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無料で使える「donedone エントリープラン」レビュー。128kbpsはやはり遅い

donedone アイキャッチ格安SIM

※2022年10月追記

donedoneのエントリープランは2022年10月2日で新規受付を終了しました

低速通信を無料で使いたい場合はpovo2.0を契約してください。

BIGLOBEが新しい格安SIM「donedone(ドネドネ)」をスタートさせました。

月額2,728円で50GBのデータ通信を利用でき、売上の一部が寄付されることが特徴です。

さらに、速度が128kbpsと遅い代わりに完全無料で使える「エントリープラン」も提供しています。

筆者もさっそくエントリープランを契約・利用してみました。

分かってはいましたが、やはり128kbpsという速度は遅めです。

かなり割り切って使う必要がありそうですね。

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この記事を書いた人
吾妻かずき

格安SIM・スマホが好きなライター。学生時代に節約のため格安SIMを使い始めました。格安SIM歴は6年を越え、その経験を生かしてスマホライターとして活動中。

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donedoneのサービスを簡単におさらい

まずはdonedoneのサービスを簡単におさらいしておきます。

「もう知ってるよ」という人は飛ばしてください。

  • 低速の代わりに50GBのデータ通信を格安で使える
  • エントリープランは月額無料
  • 基本料金のうち50円/月から寄付される(エントリープラン除く)
  • ビッグローブ光とのセット割あり
  • 最低利用期間・契約解除料なし
  • 5G/eSIMも今後対応予定
  • プラン変更や解約などの手続きはアプリから実施する

格安で50GBのデータ通信を使えることと、利用料金の一部が寄付されることが最大の特徴です。

donedoneでは全部で3つのプランが用意されています。

プラン名月額料金最大通信速度音声通話
ベーシックUプラン2,728円3Mbps
カスタムUプラン2,728円指定アプリ:制限なし
その他:1Mbps
エントリープラン無料128kbps×

エントリープランは無料の低速プラン

今回契約したのは「エントリープラン」です。

月額料金が無料、クーポン利用で初期費用も無料、さらに解約時も契約解除料がかかりません。

文字通り無料で使えます。

その代わりにサービス内容は制限が多めです。

  • 最大通信速度は128kbps
  • 音声通話・SMSは利用できない
  • 寄付の対象外

最大通信速度は128kbpsとかなり遅めです。

一般的な格安SIMの低速通信は200kbpsなので、それよりさらに遅いことになります。

詳しくは後述しますが、できることはかなり限られます。

端末のセット販売はありません。

自分で端末を用意してください。

SIMフリースマホはもちろん、大手キャリアの端末もSIMロック解除すれば利用可能です。

2021年に発売されたiPhone 13シリーズも対しています。

筆者のiPhone 13 miniでも問題なく使えました。

メインはベーシックU/カスタムUプラン

この記事はエントリープラン中心ですが、donedoneのメインはベーシックUプランとカスタムUプランです。

  • どちらも月額2,728円で50GBのデータ通信を使える
  • 最大通信速度がベーシックUで3Mbps、カスタムUで1Mbps
  • カスタムUでは指定したアプリのみ速度の制限なし

どちらも最大通信速度が抑えられている代わりに、格安で50GBのデータ通信を使えます。

とは言え、3MbpsならYouTubeを720pの画質で視聴できますし、SNSなども快適です。

LINEも使えますし、調べものもできるので特に困らない速度と言えます。

カスタムUプランの速度は1Mbpsですが、指定した3つのアプリは速度が制限されません。

対象となるのは以下のアプリ(22年8月時点)。

ジャンルアプリ
SNSLINE
Instagram
Facebook
動画YouTube
ABEMA
TikTok
TELASA
音楽Spotify
Amazon Music
LINE MUSIC

