | nanoSIM + nanoSIM |
VoLTE | ドコモ au ソフトバンク(Y!mobile) 楽天モバイル |
大手キャリアではお馴染み、Xperia 1 IIのSIMフリー版です。
基本は大手キャリア版と同じですが、メモリとストレージがアップしています。
- メモリ:8GB→12GB
- ストレージ:128GB→256GB
縦長の有機ELディスプレイを搭載しているのが特徴です。
迫力のある映像を楽しめますよ。
僕は廉価モデルのXperia 8を仕事用として利用中です。
Xperia 1 IIと比べるとスペックはかなり低いですが、縦長ディスプレイ搭載でSNSや調べものがはかどります。
キャリア版はシングルSIMでしたが、SIMフリー版はしっかりデュアルSIM&DSDV対応しています。
5G対応なので、5G+4Gの待ち受けが可能です。
VoLTEも全キャリア対応しています。
ただし価格は120,000円前後とかなり高いです。
まとめ
以上、DSDVに対応したSIMフリースマホをまとめました。
改めて、僕がおすすめするDSDV対応スマホをおさらいしておきます。
- AQUOS sense4
:大容量バッテリー搭載&おサイフ対応
- Redmi Note9S
:2万円台でSDM720G&4眼カメラ、トリプルスロット
- Pixel 4a
:超高性能カメラ搭載でeSIM対応のミドルハイ
- ZenFone 7
:ハイエンドでは貴重なトリプルスロット
- Xperia1 II
:5G&DSDVに対応したXperia
いずれも特徴や価格が大きく異なります。
自分の求めるスペックや機能に合わせて購入すると良いでしょう。
今後も新しいDSDV対応機が発売され次第、更新していきます。