(画像はドコモ公式サイトから)
ドコモが新プラン「ギガホ」「ギガライト」を発表しました。
これまでよりもシンプルで、分かりやすいプラン内容になっています。
また、料金も安くなっているようです。
今回はギガホ・ギガライトの概要を解説するとともに、従来のプランと比べてどれくらい安くなるかを比較してみました。
新プラン「ギガホ」「ギガライト」の概要
簡単に言うと「ギガホ」は使い放題のプラン、ギガライトは使った分だけ月額料金がかかるプランです。
大容量のデータ通信を使う人はギガホ、あまりデータ通信を使わない人はギガライト、と選べばいいでしょう。
両プランについてもう少し詳しく解説します。
ギガホは6,980円で30GBの高速通信+1Mbps通信が使い放題のプラン
ギガホは月額6,980円で30GBの高速通信が使えるプランです。
さらに30GBを超えても1Mbpsの速度で使い放題になります。
楽天モバイルのスーパーホーダイに似ていますね。
ギガホではそのままだと電話をすればするほど通話料がかかります。
5分かけ放題は+700円、かけ放題は+1,700円で利用可能です。
申し込んでから半年間はギガホ割」が適用され、月額料金が1,000円割引されます。
ギガライトは2,980円~使える段階制プラン
ギガライトは使ったデータ通信量に応じて料金が変動する段階制プランです。
データ通信量 | 月額料金 |
---|---|
~1GB | 2,980円 |
~3GB | 3,980円 |
~5GB | 4,980円 |
~7GB | 5,980円 |
1GB~7GBまで奇数ごとに設定され、1段上がる事に1,000円プラスされます。
シンプルで分かりやすいですね。
こちらも音声通話とspモードがセット。
5分かけ放題なら+700円、かけ放題なら+1,700円なのもギガホと同じです。
みんなドコモ割で1回線につき最大1,000円割引
ギガホ・ギガライトともに、家族で契約すると「みんなドコモ割」が適用されます。
みんなドコモ割では契約回線数に応じて最大1,000円の割引が受けられます。
契約回線数 | 割引 |
---|---|
2回線 | 500円/回線 |
3回線以上 | 1,000円/回線 |
例えばギガホを家族3人で契約した場合は一人当たり5,980円で利用できます。
今回から家族向けのプランはなくなりましたが、代わりに複数回線契約することで割引が受けられる、ということですね。
両プランともドコモ光セット割が適用可能
新プランは両方ともドコモ光とのセット割「ドコモ光セット割」が適用できます。
同一の「ファミリー割引」グループ内で1人でもドコモ光を利用している場合はプラン料金が以下の通りに割引されます。
プラン | 割引額 | |
---|---|---|
ギガホ | 1,000円 | |
ギガライト | ~1GB | なし |
~3GB | 500円 | |
~5GB | 1,000円 | |
~7GB | 1,000円 |
みんなドコモ割と組み合わせることも可能。
その場合、ギガホは4,980円で利用できます。
4,980円で30GB+1Mbpsが使い放題なら結構安いですね。
ギガライトも割引を受けられますが、1GBの場合は割引されないので要注意。
docomo withや月々サポートは終了へ
ギガホとギガライトの登場に伴い、docomo withや月々サポートはサポートは終了となります。
2年ごとに最新のスマホを購入していた人にとっては月々サポートの終了は痛いですね。
月額料金は安くなりますが、端末代はこれまで以上に高くなる可能性があります。
なお、現在docomo withや月々サポートを利用している場合は今後も適用されるみたいです。
従来のプランと比較してみる
とてもシンプルな両プランですが、実際にこれまでのプランと比べて安くなったのでしょうか?
従来の「ウルトラデータパック」「ベーシックパック」と今回の新プランの料金を比較してみました。
なお、価格はすべてプラン料金のみかつ税抜きです。
ギガホとウルトラデータパック
まずはヘビーユーザー向けのギガホとウルトラデータパックの比較です。
ウルトラデータパックはシンプルプラン+spモードの料金も含みます。
データ通信量 | 月額料金 | |
---|---|---|
ギガホ | 30GB | 6,980円 |
ウルトラデータパックL | 20GB | 7,280円 |
ウルトラデータパックLL | 30GB | 9,280円 |
ウルトラデータパックL・LLのどちらと比べてもギガホのほうが安いですね。
とくに同じ容量のLLと比べると2,300円も安くなっています。
4割とはいきませんが、3割くらい安くなりましたね。
ギガライトとベーシックパック
続いてギガライトとベーシックパックです。
ベーシックパックには7GBがないので、5GBまでと比較しています。
ベーシックパックはシンプルプラン+spモードの料金も含めています。
データ通信量 | ベーシックパック | ギガライト |
---|---|---|
~1GB | 4,180円 | 2,980円 |
~3GB | 5,280円 | 3,980円 |
~5GB | 6,280円 | 4,980円 |
同じ容量で比較してもギガライトのほうが安いですね。
いずれも1,000円以上安くなっています。
ライトユーザーの場合も、新プランのほうが月額料金が安くなります。
端末を買う場合はこれまでより高くなる可能性も
ギガホ・ギガライトともに従来のプランより安くなることが分かりました。
しかし、これはあくまでも端末代を除いた場合です。
新プランではdocomo withや月々サポートは使えなくなります。
そのため、端末を新しく買う場合はこれまでより高くなる可能性もあります。
まとめ
個人的にはギガホ・ギガライトともに、今までよりはシンプルで分かりやすいと感じました。
僕も端末購入サポートの期限が切れたら、新プランに移行したいと思っています。
一方、月額料金については確かに安くなりましたが、端末代を含めるとどうなるか微妙。
安くはなりましたがauやソフトバンクの現プランとさほど変わらないなという印象です。
やっぱり、単純に安さだけを求めるなら格安SIMのほうがまだまだ安く済みますね。
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