InstagramやYouTubeが速度制限を受けないのは結構大きいですね。

「特定のサービスだけは快適に使いたい」という人はカスタムUプランが向いています。

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donedoneエントリープランを実際に使ってみた

donedoneのエントリープランを実際に契約し、利用してみました。

結論から言うと128kbpsはやはり遅すぎて実用的ではありません。

かなり割り切って使う必要があります。

実測値もおおむね128kbps

まずは実際にdonedone エントリープランの速度を計測しました。

端末はiPhone 12 Pro、測定アプリはSpeedtestです。

Speedtest - インターネット速度

Speedtest - インターネット速度

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だいたい100kbps前後の速度が出ています。

最初だけ制限なしの高速通信で転送される「バースト転送」もなさそうです。

良くも悪くも理論値通りの速度が出ます。

速度はサブと割り切っても厳しい

donedoneエントリープランでいろいろ試してみました。

その結果が以下の通りです。

はっきり言ってほとんど何もできません。

アプリ・サービス利用可否備考
LINE(トーク)画像・動画を送るのは厳しめ
LINE(音声通話)音質は悪いが聞き取れる
LINE(ビデオ通話)×画面が固まってほぼ動かない
TwitterデータセーバーONでギリギリ
ブラウジング利用できなくはないが読み込みがかなり長い
Google Map表示さえすればなんとか
YouTube(144p)辛うじて再生できるが止まることが多い
YouTube(240p)×頻繁に読み込みが入る
Apple Music×まともに再生できない
アプリダウンロード×ダウンロード画面にたどり着くのも困難

何をやるにしても、とにかく読み込みが長くストレスが溜まります。

一般的な格安SIMの低速通信(200kbps+バースト)ならSNSの閲覧、ブラウジング、YouTube(低画質)くらいならギリギリ利用可能です。

donedoneのエントリープランだとそれすらもまともに使えません。

試しにYahoo!のトップページを表示してみたところ1分40秒ほどかかりました。

しかも、ページ下部は読み込みに失敗して表示されません。

正直な話、サブ回線としても厳しいかもしれません。

唯一、LINEのトークと音声通話はそれなりに利用できました。

コストをかけずに最低限の連絡手段を確保したい人には良いですね。

チケット実装は見送り

当初はpovo2.0のトッピングに近い「チケット」の実装が期待されていました。

しかし、チケットの実装は見送りされることになりました。

※公式のお知らせが削除されているっぽいので第三者のページですが参考に乗せておきます。

基本無料かつ自由にトッピングできるpovo2.0ができた今、わざわざdonedoneを利用する人は少ないのでしょう。

見送りというより、実質的には「廃止」ですね。

専用アプリはシンプルだが使い勝手は△

donedoneに関する手続きは基本的に専用アプリで実施します。

サービス内容がシンプルということもあり、アプリもとにかくシンプルで軽快です。

色合いやデザインも個人的には好みです。

donedone アプリ

2021年10月時点でアプリからできる手続きは以下の通りです。

  • 通信量の確認(詳細は10%以下のみ)
  • 契約直後の開通手続き
  • 契約者情報の確認および変更
  • 契約書面の参照
  • 契約者情報の変更(要チャット)
  • お知らせ設定
  • プラン変更
  • 利用明細の確認
  • 障害・メンテナンス情報の確認
  • サポートへのチャット(自動応答、オペレーター)
  • 解約・MNP転出(ブラウザ起動)

プラン変更はアプリ(ブラウザが起動しますが)からできるようになりました。

しかし、契約者情報(メールアドレスなど)を変更する際はいちいちチャットへ依頼する必要があります。

現在は契約者情報もアプリから変更できます。

donedoneアプリ

2021年10月6日より、ようやく通信量の確認ができるようになりました。

しかし、詳細な通信量を確認できるのは残りの通信量が50%(25GB)を下回った時だけです。

それ以外の時は「残り25.00GB以上」とだけ表示されます。

doedoneアプリ

以前よりはマシになりましたが、普通に表示してほしいのが本音。

何というか、シンプルでデザインは良いですが使い勝手は微妙ですね。

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ベーシックUプランは快適でした

エントリープランにはベーシックUまたはカスタムUを3GBまで14日間試せるクーポンが付いています。

僕もベーシックUプランを試してみました。

速度をテストしてみると、確かにどの時間帯もだいたい3Mbps前後でした。

続いてベーシックUでいくつかアプリやサービスを試してみました。

  • ブラウジング
  • Twitter
  • LINEのトーク・音声通話
  • YouTube(720p)
  • Apple Music
  • Google Map
  • ゲーム(FGO、ウマ娘)
  • アプリのダウンロード(数MBの軽いもの)
  • YouTube(1080p)
  • アプリのダウンロード(数十MB以上)

YouTubeはHD画質(720p)でもスムーズに再生されます。

以下の画像は再生途中のスクショですが、15分くらいの動画を最後まで止まることなく閲覧できました。

donedone ベーシック 動画視聴
再生バーの現在時間(赤い部分)が読み込み完了部分(明るい灰色部分)に追いつくことはありませんでした

音楽ストリーミングやゲーム(FGO、ウマ娘)もとくに問題ありません。

ただしゲームのアップデートや一括DLなどはさすがに時間がかかります。

Wi-Fi環境で実施しましょう。

YouTubeをフルHD(1080p)で再生するとカクつきました。

見られなくはありませんが、快適とは言い難いですね。

アプリのダウンロードは数MBの軽いものなら大丈夫ですが、数十MB以上ものは時間がかかります。

試しに容量約150MBのInstagramをダウンロードしたところ、約3分17秒かかりました。

アプリのダウンロードは基本的にWi-Fi環境で実施しましょう。

お試しクーポンでは3GBまでしか使えないため、確認できたのはここまでです。

もう少し確認したかったですが、3Mbps通信は既存の1Mbps通信と比べても快適に使えました。

ベーシックU/カスタムUプランではキャッシュバック10,000円+初期費用0円のキャンペーンも実施中です。

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低速通信が格安なその他のサービス

エントリープランは完全無料なので、とりあえず1回線確保するならおすすめです。

ただし、低速通信をそれなりに利用したいならやはり128kbpsでは厳しいと言わざるを得ません。

  • 低速で良いからとにかく安く使いたい
  • カーナビや音声ストリーミング専用に安い回線を確保したい

上記のような人にはdonedoneではなく以下のサービスがおすすめです。

とくにおすすめなのはpovo2.0ですね。

ロケットモバイル:月額328円~

ロケットモバイル 神プラン
出典:ロケットモバイル公式

ロケットモバイルでは月額328円で最大200kbpsの通信が使い放題の「神プラン」が用意されています。

バースト転送対応で、速度測定では1Mbps近い速度が出ることも珍しくありません。

同じ低速とはいえ、donedoneエントリープランの128kbpsとは雲泥の差です。

速度制限もないので、高品質な低速通信を好きなだけ利用できます。

筆者も実際に利用しましたが、カーナビ専用や音楽ストリーミング専用など用途を絞れば結構快適です。

LinksMate
出典:LinksMate公式

LinksMateはゲーマー向けとして知られる格安SIMです。

通信量が1GB以下の低容量プランを豊富にラインナップしています。

データ通信量月額料金(データSIM)
100MB165円
200MB275円
300MB308円
400MB330円
500MB363円
1GB385円

さらに、高速通信と低速通信を切り替える速度切り替えに対応しています。

100MBプランを契約して低速通信に切り替えておけば、月額165円で200kbpsの通信が利用可能です。

価格だけならロケットモバイルの神プランより安くなります。

もちろん低速通信から高速通信への切替も可能です。

いざという時には高速通信も使えます。

ただし低速中に直近3日間で300MB以上のデータ通信を使うと一時的に速度制限がかかります。

ロケットモバイルのように使い放題ではありません。

LinksMateの詳しいレビューはこちらです。

povo2.0:月額0円~

Rakuten mini povo2.0

povo2.0はauの格安プランです。

donedoneのエントリープランと同じく無料で128kbpsの低速通信を使えます。

しかも初期費用も無料です。

「トッピング」という形でデータ通信量やかけ放題といったサービスを追加できます。

自分好みにプランをカスタマイズできるのがdonedoneとの大きな違いです。

レビュー記事でこんなこと言いたくありませんが、現状ではdonedoneエントリープランよりpovo2.0のほうがおすすめできます。

povo2.0の詳しいレビューはこちらです。

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まとめ

donedoneエントリープランのレビューでした。

  • donedoneのプランは3種類
  • エントリープランは速度が128kbpsだが完全無料
  • ベーシックUまたはカスタムUを無料で試せる
  • 128kbpsは遅すぎて実用的ではない
  • チケットの実装に期待
  • アプリはシンプルだが未完成
  • 3MbpsのベーシックUではHD画質の動画も視聴できる
  • 低速通信を安く使うならロケットモバイルがおすすめ
  • LinksMateもおすすめだが速度制限あり

128kbpsという速度はやはり遅めです。

筆者が試した限りではまともに使えたのはLINEのトーク・音声通話くらい。

現状ではサブ回線としても遅すぎます。

完全無料で維持できるのは確かにメリットです。

しかし、povo2.0で完全に空気になってしまいました。

これからエントリープランを使うなら、povo2.0のほうが良いでしょう。

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